この4月から新しいワクチンが導入されます。
4種混合ワクチンとヒブワクチンを合わせた、5種混合ワクチンです。
海外では以前から使われていたワクチンで、それが日本でも使用できるようになりました。
良いことだと思います。
2本打たないといけないのが1本で済むのですから、子どもが痛い思いをする回数が減ります。
これを歓迎しない親御さんはおられないでしょう。
問題は、この5種混合ワクチンが2社から発売されていて、その二つが実は性質が少しだけ違うことです。
一つは阪大微研から発売される「ゴービック」、もう一つはKMバイオロジクスから出される「クイントバック」です。
この二つに効果や副反応の差はありません。
違いは「ゴービック」に含まれているヒブワクチンの成分が海外で生産されているのに対し、「クイントバック」はそれが国内生産であること、そして「ゴービック」は既に溶解されていてすぐに使用できるのに「クイントバック」は使う前に薬剤を溶解する手間がかかることです。
このどちらを選ぶか、それを今悩んでいます。
看護師さんの手間を考えると「ゴービック」が断然優位です。
ただ「クイントバック」は全て国産というところに惹かれるものがあります。
今のところこの二つの交互接種は原則認められていません(ただし変更される可能性はあります)。
もう来週から始まるので早々に決めないといけないのですが、優柔不断な私はまだ悩んでいます。