あなたは
「私はちゃんとしてるから大丈夫」
「私はそんな失敗しない」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実は今日、ある出来事をきっかけに
執筆中の原稿を大急ぎで見直すことになりました。
それは、ある方の出版されたばかりの本が、
SNSで大炎上していたからなんです。
その本の帯には、
発達障害や精神疾患の方を
「迷惑な人」と表現する言葉が並んでいました。
もちろん、そんなつもりじゃなかったのかもしれません。
でも…
読んだ人の多くが「これは差別だ」と感じたのです。
編集者さんも、関係者も、
きっとたくさんの目でチェックしたはず。
それなのに、誰も気づけなかった。
そのとき私がふと思い出したのが、
あの有名な「タイタニック号」の話。
タイタニック号は
「沈まない豪華客船」として有名でした。
だから、避難ボートは最小限。
「沈まないから大丈夫」だと信じられていたのです。
でも、実際には——
出航からわずか数日で沈没してしまいました。
この話、実は他人事じゃありません。
わたしたちの心の中にも、
同じような“落とし穴”があるからです。
・この仕事、きついけど…まだ頑張れる
・本当は辞めたいけど…みんなも我慢してるし
・苦しいけど…わがままだと思われたくない
こんなふうに、
無理していることに自分でも気づいていないことがあります。
当事者でいると、
自分のズレに気づけないことってあります。
だからこそ、
・誰かに話してみる
・書き出してみる
・少し距離をとって見直してみる
こうした「外から見る視点」が大事です。
タイタニック号は、
「沈まない」という安心感が、
かえって人々の命を危険にさらしました。
「私は大丈夫」って思ったときこそ、
一度立ち止まって、自分の心を点検しましょう。
あなたの心の中に、
“避難ボート”はちゃんとありますか?
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
この気づきが、
あなたの毎日を守る“ライフジャケット”になりますように。
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潜在意識をごっそり書き換えて夢実現の専門家
心理カウンセラー・講師
グレイスルフライフアカデミー主宰
宮岡真由美