日々雑感

日々雑感

西宮市の小児科医のブログです。

さあ、昨日の日記で「今日はこどもの新型コロナワクチン接種について書きます」と約束しました。

そこでまずこちらを読んでいただきましょう。

 

これは6月16日付で日本小児科学会が出したコメントです。

これを読むと、まずこどもに携わる職種の大人に対しての接種について書かれています。

そしてこの人たちには積極的に接種を勧めています。

次に重篤な基礎疾患を持つこどもに対しての接種についてです。

先程の大人に比べるとややトーンダウンした感じでしょうか。

基礎疾患があるということは主治医がいるということです。

ですから「その主治医とよく相談して決めてね」との内容になっています。

最後に書かれているのは、健康なこどもに対しての接種です。

いきなり「12歳以上の健康な子どもへのワクチン接種は意義があると考えています。」と来ました。

と書いておきながら、その後はこんな感じになっています。

「子どもへのワクチン接種は、先行する成人への接種状況を踏まえて慎重に実施されることが望ましく、また、接種にあたってはメリットとデメリットを本人と養育者が十分に理解していること、接種前・中・後におけるきめ細かな対応を行うことが前提であり(中略)小児COVID-19が比較的軽症である一方で、国外での小児を対象とした接種経験等では、ワクチン接種後の発熱や接種部位の疼痛等の副反応出現頻度が比較的高いことが報告されています1)。十分な接種前の説明がないまま副反応が発生することがないようにすることが重要です。

 最近イスラエルや米国などから、若年男性におけるワクチン接種後の心筋炎の発症が報告されています9, 10)。ワクチンとの因果関係やその臨床像・重症度についても、まだ十分な情報は得られていませんが、学会として今後も情報を収集し発出していきます。当委員会では、小児のCOVID-19に関する論文を抄訳して学会ホームページ上で発表11)しています。今後も新たな情報をもとに更新していきます。」

最後まで読むと、「一体どっちやねん」と言う気がします。

どうしてこんなことになったのか、それはちゃんとしたデータがないからです。

特に後から接種対象となった12歳から15歳のこどもについては、他の国でもそれほど多くの接種がまだなされていません。

ですからその副反応についてはっきり言い切れないのです。

 

ここからはあくまで私の現時点での考えです。

高校生は本人並びに保護者が副反応の事を十分理解しているのであれば、接種をすればいいと思っています。

ただしそれは個別接種が大前提です。

中学生については、もう少し様子を見てもいいのではないかと考えています。

幸か不幸か日本は先進諸外国に比べて予防接種で出遅れました。

だから、もう少し待っていると先を進んでいる他の国でのデータが出てくるはずです。

小児科学会の文面にもあった心筋炎についても、ワクチンの副反応なのか単なる紛れ込み(たまたまワクチン接種後にその病気になっただけで、ワクチンとの因果関係はない事象)なのかがわかると思います。

少なくとも3か月、できれば半年くらい先延ばしでもいいのではないでしょうか。

河野大臣が夏休み中に接種を終わらせることを勧めていますが、それは拙速だと思います。

ただこれも最終的には本人もしくは保護者の意見が最優先になります。

接種希望を持っている中学生の接種を拒むことはしません。

 

私自身はワクチン推進派です。

新型コロナワクチンも自分は進んで受けましたし、家族にも受けてもらおうと思っています。

ただ、中学生の接種については今の時点では慎重にならざるを得ないと考えています。

良いニュースが入ってきました。

 

学校現場を知る文科省としては当然の判断です。

私は厚労省や河野大臣が横槍を入れるのではないかと心配していました。

特に河野大臣は「夏休み中に中高生の接種を完了させればいい」なんておっしゃっていたので心配していました。

 

6月8日の日記に書いたように、私は学校の集団接種には反対でした。

 

もし学校での集団接種が行われるのであれば、その出務は断ろうと思っていたほどです。

ですから今回の政府の判断は大歓迎です。

 

こうなると中高生は個別接種になります。

その方が本人も安心して接種できるでしょう。

その際、必ず保護者の方は一緒に受診してください。

くれぐれも本人1人で接種に行かせないでください。

未成年の予防接種には原則保護者の同席が必要となります。

 

そして接種の必要性については、明日の日記をお楽しみに~~~

 

今日は夏至です。

いつの間にかこんな季節になっていました。

今年は梅雨入りが早く、そして常にどこかで新型コロナが心に影を差していたので、初夏のいい季節がとても短かった気がします。

これからワクチン接種が進んでいけば、新型コロナを気にしなくていい夏になるかもしれません。

そうなってほしいと心の底から願うばかりです。

 

さて昨夜家でYouTubeを見ていました。

その中でとっても惹かれる動画がありました。

それがこちらです。

 

[THE FIRST TAKE]はお気に入りのコンテンツです。

だから他に見るべきものがない時は、これを選んでいます。

昨夜は事務仕事をしながら聞いていました。

そしてこの曲がかかった時、思わず仕事の手を止めて見入ってしまいました。

何か惹かれるんですよね、この音律。

決して新しくないのでしょうけれど、歯切れのいいベースとヴォーカルがPOPな気分にしてくれます。

映像を見ていると、ベースはOKAMOTO'Sのハマ・オカモトくんではないですか!

