浅香椎茸園の5つのこだわり | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

⒈原木栽培
35ヘクタールの自己原木林と分収育林した60ヘクタールの原木林(国有林)で良質の原木を安定供給。
風味豊かで美味しい椎茸を作るために原木栽培にこだわります。




2.ほだ木作り

昔ながらの栽培形態(野伏せ)で椎茸の出やすいほだ木作りにこだわります。
野伏せ(のぶせ)は原木伐採現場に駒打ちした木を組み、木の枝で日光から守ってほだ木を育成します。
木材を分解する酵素はやや高い温度を好むので、日当たりの良い場所がいいんですよ。
草刈りで通風を良くしシイタケ菌が繁殖しやすい環境を整え、農薬は一切使わない安心・安全な栽培です。








3.品種
椎茸には300を超える品種があります。
長い栽培経験の中からおいしい品種に限定し、こだわりの椎茸を生産しています。

「にく丸」  その名の通り、肉厚でまるまるした椎茸です。
       乾燥椎茸を水戻してもぷりぷりした食感が楽しめます。



「春光」   昔ながらの椎茸の風味が楽しめ、椎茸好きにはたまらない味かも。
       開封した時の香りはおいしさの象徴です。



4.乾燥
乾椎茸は加工食品ですから乾燥の仕方でおいしさに違いが出ます。
乾燥庫内の水分量を一定に管理して乾燥するので傘に丸みがあり、芯まで柔らかく戻ります。
また、薪を使ってしっかり固まるまで乾燥するのでいつまでも美味しさを保てます。






5.椎茸の保管

乾燥が仕上がった椎茸は昔ながらの保管箱で保存しています。
ブリキの内貼りがあり、乾し椎茸を湿気から守り、おいしいさを保ったまま保存できます。
もう50年以上大切に使っています。