フォームが悪くたってイイじゃないか!
そもそも趣味は不毛。
自分が好きに出来ればイイじゃないか!!
——他人に迷惑さえかけなければ。
たとえ自分を棚に上げて、すれ違う他人のフォームに心の中でケチをつけたっていい。
それを「他人のフリ見て我がフリ直せ」に昇華できるなら、それはもう立派な学習だ。
※くれぐれも口には出さないこと。ここ重要。
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休日、自宅近所を流していると、必ず見かける同世代のおじランがいる。
平日の真っ昼間から、頭の先から足の先までフル装備。
ウェアもシューズも意識高めで隙がない。
…羨ましい。
貧乏おじランの小生とは対極の存在である。
ただ一点、どうしても気になる。
「あ、この人、YouTubeで勉強したな」感がすごい。
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いや、全然イイんですよ。
むしろ学ぶ姿勢は素晴らしい。
ただね…
・背中に板でも入ってるかのような直立姿勢
・「前ならえ」的に固定された肘角度
・肩関節主体のぎこちない腕振り
・そして足元は高級レーシングシューズなのに
フォアフットどころか“つま先チョンチョン走り”
情報は入ってる。だが身体に入ってない。
このアンバランスさ、実に現代的。
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本当に大きなお世話なのは百も承知。
趣味なんだから好きにやればいい。
でもね…
後ろから見てると分かってしまうんですよ。
腓腹筋のハリとつき方の左右差感。
「あ、これもうどっちか痛めてるな」というサイン。
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今の時代、情報はいくらでも手に入る。
YouTubeでもSNSでも「正解っぽいもの」は山ほどある。
でもそれを“自分の身体に翻訳する能力”はまた別の話。
ここをすっ飛ばすと、
キレイなフォーム風の、壊れやすい動きが完成する。
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安全と健康は何よりも優先する。
これはもはや
ラブアンドピースと同義語である。
速さもカッコよさも、その上に乗っかるオマケみたいなもの。
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今日もどこかで、
YouTubeを背負って走るおじさんがいる。
どうかその情熱が、怪我ではなく継続に繋がりますように。
続き...
匿名になると人はどうなるか。
簡単。
関わらなくなる。
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で、もう一つ大事な話。
挨拶できるかどうかは、性格ではない。
余裕の問題。
余裕がある人は顔が上がる。
周りが見える。だから会釈できる。
余裕がない人は下を向く。
自分でいっぱいいっぱい。だから無反応。
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つまり挨拶とは、
礼儀でも常識でもなく、
コンディションの指標だったりする。
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そしてこれはルールでもマナーでもない。
エチケット。
守らなきゃ怒られるものではなく、
相手がどう感じるかという話。
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別に挨拶しなくても違反ではない。
だが、した方が気持ちはいい。
その積み重ねが、
その場所の“空気”になる。
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結局のところ、
恩田川が良いとか
多摩川が悪いとか、そういう話ではない。
結論としては、
• 恩田川:コミュニティ型 → 挨拶文化濃い
• 鶴見川:中間 → バランス型
• 多摩川:匿名型 → 挨拶希薄
こんな感じ。
ただ、
どんな場所でも
気持ちよく走れる空気の方がいい。
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だから今日も淡々と会釈する。
返ってこなくても気にしない。
そのうち一人ぐらいは真似するかもしれないし、
しないかもしれない。
まぁ、どっちでもいい。
ただ、
感じの悪いオッサンにはなりたくないものである。
先週末、知人の結婚式でバタバタ。
珍しく(日)(月)と20km、30kmと続けて走ってみた。
年に一度の無茶。
目的は走力向上…ではなく、「回復の確認」。
この歳になると、走ることそのものより
どう疲れて、どう戻るかの方がよほど大事。
キロ何分だろうが関係ない。
蚊が止まるようなスピードでも、
老害ランナーは自覚なくしっかり削れている。
だから答え合わせは必要。
体は嘘をつかないが、本人は平気で嘘をつくので。
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そんな話はさておき。
自宅近所は恩田川、
職場近所だと鶴見川を走ることが多い。
たまに遠征で多摩川。
で、毎回気になることがある。
すれ違うランナーの“挨拶率”。
(率という言葉は好きでは無いが、敢えてわかり易く)
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恩田川。
ほぼ100%。
日曜なんか全員と言っていい。
一瞬目が合って、軽く会釈。
誰も逃げない。コミュ障バージョンが存在しない。
逆にちょっと怖いぐらい揃っている。
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鶴見川。(ちょっと広域)
だいたい8割。
まぁこんなもんか、という感じ。
挨拶する人としない人が程よく混ざる。
都会と地元の中間地点。
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多摩川。(全国区のランニングコース)
ガクッと落ちる。
目を合わせない。
合わせたら負け、ぐらいの勢いで逸らす人もいる。
さてこれは、地域性か、民度か。
…いや違う。
単純に「人数と関係性」の問題。
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恩田川は“顔が見える世界”。
母数が少なく、同じ人が走っている。
つまりコミュニティ。
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鶴見川は“半分コミュニティ”。
人は増えるが、まだローカル感が残る。
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多摩川は“完全匿名空間”。
人が多すぎる。目的もバラバラ。
ガチ勢、部活、初心者、散歩、観光。
もはや「他人の集合体」。
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