ちきりんの新刊、Kindleで読みました!
ちきりん「自分の意見で生きていこう」
ちきりん4部作の最終章
前の3冊誰も面白いしハッとさせる
今回の「自分の意見で生きよう」は親や周囲に合わせて、もしくは批判されるのが怖くて何も言えなくなっている人
または自分で考える事をしてこなかった人
のために、今、いかに自分で考えずに生きているかの気付きを促し、どうしたら自分の意見で伸びやかに生きていけるかを指南した本です。
自己啓発本って「こうすると上手く行きますよ!」っていう型を押し付けてきて、本当は一人一人考え方も環境も違うのに、言われた通りにすればさも上手くいくような言いっぷりで困るんですが
ちきりんはそうではなく、どうしたらいいかはちゃんと自分で考えなさいよ!と言ってます
考えない人が、洗脳系の新興宗教や自己啓発にハマるのは答えがない問題に対して「こうですよ」と言い切ってくれるから安心して付いていってしまうんだけど
それはアドバイスを求めすぎる人も同じ
問題には必ず答えがある、と教えている日本の教育環境の弊害なのか、どうしても正解【らしきもの】が欲しくてそれを他人に求め続けてしまうのでしょうね。
ブログなんかで自分の意見をはっきり言ってしまうと、それに反対の意見を持つ人たちに何か言われてしまいますが
別にそれはいいんじゃないかな、と私は思います。
違う人間なんだから、反対の意見を持つ人もいるでしょう。
あなたはそう思うのね、私はこう思うんですよ。で、ハイおしまい。
違う意見を表明する事は、他の人の意見を否定する事とイコールではありません。
もし、利害が絡んで意見を否定しなければいけない事があったとしても、人格まで否定することではない。
つまり、自分の意見を表明するリスクを恐れることはないんですね。
この本にはそう言ったことが書いてあり、とても共感できました。
人が気になって思い切った行動が出来ない人は、ぜひ読んでみてくださいね!