ひょっとして中にはいらっしゃるかもしれない | 浅倉卓弥オフィシャルブログ「それさえもおそらくは平穏な日々」Powered by Ameba

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まずは『君の名残を』という作品で
僕のことを知って下さり、

その作者のブログだと思って
覗きに来てみたはいいけれど、


なんだかよくわからない、
洋楽の話ばっかり、次から次へと
毎回毎回読まされてるなあ、と


まあそんなふうに思いながらも、
それでもついつい、なんとなく、

続けて見ちゃっているんだけどな、と
でもいったような感じの皆々様へ。



朗報かどうかはわかりませんが、
この度浅倉、ずいぶんと久し振りに、


某誌に木曾義仲に関する原稿を
書かせていただく運びとなりました。


いや、このタッチのテキストも
ずいぶんと久し振りなもので、


正直少なからず身構えて
しまったりもしております。


いったいどのくらい振りになるのかと
改めて確認してみたら、

実に、ほぼちょうど10年振りでありました。


そうか。確かに『君の名残を』の刊行からも
すでに11年も経ってしまっているのだから、
それも当たり前といえば当たり前なのか。



いや、何がすごいって、
最近は、学生の頃に同作や、

あるいは『四日間の奇蹟』を読みました、と
いったような方が、


結構どころではなく、仕事先に
増えてきていることですねえ。


時間って経つんだよなあ、とつくづく思います。


あ、そうか、多少説明がいるのか。


ええと、この『君の名残を』という作品には、
この木曾義仲が最重要人物の一人として
登場してきているのですね。


まあそんな背景があるものですから、
義仲を特集で取り上げるのならば、

じゃあ浅倉にも少し書かせてみようか、と
思いついて下さった方がいたという次第。


本当にありがたいことであります。


そういう訳で、
ゴールデン・ウィーク明けくらいには
入稿になる予定で進んでおりますので、

そこが無事通過できたら、
またこの場で改めて、


雑誌名、発売日など、正式に
御案内させていただくつもりです。



なお、この『君の名残を』に関しては、
今に至ってもやはり、

僕の生涯の代表作の一つであることは、
たぶん微塵も変わりがありません。
この先もそれは揺るがないだろうと思います。


もちろん同作を越えることを
常に目指していかなければならないのも、
また事実なのではありますが。



諸般の事情から、現在この本はやや
入手困難な状況ではありますけれど、

もしお目に止まる機会がありましたら幸甚です。

もっとも、ちょとどころではなく長いです。
ですから、お時間の十分許しそうな時に。



ついでながら。

この作品、平家物語の世界を舞台にしながら、
作中にIn My Lifeが登場してきます。


もちろんビートルズのあれです。

いったいどうしてそんなことが起きるのかは、
まあこればかりは、
読んでいただいてのお楽しみということで。