双極性障害(躁うつ病)とは? | うつ病に人生を奪われないようにするための第一歩・・再発も防ぐその方法とは?

うつ病に人生を奪われないようにするための第一歩・・再発も防ぐその方法とは?

私は13年間という月日をうつ病で無駄にしました。
医者からは「もう治らない」と宣告され、
薬の副作用で毎日寝ているだけの生活。

復職してもまた休職を繰り返すのはなぜか?

自分が完治したからこそ言える
「うつ病は治せる!」本質に迫ります。

それって「うつ病」じゃないかも・・

 

 

双極性障害について

 
 

 

前回のお話では「うつ病」と似た病気で

「双極性障害」があるのでご自身の症状に

注意をすべき点を挙げました。

 

↓参考記事

どうしても話さなければならない「双極性障害」

 

こちらの双極性障害は「躁状態」と「うつ状態」が

交互に現れるということですが、

 

一般的に、その患者本人は躁状態を病気だと認識できません。

 

 

逆にいつもよりも調子がよいと感じて、

「これが本来の自分なのだ」と思う方もいます。

 

 

そのため、診察を受けようと思うのは、気分が落ち込んで

苦しくなった「うつ状態」のときになってしまうのです。

 

 

 

とくに双極Ⅱ型の軽躁状態はⅠ型のように激しくないので、

うつ病と診断されてしまいがちです。

 

 

 

海外では、うつ病の症状で受診した患者さんの16%が

双極性障害だったという報告もあります。
 

 

 

また、混合状態といって、「うつ状態」と「躁状態」が

混じって出現することもあります。
 

 

 

双極性障害の「うつ状態」であることに気付かれないまま

抗うつ薬で治療を続けていると、「うつ状態」が治らないばかりか、

急激に躁状態が出現(躁転)したりする恐れがあります。
 

 

 

とくに、三環系抗うつ薬と呼ばれる古いタイプの抗うつ薬では、

躁転のほかに、1年のうちに4回以上も躁状態とうつ状態を繰り返す

急速交代化(ラピッドサイクリング)を誘発してしまうことがあるので、

注意が必要です。

 

 

急速交代化

 

 

 

残念ながら今のところ、診察で双極性障害による「うつ状態」なのか

うつ病による「うつ状態」なのかを区別できる有効な方法はありません。

 

 

 

実際、双極性障害の患者さんは正しい診断を受けるまでに、

平均7.5年もかかっているといわれており、診断は容易ではありません。

 

 

 

的確な診断のためには、過去に躁状態

(例:忙しくて何日も徹夜をして仕事をした、

急にいろいろなアイデアが浮かんできた等)になったことがなかったか、

思い返してみる必要があります。

 

 

 

家族や周りの方の意見も聞いてみると、

本人も気がつかなかった躁状態に思い当たることもあります。

 

また、ご家族や親戚に双極性障害の方がいる場合には、

参考までに注意した方がいいでしょう。

 

 

 

さまざまな情報があると、より的確な判断に結びつきやすくなります。

 

 

「可愛い猫 画像」の画像検索結果

 

 

 

 

双極性障害の症状

 

 

躁状態とうつ状態の症状

 

上記のような症状に心当たりはありませんか?

それはいつごろ起こりましたか?

 

何年前のことでも構いませんので、思い当たる点は思い出してみましょう。