アスベストマン
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悲しいかなアスベスト

誠にもって久し振りの更新のアスベストマン★


実は今回の騒ぎで、8月に入ってからと言うもの極超多忙にて

家に帰宅=睡眠だった為に更新出来ないでおりました。


さて今回は、無知のお役所のいい加減さに業者は助かる!!をお知らせするつもりだったのですが

変更して、アスベストマンの近況を書かせて頂きます。


8月に入って急激に忙しくなったのには理由がありまして

それは・・・・・幼稚園や学校が長い長い夏休みに入ったから。

生徒の居ない間に、さっさとアスベスト処理をしてくれろ~~ってな

場所が多かった為に、重なった仕事でフル駆動だったアスベスト処理業界。


あまりの吹き付け面積の多さに

計画では夏休み中に終わるものが終わらず

始業式をずらした学校まであるほどである。

それだけ目には見えない部分に隠れているのがアスベストなのであるが

隙間から飛散している可能性も否定出来ないのが悲しい・・・・・。


一度吸引したからと言って、ガンになるとも限らないのだが

一度でガンになる人もいる恐ろしいアスベストは

繊維が肺の奥深くまで入り込み、コラーゲンと結びつき組織を蝕む。

レントゲンで写すと、白くプツプツと影ができるので直ぐにわかります。


今のアスベストマンが言える言葉は

この夏から年末にかけて、日本全国のあらゆる場所で

あるときは説明会を設け、あるときは極秘のうちに

アスベストの処理が進められます。


業者にいたっては、忙しい中

次の現場に間に合わせる為にある程度、手を抜いた工法をとる業者も出ている事と思います。

だからこそ今が注意しなければならない時期なのだと

アスベストマンは考えます。


万が一、自分のオフィスビルで

何やら筒の様なシート(養生材)やガムテープやらを運んでいる工事の様な業者がいたら

疑って下さいませ。


本日からアスベストマンは都内の大手銀行電算ビルの

地下のアスベスト処理を始めましたが

「くれぐれも、オフィス内の人達には気付かれない様に!」が

ゼネコンの、お言葉でした。


あなたの後ろにアスベストはあるのです・・・





アスベスト除去前の隔離養生

吹き付けされたアスベストを取り除くには

その前に隔離養生と言う大切な作業がある。


除去したアスベストが外部に飛散しない様に

シートを使い完璧に密閉し

外部と室内を遮断してしまう作業で

わずかなアスベストの飛散も許されない厳しい作業なのである。


写真は、あるマンションの解体時の

一室の養生の途中の写真である。


隔離養生


ビニールシートで密閉された室内は

農家のビニールハウスと同じで温室化してしまう。


その中で除去作業するのだが

薬剤散布と水分散布で湿度までもが上昇して

不快指数は全開である。


実は、アスベスト除去業者の儲けを取れる作業の中で

ひとつにこの隔離養生があげられる。

いかに早く確実に作業が出来るかで違いが出るのだが

早くだけを優先させている業者もあり

つなぎ目から飛散していたり、粗末な養生のせいで

除去作業時に、シートが崩壊してもれる危険性も大きい。


ちなみに昨日まで横浜のみなとみらい近辺での作業をしてたのですが

養生した部屋の中は

温度37度の湿度80パーセント★

防護服を着ての作業は、サウナの中で体操でもしている気分で

45分が中での限界時間で

外に出ると寒さに体が震えだす気温は35度(笑)


プロサッカー選手が試合する時以上に

水分とカロリーが消費される夏の作業に

本日、カラータイマーが点滅して、お休みしたアスベストマンでした。


次回は、無知のお役所のいい加減に業者は助かる!で斬らせていただきます。


エレベータに乗ってアスベスト吸ってるじゃん!!

