お彼岸時には
なぜか亡き両親の記憶がよみがえる出来事が多く、私は、それを何らかのメッセージだと感じています。
先日、ライオンが宙を見ている写真をネット上で見つけました。
あー、これと同じ角度でそっくりな父の横顔の写真があったなー。
かつて介護をしていたブログを読み返してみたり、メモリアルビデオを久々に見て涙したり。
遠い記憶がとても身近に思えました。
その中から見つけた父の横顔の写真。
これは何度も何度も、自宅から病院に救急車で運ばれた直後、点滴を受けている時に撮ったもの。
何かを悟っているような雰囲気がしてカメラにおさめたのでした。
幼い頃から、「強さ」という印象からライオンのような人だと思ってきたので、この写真と上記のライオンの写真が私の中ではかぶったのです。
思いがけず、さまざまなことを
このお彼岸で思い出し、
ちゃんと報告しなければならないことがあったことも気付かせてもらいました。
まだ墓前で報告していないこと。
それは、ちょうど今年、お彼岸入りする19日に、私の大失敗した出来事に一つのピリオドという区切りがついたことです。
約4年間という月日。
40代で自分の身に起こったことは、まずはじめに介護生活からはじまって、それから、まさか、まさか、まさかの出来事の連続で、同じような経験をもつ人はまずいないであろうその数々の出来事は、本当に自分の血となり肉となっています。
最後、40代から50代に突入するまでの約4年間は、多くの人にご迷惑をかけ、多くの人を失い、多くの反省をし、多くの赦しを乞いながら、今月19日を迎えました。
お彼岸入りとともに、ようやく50歳にチェンジしたような気持ちです。
ここからの10年間、私はやはり、自分の中で塀の外の囚人として生かされている感覚をもちながら、ささやかながらの日常生活をうまずたゆまず、日々重ねていく所存です。
父のライオンのような強さが、DNAで流れているとしたなら、この10年で生かせるよう人様に役立つことを意識した生き方を、一歩ずつ進めてまいります。
今、自分の命があること、生かされていることに感謝します。
今日は、そんな自分の決意のような気持ちを
墓前にて両親とご先祖さまに伝えてきます。
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