今日でコロナの可能性のある患者さんを診察した時に加算される保険点数が終了となります。
他の感染症ではこのような点数はありませんから、保険点数上は普通の感染症と同じ扱いになりました。
さあ、これからどうなるのでしょう。
確かに小児科の世界ではコロナは普通の風邪と同じ感覚です。
コロナが原因でうちから病院に紹介した例は、この1年1人もいません。
乳児にとっては今流行っているヒトメタニューモウイルス感染の方が断然怖い病気です。
でもまだまだ社会の認識はそうはなっていません。
一部の保育施設ではいまだにコロナに対して過敏と思える対応を求めるケースがあるようです。
子どもにとって、それは利益になりません。
よく述べているように、2020年に実施された全国一斉休校の影響は今でも子どもに影を差しています。
明日から新しい年度が始まります。
子どもたちの笑顔が増える2024年度になる事を願っています。