【京都】 寺町京極から三条・高瀬川 【記憶の中の景色を探して・・・】 | Sepia Wind deux

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さて、7月の京都に戻ります。

昼間に『糺の森』→『下賀茂神社』→『高野』→『四条烏丸』と回った日の夜の写真です。

夜と言っても夕方から?

『寺町京極』から『新京極』→『三条高瀬川』→『四条大橋』→『八坂神社』と歩き撮りをした感じですね。

 

写真がとにかく多いので今日はその前半を。

 

 

寺町京極

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Batis 18mm F2.8

 

 

私の毎度のパターンなんですが、午前中にその日の昼間に撮りたい場所を回り、お昼ご飯を食べてから昼過ぎにホテルに戻ります。

まあ、この間にホテルで部屋の清掃をしてもらっておくと。

 

で、ホント暑い夏ですから当然のようにすごい汗をかいており。

風呂に入ってさっぱりして、夕方の夜の撮影まではゆっくり身体を休めるわけで。

この日も18時ぐらいにホテルを出ましたかね?

 

 

四条寺町 真ん中から左手に提灯がずらりと並んでるのが『御旅所』

『祇園祭』で最も重要な三基の神輿は17日から24日までのあいだ、この御旅所に安置されています

 

これも寺町京極

 

寺町京極入口付近にあるお好み焼きと焼きそばの店『Mr.YoungMen』

名前が昭和すぎるなあ(笑)。たぶん私が学生の頃からありますね

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Batis 18mm F2.8

 

 

まあ、事前の予定では夜のイベントみたいなものを撮りにいこうかとも考えていくつかピックアップしてたんですが。

初日の『貴船神社』から戻る叡電で外国人客がすごく多くて・・・。

 

これも記事で書きましたが、『祇園白川』も、ホテルに戻るバスもすごく海外の人が多くて正直面食らっていました。

それで有名どころとか一見美しそうなイベントは、海外のお客さんが多いだろうと予想もつきましたから、この日の昼間は『下鴨神社』を訪れていたわけで。

 

 

『錦天満宮』。寺町側から

 

 

『錦天満宮』。新京極にあるんですが、天満天神(菅原道真)を祀っているとのこと

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Batis 18mm F2.8

 

 

それと、昼間、四条烏丸付近で後祭用の山鉾を撮ったんですが、やっぱり四条河原町付近の繁華街も懐かしいなあ・・・、みたいな気持ちも出てきて。

 

私、一年生の時、右も左もわからない頃に何度か寺町京極や新京極を訪れていたことがあったんですね。

もちろん、その後も何度か足を踏み入れたことはあるんですけど、やっぱり最初の印象が強くてそれが今も残っていると。

 

 

 

新京極から河原町三条へ

 

これも三条通

Nikon Z6 Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical

 

 

そうそう学生時代、寺町京極で一番印象に残っているのは、わらじカツの『洋食ムラセ』でした。

 

銀色の食器とか平べったく大きなわらじカツ、店のたたずまいも何とも大正ロマンっぽい雰囲気で。

ここは卒業した後も、何かの用で京都に来た際にも食べた記憶があります。

かなり前に閉店したと聞いていますが・・・。

 

で、ふたつの京極通をサラッと撮り歩いたあとは三条通へ。

 

 

河原町通の『BAL』。外装は変わってますけど、今もあるというのがすごい・・・

 

『ホテルリソル京都』。後藤象二郎がここにあった醤油商『壺屋』に寄寓していたとのこと。

昔『京都ぶらり歴史探訪』で幕末のこの界隈のジオラマみたいなものを紹介していたような・・・

 

『タイムズビル』。これも学生時代からありました。安藤忠雄氏設計です

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Batis 18mm F2.8

 

 

三条通と言うと、京阪三条駅から河原町付近を思い浮かべる方が多いとは思いますが。

私の学生時代の思い出だと、ひとつには2年生から住んでいたのが二条駅前付近というのもあって・・・。

 