悪性中皮腫という名の病名。


アスベストを吸入して数十年の潜伏期間を経て

発病する恐ろしい病気だ。

今日は、誰もが乗った事のある

エレベーターとアスベストの関係について話したいと思います。


何気なしに乗るエレベーターの中が

実はアスベストや粉塵で汚れていたとしたら・・・・・


エレベーターは太いワイヤーと言う鉄のロープで

昇降しているのですが

その太い鉄のロープを収納しているのが

ビルの最上階部分にある

エレベーター機械室と言う場所。

(エレベーターが有るビルには必ずあります)


またそのエレベーター機械室も防音と耐火の為に

アスベストが吹き付けてあるのが普通で

最近は緊急で除去を依頼するオーナーさんが後をたたないのが現状。

しかしアスベスト除去と言うと聞こえが悪いので考える。


例えば2機あるエレベーターの内

片側のエレベーターを止めて点検中!とか

工事の為使用禁止としてアスベストの除去を行うのだが

勘がいい人もいるので

最近は、皆さんが帰宅した後の深夜に

作業を行うのが増えております。


エレベーターの中にもファンが回り、送風機能があるのだが

その送風の中にも・・・アスベストが・・・・・。

先程のエレベーター機械室の鉄のロープの行き来する部分は

筒抜けになっていて、アスベストが侵入する割合は90パーセント強。

しかも機械室だけではなく

エレベーターの行き来する内側の壁にも付着しているのだ。


アスベストの被害は

これから、とてつもない数に発展してしまうだろう事が

アスベストマンには切ない。


そこにアスベストがあるかぎり

駆けつけ除去して安全な地球を取り戻す事を使命とする

アスベストマンなのであった・・・・・

アスベストマンの変身後

真っ白な使い捨てのツナギと空中に舞うアスベストや粉塵を カットする

この格好がアスベストマンの変身後なのである。


隔離養生(後日説明)の中での作業なので

この姿を目にする事は少ないはず。タイベック


最近のニュースや報道のせいで

アスベスト戦隊は、休日返上の大忙しで

オフィスなどの天井裏などに吹き付けてある

アスベストの除去作業をしているのだけれど

オフィスビルの危険性について、ひとつだけお話しましょう。


出社して帰るまでオフィス内で仕事をしてる人が危ない!

特に、古い高層ビルについては・・・間違いないのである。

例えばA君がいて

おはようございます!で自分の席に着席しPCに向かって1日作業したとしましょう。


A君の真上の天井の中に、アスベストが吹き付けしてあり

小さなすき間からオフィス内に

少量ながら、アスベストが飛散してきての吸入

次に最も怖いのが、空調によって室内に流れ込んでくるアスベスト。

場所によっては一度取り込んだ外部の空気を

空調機械室なる場所から送り込む場合

その空調機械室という場所には

残念ながらアスベストを吹き付けてある割合が高いのである。

その空気が室内に流れ込んできたら・・・

一度、自分のフロアのどこかに

空調機械室なるものがないか確かめて欲しいのだが・・・


管理人しか入れない扉の奥に

アスベストがびっしりと・・・よくある話なのだが

管理会社やビルのオーナーが

テナントを借りている会社には内緒にし

アスベストの言葉も出さず

違う工事名目にして

知らない間に除去してしまうのが今の現状ですね。


次回は、エレベーターに乗ってアスベスト吸ってるじゃん!をお知らせ致します。






アスベスト(石綿)被害から地球を救う!アスベストマン

最近、ニュースや新聞などで話題のアスベスト

肺がん中皮腫などを引き起こすと言われているアレだ。


そのアレってのが↓だ。


アスベスト


天井裏などに付着している

モコモコとしたグレー色の綿状のもので

軽くて空中に浮遊しやすい特性も持ち合わせている。


これを吸入すると・・・ヤバイのである。


最近の一連のアスベスト報道に

「ついに出てしまったのね」と思ったのが

正直な気持ちのアスベストマン。


業界の裏話など、これから不定期ではありますが

紹介していきたいと思っております。


大丈夫と思っている、あなたのそばにも・・・

眠っているアスベストが・・・・・