なかなかブログを書くのが追いつかず、ほぼ1週間遅れになってしまいましたが、
先週末は地元の大学リーグを観に至学館大学へ行ってきました。
上位リーグ
中京大 3 (25-22 25-16 27-25) 0 東海学院大
名古屋学院大 3 (25-23 18-25 26-24 25-17) 1 岐阜協立大
中京大:8勝
名古屋学院大:6勝2敗
岐阜協立大:5勝3敗
東海学院大:4勝4敗
下位リーグ
愛知学院大 3 (25-16 25-13 25-23) 0 中部学院大
至学館大 3 (25-14 21-25 25-19 25-12) 1 皇學館大
愛知学院大:4勝4敗
至学館大:4勝4敗
皇學館大:1勝7敗
中部学院大:8敗
総当たりの1巡目の対戦を終えて
残りの3試合は上位・下位の4チームに分かれての対戦になりますが、
1巡目を全勝で突破して久々の優勝が見えてきた中京大は、
2期連続で上位進出して確実にチーム力を上げてきている東海学院大に
かなりしぶとく食らいつかれて
第1・3セットは20点手前で一度は先に行かれる展開になりますが、
第1セットは18-21からの5連続得点で逆転すると
サイドアウトを1回挟んで25-22で押し切って、
第3セットも中盤から追いかける展開になっても
23点で追いついてそのまま24-23と逆転すると
デュースに持ち込まれるものの27-25で粘る東海学院大を振り切って
20点を過ぎてからの勝負に強さを感じさせる勝ち方で
相手が先に20点に到達しても選手たちが慌てる素振りを見せないし、
サーブミスやスパイクアウト・ファールでの失点も減っているので
強かった頃の中京大が戻りつつあるような試合内容でしたが、
特にNO.7 曽我さん、NO.8 石川さんの安定感が格段に上がっているし、
どこからでも点が取れるのでセッターの矢野さんも気分よくトスを上げている様子でした。
東海学院大も第2セットは早々とリードを広げられて集中力が切れてしまった感じでしたが、
1・3セットはサイドアウトを繰り返してしっかり食らいついていたと思いますが
20点を超えてからはなかなか得点させてもらえなかったので、
25点がすごく遠く感じたでしょうね…
それでも1部に復帰してからは今年がいちばん戦力も充実していると思うし、
昨年のレギュラーがほぼ全員残っている所に加えて
セッターとライトを兼ねる1年生のNO.11 遠藤さんが入ってきた事で
より強力な2セッターのチームになって見ていても面白いバレーをするので
この先もしばらくは上位をキープできるチームになるかもしれません
上位戦の第2試合は1巡目の直接対決ではかなり際どいフルセットだった両者でしたが、
岐阜協立大はMB1のシフトを組んでいて、
エースの三留さんをリベロと交代させて休ませるローテを作っていたので
キャプテンのコンディションもまだ万全では無さそうです。
試合は第1セットからお互いに連続得点を繰り返す出入りの激しい展開となりますが、
大エースの三留さんに当たりが出てきた第2セットは岐阜協立大が奪い、
第3セットは再び競り合いになり名古屋学院大が終盤抜け出すと、
岐阜協立も20-23から三留さんのサーブを起点に4連続得点で逆転しますが、
セットポイントからの1点が奪いきれずに第3セットは名古屋学院大が奪うと
第4セットになるとまだ本調子ではなさそうな三留さんが
打っても打っても決まらなくなったところに
手痛い場面で岐阜協立のミスが重なって最後はあっさりと決着がつき、
岐阜協立大の優勝の可能性が消滅して連覇が途切れ、
中京が残り2試合続けてストレート負けかつ名古屋学院がストレート勝ちとならない限りは
中京の優勝となる構図となりましたが、
前日も中京大にあっさりと負けた岐阜協立大は、
コート上の選手たちがちょっと元気無さげに見えました。
大熊さんのPFU入りによる離脱、エースのコンディションが万全でないという
目に見える影響もあるとは思いますが、
上級生が少ないチームだけに脆さもあるのかもしれませんね。
一方で特に後半いい形だった名古屋学院大は強いサーブで押し込めていましたが、
全体的に好不調の振り幅が大きいけれど強いサーブを打つ選手が揃っているので
ハマれば中京相手にも一泡吹かせるチャンスがあるかもしれません。
特にNO.6の河野さんがハマった時は、
中京にとっても簡単な相手では無くなると思います…