築年数の古い木造アパート 鉄骨階段と鉄骨廊下の診断 | アサクラハウス&モアビルドのブログ

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当社のホームページをご覧になった方からの依頼で築年数のふるい木造アパートの鉄骨階段と鉄骨廊下を診断しました

 

 

 

 

 



もう既にたいへんな状態です
梁の上に廊下のデッキプレートの乗せたのでその横の仕上げはモルタル製 
経年劣化でモルタルは砕けて落下し始めています

 

 

 





繰り替えの塗装でよくわかりにくいのですが鉄骨はかなり傷んでいます

主要な構造が危ない状態になりつつあります

 

 

 






梁の上にデッキプレートを乗せるという作り方
建物なら外壁で覆い被せる事が出来ましたが
この工事した人は鉄骨に慣れていない様です
筋違いはテンションが無い状態なので無意味でした

ペンキでわかりにくいですがデッキプレートの腐食はかなりの範囲で廊下の支持としては危ないと言える

 

 

 



オーナー様もお悩みである 階段の高さ
最後の一段は廊下の収まりを計算していなかったのか他の階段の高さより高いのと 横手のモルタルの厚みの分だけ踏面がありません

階段を降りる際、少し不安を感じる様です

 

 

 

 

階段に関しては壁際に手すりが無い程度
鉄骨の塗装は必要ですが特に急ぎの課題はありません

この鉄骨造に関して廊下の床の作り直しが必要です
梁も腐食の度合いがひどいので梁と床版を取り替えることになります
費用の観点と2階にお住いの方もいますので既存と同じデッキぷーレートとコンクリート打設と言う工法では2階に上がれない時間帯が長すぎます
床を鉄板だけにして防音シートで施工する事を提案しました
そうする事により階段上部の高さの変化と踏面が狭くなることが解消します

アパート経営の上で工期と予算の問題はとても大切です

 

 

 


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