ワゴンR
今日の作業・・・・
ワゴンRの車高調交換を。
これが
これになりました
車高を落としたいのに上の車高調だと限界なので
下の物に交換なのですが、23ワゴンRのリアは
元々がショートストロークでアクスルとボディの隙間も
少ないので短いバネを入れるにも限度があり・・・・
しかもテ○ンの車高調を組んだお店で(どこかは知りませんが)
バンプラバーを取ってあり、ストロークしたら凄い音が
出てたみたいです
ただ、バンプラバーを入れたら入れたですぐにバンプタッチしてしまい
乗り心地も最悪になるので車高を落としたい人はアクスル加工
しないとダメですね~
で・・・その事を説明したのですが、乗り心地は無視してでも
次に入れる車高調で限界まで落として欲しいという要望で・・・
デメリットの部分があまりにも大きいのでかなり説明
したんですけどね~・・・・それでもやって欲しいという事なので
作業する事に
全下げで組んだら1Gでほぼバンプタッチ状態
その状態をTELで伝えてもそのままやってくれって
言われるので、言われるがまま作業を進めました(爆)
ラテラルロッドを調整式に交換し、フェンダーからの距離を
糸とオモリを使って調整。
フロントはリアに合わせて車高調整し、アライメント調整して
作業完了~
親類に不幸があり今晩が通夜なので
早めに閉店させて頂きますm(__)m
続エンジン不調
今日の作業・・・・・
朝イチで軽自動車のシャコタン対応燃料パイプを製作
その後はエンジン載せ替え作業の車の続きで
部品が入荷したのですぐに組み付け、エンジン始動
クーラントのエア抜きをして試乗し、問題が無い事を
確認して完成~
で・・・・エンジン始動困難なハチロクの作業を。
フリーダムのリアルタイムモニターで監視してる時に
各センサーの動きがおかしい時があり、フリーダムの
製造元のE&Eシステムの社長様に症状を伝え、
車体に問題があるのか?それともフリーダム本体が
悪いのかヒントを頂き、デスビからの信号不良もしくは
各センサーのアース不良では無いかと・・・・。
丁度、デスビはお客様から交換依頼があり新品に交換。
その際、デスビカプラーの根元の配線が
切れ掛かってるのを発見
ハチロクは古い車なので配線も熱でカチカチに
硬くなってます
この部分は以前にも何台か断線経験があるので
注意深く見てみたらやっぱり!って感じでした。
他にも吸気温センサーや水温センサー・
オルタネーターの配線等もよく断線します
線が硬くなってない部分までエンジンハーネスを剥いて
新品の配線を用意し、ハンダ付け。
カプラーもバラし、古い端子は捨てて新しい端子を
配線に圧着工具でかしめてカプラーに挿入。
これでバッチリとエンジン始動
最初よりは随分マシですが、ここまでやってもまだ
たまにエンジンが掛からない事があります
なので今度はアースを疑ってみる事に
コンピューターに信号を送る各センサーのほとんどは
インテークマニホールド部分に集中してアースされています。
ただ、排気の濃度を感知するO2(オーツー)センサーは
センサー自体がアースになってるので結果、エキマニがアースに
なってます。
他には点火信号を管理しているイグナイター(メーカーによっては
パワトラ(パワートランジスター)とも言う)はこれまたイグナイター
本体がアースになっており、取り付け部のネジでボディアースされてます。
それぞれがしっかりアースされていないと電位差が生じ、
センサーが誤作動する事があるので(これも以前に経験済み)
E&Eの社長様のアドバイスもあり、アースの点検&各カプラー・
アースポイントを外して、接点復活剤たるスプレーを吹きかけ・・・・
磨ける部分はペーパーで磨き・・・・元通りに戻してエンジン始動
今度は一発始動で、しかも何度エンジンのONーOFFを繰り返しても
百発百中でエンジンが掛かるようになりました~
多分、もう大丈夫だと思いますが県外からの作業依頼で
簡単に預かったり出来ないのでもう少し時間を掛けて
経過をみていこうと思います
で・・・ついでにコンピューターの現車合わせセッティングを行うので
空燃比計を装着し、点火時期を合わせて暫定的に燃調を合わせたら
メッチャアイドリングの回転が高くなったのでスロットルの調整を
して吸入空気の量を調整してやらないといけなくなりました
折角、スロットル回りをイジるのであれば・・・・・とスロットル・ファンネル
回りの部品のカーボンを落とすべく奇麗に洗浄
そして4つのスロットルが同調してるかをバキュームバランサーで
測定してバラバラだったので調整