これでますます好きになりました(わたし、ちょっとだけOKAMOTO'Sのファンなんです)。

PVはどんなんかなと思って検索したら、これまた大当たり!

 

ヒロインとして出演しているボディビルダー(櫻井美沙希さんと言う方らしいです)の肉体美が、ジム(実は普通のスポーツジムではなくて、ボディビルダーの方も多く来られているジムなんです)に通っている私にはど真ん中でした。

そんな理由で、昨夜から私の頭の中には「セーラ、セーラ☆ムン太郎」のフレーズがリフレインしています。

 

はい、今日の内容も全く医療に関係しないことでした。

 

 

昨日は、高齢者対象の新型コロナワクチン集団接種に出務でした。

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(この写真は1回目の出務に撮ったものです)

集団接種に出務するのはこれで3回目です。

1回目が5月22日で、この時が西宮市における高齢者対象の集団接種の初日だったので現場もまだ手探り状態でした。

2回目は6月5日、これは医療者向けの接種でなおかつ皆さん2回目の接種だったのでとてもスムーズに事が運びました。

3回目の昨日は1回目と同じ会場でした。

1回目の時は試運転の意味合いもあったのか接種は2ブースで行い、また1ブース当たりの接種者も3時間で30人余りと余裕を持った設定になっていました。

昨日はブースが3つに増え、そして1ブース当たりの接種者も3時間で46名と増員されていました。

それでも接種自体は余裕を持って行う事ができました。

と言うより、もっと多くの人数に接種できそうでした。

1ブースに医師1名、看護師1名、そして事務方1名が配置されています。

医師が問診を行い、接種は看護師が担当、予診票や接種済証の処理は事務方がしてくださいます。

接種を受けられる方によって個人差がありますが、平均すると一人当たりにかかる時間は2分から3分程度です。

そして普段暴れるこどもに注射を行なっている私たちにとっては、注射自体はとてもあっさりと終わっていく気がしました。

高齢者が対象なので問診に時間がかかるのではと思っていましたが、その点は拍子抜けしたくらいです。

また高齢者の方は寒がりなので、長袖を着込んで来られて腕がうまく出せないことがあるのかと思っていましたが、さすがにこの時期なのでそんな方はおられませんでした。

ただ接種している光景を家族に動画で撮ってもらう方(本当はダメなんでしょうけれど、その方だけしか映像に入らないことを条件にコッソリ撮っていいことにしました)、受付の対応について私に不満をぶつける方(「あんなやり方しとったら戦前やったら鞭でしばかれてるで、こんなんやっとったら戦争で負けてまう」と息巻いておおられました)、接種する腕を確認するために「右利きですか?」と尋ねたら突然「私の私の彼は、左利き〜」と歌い出す方(でもこの方、実際には右利きでした)、といろんな方がおられました。

それでも自分の中では仕事に従事している時間よりも待ち時間の方が長く感じたくらいです。

だから今の1.5倍の人数は問題なく接種できる気がしました。

ただネックになるのが15分の待機時間です。

昨日も待機場所がうまってしまって接種ができない状態が発生しました。

これは2回目の会場でも起こっていた事で、もしかするとここが一番の問題点かもしれません。

あとはもし万が一アナフィラキシーなどが起こった時の対応でしょうか。

昨日の会場にはちゃんと医薬品が準備されていました。

それでも実際に事が起こった場合、どのように人が動くのかが難しいところです。

特にその場で初めて出会った人と救急の対応をするのはコミュニケーション上のエラーも起こりやすくなります。

幸い私が出務した3回は診療所の看護師さんがペアになって仕事できたので、そのようなリスクは少なかったと思います。

これから集団接種を継続していくのであれば、チームとしてユニットを形成し、毎回そのユニットで従事するような方法も必要になるのかと思います。

 

今の状態だと、西宮市でもどうにか7月中には高齢者の接種が完了しそうです。

その後徐々に若い世代に接種対象が下りてきます。

どうも市の方針では各医療機関で行う個別接種より集団接種に重きをおくことになりそうです。

先日も9月末までの集団接種出務希望調査が医師会から送られてきました。

これからも今の経験を活かし、安全かつ効率的な接種方法を探っていく必要があると強く感じました。

市の担当者さん、大変でしょうけどよろしくお願いします。

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私の中で、日清食品の中の三巨頭は「チキンラーメン」「カップヌードル」それに「UFO」です。

その中で、今日はこちらをいただきました。

濃厚ソースに大盛、その上バナナとレッドブル‼️

これは無敵でしょう。

出来上がりはこんな感じです。

ダイエットなんて忘れてしまいました。


さあ、これから新型コロナワクチンの高齢者向け集団接種に行ってきます。

これだけエネルギーを補給すれば、怖いものなしです。