エレベータに乗ってアスベスト吸ってるじゃん!! | アスベストマン

エレベータに乗ってアスベスト吸ってるじゃん!!

悪性中皮腫という名の病名。


アスベストを吸入して数十年の潜伏期間を経て

発病する恐ろしい病気だ。

今日は、誰もが乗った事のある

エレベーターとアスベストの関係について話したいと思います。


何気なしに乗るエレベーターの中が

実はアスベストや粉塵で汚れていたとしたら・・・・・


エレベーターは太いワイヤーと言う鉄のロープで

昇降しているのですが

その太い鉄のロープを収納しているのが

ビルの最上階部分にある

エレベーター機械室と言う場所。

(エレベーターが有るビルには必ずあります)


またそのエレベーター機械室も防音と耐火の為に

アスベストが吹き付けてあるのが普通で

最近は緊急で除去を依頼するオーナーさんが後をたたないのが現状。

しかしアスベスト除去と言うと聞こえが悪いので考える。


例えば2機あるエレベーターの内

片側のエレベーターを止めて点検中!とか

工事の為使用禁止としてアスベストの除去を行うのだが

勘がいい人もいるので

最近は、皆さんが帰宅した後の深夜に

作業を行うのが増えております。


エレベーターの中にもファンが回り、送風機能があるのだが

その送風の中にも・・・アスベストが・・・・・。

先程のエレベーター機械室の鉄のロープの行き来する部分は

筒抜けになっていて、アスベストが侵入する割合は90パーセント強。

しかも機械室だけではなく

エレベーターの行き来する内側の壁にも付着しているのだ。


アスベストの被害は

これから、とてつもない数に発展してしまうだろう事が

アスベストマンには切ない。


そこにアスベストがあるかぎり

駆けつけ除去して安全な地球を取り戻す事を使命とする

アスベストマンなのであった・・・・・