アイドリングの回転を希望の回転になるようにスロットルの
ストッパーを調整し、バッチリなのを確認した後に
スロポジの調整を。
簡単に書いてますが、アイドリングは点火時期や空燃比により
物凄く変化するので、スロットルのストッパーを調整→
空燃比の確認→スロットル開度が変われば空燃比も変わっているので
微調整→ストッパーの微調整・・・・・こんな感じで
ちょっとずつ確認をしながら作業を進めていきます。
あとはフリーダムの各係数の変更・各補正の入力等・・・・
卓上で出来る部分(実走するまでにやっておかないといけない部分)の
入力を行いあとは実走するのみです
ですが、100%始動不良が直ったのを確認してからにしたいので
(何か問題がありセッティングのデータまで変更しないといけなくなると
厄介なので)何日か異常がないのを確認した後にセッティングしたいと
思います
ハチロク
今日の作業・・・・
エンジン載せ替え作業の続きを。
朝イチでエンジン搭載
配線・配管等を接続し、ほとんどの作業は完了~。
部品待ちになってる物があるので
完成は木曜日になります。
他には・・・・
エンジン始動不良で入庫のハチロクの作業を
症状は・・・・冷えてる状態だと全く始動しない。
(フルコン(フリーダム)接続時)
ノーマルコンピューターだと調子悪いながらでも
とりあえずエンジンは掛かる。(大容量インジェクター・ハイカム・
4スロなので調子悪いのは当たり前)
エンジン暖まってからだとフリーダムを繋いでもエンジンは掛かる。
掛っても燃料が薄いような症状で息つぎやバックファイヤーする。
フリーダムは他のショップさんで現車合わせセッティングを
されていて快調に乗ってられたという事で、
フリーダム本体のトラブル???とパソコンを繋ぎ
リアルタイムモニターで動きを見てみると・・・
スロポジの値が動いてない!!
スロポジ本体の点検・スロポジカプラー~コンピューター間の
導通点検をしても異常無し!
となるとコンピューターがスロポジの値を感知してない!?
フリーダム本体のトラブルかと思いましたが
アクセルを目一杯開けると30%前後の値を示します?????
ここで普通ならやっぱフリーダムがおかしいな!と思うでしょうけど
フリーダムが経験豊富な当社は「スロットル開度全閉値」を疑ってみました。
ビンゴ♪で全閉値がありえない数字になっていました!!
フリーダムは賢いコンピューターで各所に学習機能が付いています。
スロットルに関してはスロットル全閉時の電圧をイグニッションONに
する度に学習し、ズレがあると補正してくれます。
なので、もし最近なんか調子悪いな~って事があればキーを
ONーOFF-ONーOFFで何度も繰り返す事により
ズレがある場合はゼロの位置まで戻してくれるので、
(補正値が小さいので大きくズレている場合は何度も
キーのONーOFFを繰り返す事で元に戻るって事です)
調子良くなる場合があるのです!!
裏を返せば、全閉での電圧を学習するのでエンジン始動する前
(イグニッションONにする前)にアクセルを踏んでいると
その時の電圧を学習するのでエンジン始動困難で何度も
キーを回す場合にアクセル操作していると補正値が小さいと言えど
どんどん悪い方にズレていくという訳です。
あと、フリーダムは制御方式も選べ、ノーマルコンピューターの
制御と同じDジェトロ(圧力センサーを使用し、エンジンの圧力
(負圧)を感知して燃料の吐出量を決める方式)と、スロットル開度から
エンジンの状態を把握するスロポジ制御(αーN制御とも言う)が選べます。
今回、スロポジ制御になっていたのでスロットル開度のズレが即不調の
原因となります。(Dジェトロで制御の場合はスロットル開度は点火時期の
補正等にしか使われないのでそこまでの不調の原因にはならない)
で・・・当初、エンジンが掛からないのがそのスロポジの値のズレが原因
だと思っていたのですが、それは二次的な症状だったみたいで
冷えてる時にエンジンが掛からないからアクセル入れて・・・結果的に
ズレていったみたいで、今朝エンジンを掛けようと思ったら全然掛からないorz
(実は一昨日から作業している)
なんやかんやしてるうちになんとかエンジン始動し、データを見ると
水温補正がメッチャ小さい値になっていて水温が低い時に全然燃料が
入らない状態になってるのに気付きました。
ただ、それだけでも無いような気がするので(その影響を加味しても
そこまで調子悪くなるような気がしないので)
これだけが原因かどうかもう少しじっくり時間掛けて
見てみようと思ってます