転ばないでね | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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年内最後の佛法寺運動教室。
今年はコロナにも負けずに休まず続ける事ができました。お寺さんにもご参加の皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。




今週は各クラスでご高齢の方の転倒による怪我の知らせを聞きました。

どうと言うことのない道端で、ちょっと躓いて転び、手を地面について手首や前腕を骨折したとの事。ある方は顔がアザだらけで、ポケットに手を入れて歩いていて転んだ時に手が出ず、顔から転んだと言う話です。

整形外科医の話によると、冬は濡れて地面が滑りやすい、寒いので厚着、身体がこわばってバランスが取れない、などの理由で高齢者の転倒による骨折が多くなるそうです。

転倒して腕や手を骨折した疑いがある場合、後に浮腫んで指輪が外せなくなり血流が阻害される可能性がある事から、すぐに指輪を外してやった方が良いそうです。
覚えておこう…





転ばないためには

・滑らない
・躓かない

のがとても大切です。


滑らない為には

・滑りやすいところは歩かない
・滑りにくいソールの靴を履く
・着地の時のバランス感覚を鍛える 
と良いでしょう。


滑らないソールは凹凸のあるラバーソールが良いのですが、ウォーキングに使う場合、ソールの反りなどとの兼ね合いも大切なので専門店で相談されるといいでしょう。
私はメレルが好きです。





また、躓かないためには

・腿がしっかり持ち上がる
・つま先がしっかり持ち上がる

事が必要です。

腿を持ち上げる、大腿四頭筋や腸腰筋のトレーニングや、つま先を持ち上げる前脛骨筋のトレーニングは、高齢の方が多いレッスンでは意識して取り入れています。

また転んだ時にすぐ手が出るように、ポケットに手を入れず、手袋をはめる。
手を床につくエクササイズをしておく。
骨密度を高めておく、ことも大切です。


これをお読みの皆さんも身近なトレーナーに相談してみて下さいね!


朝イチの調整池は朝もやが温泉みたい。
綺麗ですね。