熊本県椎茸友の会 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

熊本県椎茸友の会は熊本県内の生産者の集まりで、年2回の研修会を行い、

懇親会で交流を深め、栽培技術の意見交換等をしています。


今回は8月23,24日に大分県に行ってきました。


1日目 8月23日晴れ晴れ


午前9時に』熊本を出発し阿蘇の小国を経由して大分県日田市へ

昼食をかねてサッポロビール工場を見学。ニコニコ

今回は視察が2日目になったので、安心してえびすビールの試飲を楽しむことができました。ビールビール



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別府のホテルに到着後、4時半より友の会の通常総会が行われました。


ホテルの温泉で旅の疲れを癒したら、夜は懇親会で遅くまで盛り上がりました。

ビールお酒ビールお酒


もちろん椎茸栽培の話が中心で、熱心に情報交換してました。




2日目 8月24日晴れ晴れ晴れ   


今日も朝からギラギラと日が照りつけます。


大分県国東市の平本雅雄氏の椎茸栽培施設を視察しました。


平本氏より栽培状況などの説明を受けました。写真はパイプを組んで上部にネットを張った人工ほだ場です。

15年ほど前の台風19号で樹木が倒伏し、椎茸栽培できなくなったため、大分県の補助を受け設置したそうです。施設内にはスプリンクラーや雨除けのビニールが設置されています。


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林内のほだ場は雑木林でした。現在、秋の発生に備え朽ち果てた古いほだ木を整理し、新しいほだ木を入れる準備をしていました。

私も秋出系のにくまるが24万個分あるので、約1万本のほだ木を廃棄し準備をしなければなりません。叫び

毎年1万本の原木に植菌すると同数のほだ木が腐れてしまいます。


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椎茸の乾燥機には排気用のダクトが取り付けられていました。ベル

椎茸は約80~90%が水分です。乾燥するとかなりの量の水分が排出されます。

この水分が乾燥室内にこもると、椎茸のヒダの色が悪くなったりします。

換気扇を回したりして対応しますが、写真のようにダクトで室外に水分を排出するとヒダが黄色く色づききれいに見えます。

それぞれ環境や施設が異なりましが、皆さんいろいろな工夫をされています。ニコニコ


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阿蘇外輪山のミルクロードを通って熊本に帰りましたが、外輪山に広がる草原は雄大で感動しました。カメラ


よく見るとススキの穂が出ていました。


少しずつ秋に近づいているようです。コスモスコスモス



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