今年は散歩道でも車で移動している時でも、ずいぶんと栗の木が目立ちます。
深緑の木々の中に、白いふさふさが見えると、ほぼ栗の花で、どれも大木です。
この栗の木、田舎の人はみなご存じでしょうが、なかなか癖のある匂いがします。(香りではなく匂い、臭い、です。)
朝方、あまり人のいない畑に行くと、全然近くにないのにほんわか匂いがしますね。
ジャムコ先輩なんて頭痛がするので、庭に出られないなんて言っていますが、そりゃそうでしょう、周囲にたくさんの栗の木が生えていて、どれも雄花たわわですもん。
そばに寄るにも息を止めたりして(^^;
ニワトコの赤い実は小さくてまん丸です。
ヤマグワも大木です。「カンノキ」「かご」とか言って、昔は口を真っ黒にして食べていたような~~
クルマバナ、似たトウバナよりは一回り大きい感じです。
オカトラノオが咲き始めました。今年は早い気がします。
オオチドメもたくさんの花をつけています。
今朝登録していないスマホから電話がきて、なかなか切れないので思い切って出ました。
母親が看護師さんのを貸してもらって掛けてきたのでした( 一一)
話の流れから想像すると、同室の方が退院するので自分が作った草履を上げたい。弟の嫁さんに持ってきてもらったが、別の柄と大きいのも欲しい、というのが一点。
それから自分はどうも施設に行くことが決まったらしいが、(ケアマネさんと弟が決めて、母親に伝えたようです。)病院からまっすぐそっちに行くには嫁さんの持ってきた服はトレパンだから、部屋のタンスの中からブラウスとズボンを持ってきてくれ、というのが一点であります。
めんどくさいことこの上ないですが、できないことでもないので、嫁さんに『探しにいくのでよろしく』とラインしました。
で、お土産に先日取ったタマネギを少し持って入ったれば、嫁さん「うちにもあるよ。義母さん、植えたから」だそうで、畑やらないと言いながら結局やってんじゃねーか!と唖然。
(嫁さんはもともと足の悪い人だったんですが、今年に入ってからは車椅子になっていたので、畑は全然無理です。)
この調子じゃ、施設に行っても草履を作ると言いそうですが、そしてできるならさせてあげたいですが、現実はそうもいかないでしょうしね。
諦めの悪い90代と思いつつも、もう他人事ではない高齢者の自分でありまして、自分のこととして年を重ねることを考えてしまいます。
それでもすぐに施設も決まり、本人も受け入れたようで、うちの婆様に続き行政のありがたさよ、というところであります。
自分のことはとりあえず棚に置いて、なるたけいい老後を選択してあげたいっすよね。