烏丸通から西側のさほど広くない三条通も、町屋と並んで小さなレストランとかがあってなんとなく印象に残ってたり。

で、堀川通から千本通までの『三条会商店街』というアーケードのすごく長い商店街もよく立ち寄っていましたね。

 

 

これもタイムズビル

 

三条通

 

三条通から細い路地を通って一本南へ

Nikon Z6 Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical

 

 

で、個人的三条通ですが。

 

もうひとつはDISCOがたくさん入居していた雑居ビルが並ぶ、河原町三条から一本南側の通り。

なんか今回地図で確認していたら、『竜馬通』って名前が付けられていました・・・。

 

東京で言うと、六本木のスクエアビル、新宿の東亜会館みたいなもんですかね。

三条テラスビル、とかエスパス三条ビル等々の雑居ビルがあって。

 

 

 

『龍馬通』。地図で確認していてびっくり。そんな名前の通りになったんだ・・・

 

昔は「河原町三条下ル一筋目東入ル」みたいな言い方だったと思うんですが・・・

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Batis 18mm F2.8

 

 

この『龍馬通』がまさにその雑居ビル群が建っていた通りだと思うんですけど・・・。

もう全然それらしい建物はなかったですね。

 

意外かもしれませんが当時の京都って全国でも珍しいDISCO密集地で。

あれですよ、マハラジャだけでも三軒あったぐらいで。しかも全部歩いていける距離内(笑)

 

東京でさえ、例えば同じNOVA21グループだと、青山King&Queen、麻布十番のマハラジャ、舞浜東京ベイホテル東急のエデンロック、ショッパーズプラザ新浦安のロイヤルトンの四軒ぐらい?。人口は全然違いますからね。しかも後のふたつは千葉県だし・・・。

 

 

『龍馬通』。でもなんとなく昔もこんな雰囲気あったかも・・・

 

高瀬川沿いに

 

向こうの横の通りが『木屋町通』

Nikon Z6 Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical

 

 

まあ、別にそれがどうした?というわけでもないんですが。

ただ、なんとなく昔の面影を探して写真を撮っていました。

 

もちろんそれは寺町京極、新京極でもそうでしたし、河原町三条付近の通りや建物を見るときはずっと昔の面影を探していたわけで・・・。

 

 

はい、これも『龍馬通』の大黒橋から見下ろす高瀬川

 

この付近もホテルが増えました。まあ立地が最強に便利ですからね

 

高瀬川越しに木屋町通を見やって

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Batis 18mm F2.8

 

 

そのとき、ふと思ったんですね。

 

今、この地を歩く人々。

仕事終わりのサラリーマンやOL。若い学生さんや海外旅行客などなど。

 

彼らがここで見ている光景と、私が見ている光景は一見同じ景色ではあるけれど、実は全く違うものなんだと。

 

 

これも高瀬川。左が木屋町通、右が西木屋町通

 

西木屋町通を北車屋通へ曲がるんですが・・・、どうにも慣れない呼び名ですね

 

その北車屋通をまっすぐ行くと河原町通。ちょうど『BAL』のあるあたりに出ます

SONY α7Ⅲ Carl Zeiss Batis 18mm F2.8

 

 

まあ、そんな感じで昔の景色の欠片を探していた私ですが。

同じような高瀬川、同じような柳の樹々、同じような飲食店。

 

そういうぼんやりとした全景はたしかに記憶どおりではあったけれど、結局自分が探していたような光景は見つかりませんでした。

 

 まあ、でもこうして見ると京都の夜の街の独特な空気は感じられますよね。

 

 

これも西木屋町通

 

これも西木屋町通

 

『BAL』の壁にこんな感じのギャラリー。 さすがにおしゃれですね

Nikon Z6 Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical

 

 

 この後、やっぱり記憶の景色を求めて四条河原町の交差点に向かうんですが。

あの交差点にドーンと居座る高島屋は、やっぱり京都のひとつのランドマークだなあ、とは思いますね。

 

次回は、その四条河原町の交差点から四条大橋を渡り、京都であの付近に来た時にはいつも訪れる八坂神社までの歩き撮り写真の予定です。