数年前の夏ににフレットを探してプロヴァンを訪ねた時のブログです。

プロヴァンで食べるにフレットについても買いてあります。ぜひご覧ください。

(二フレットづくりの動画もあるはず)

結構このブログにも色々あちこち回っています。セザールの塔はリンクのブログの時に登ったので、

今回は行っていないのでリンク先をぜひご覧ください。

 
今回はちゃんと10月の二フレットのある時期に訪れました (2023年)

パリ市内から「プロヴァン」へは、パリ市の東(Gare de l’Est)駅からSNCF国鉄Transilien線のプロヴァンProvins行きに乗車し、約1時間半の旅で、電車は1時間に1本程度運行しています。旧市街地までは徒歩か、または、駅にあるバス停から9番のバスでアクセスできます。

個人旅行でパリからの長距離電車に乗るのは、少し緊張感が高いかもしれません。しかし、「プロヴァン」はパリの東駅から乗り換えなしの終点までの乗車なので比較的アクセスしやすく、パリからの個人日帰り旅行初心者の方にもおすすめの行き先です。

前回のブログに、東駅での切符の買い方をアップしてあります。

 

駅に着いて、本当は駅から遠い(イメージだと一番奥)にある観光案内所に行くと、

日本語の超詳しい地図が合って、

色々コースに分かれて

チボー(人の名前)コース

バラの道コース

とガイドが合ってすごくわかりやすい地図がもらえる。

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これは必ず入手して欲しい。

観光案内所の中にこれまたマニアな本屋さんがある。

中世のレシピ本とか売っている。

「紙物は絶対買ってはだめ」と思って毎回本を買ってしまう。

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魅惑のレシピ本

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今回はこれ!中世料理のレシピ本。

 

今一度、プロヴァンの駅の方から復習。

 

プロヴァン (Provins) は、フランスのセーヌ=エ=マルヌ県都市中世にはシャンパーニュの大市の開催都市として知られ、2001年12月13日にユネスコ世界遺産に登録された(登録名は「中世市場都市プロヴァン」)。古くからバラで有名な都市でもあり、現在でもバラを用いた製菓業などが盛んである。この都市の住民のことはプロヴィノワ (Provinois) と呼ぶ。なお、南フランスの地方プロヴァンス(Provence) とは 

全く別である(ウィキペディアより)

 

サンタユール教会とサンタユール修道院。

「プロヴァン」で最初に市が開かれたという「サン・タユール広場(Place st-Ayoul)」に面するのは、現代的な造りで一風変わった見た目の「サン・タユール教会(l’Eglise St.Ayoul)」。11世紀より数世紀にわたり造られた新市街地の象徴的な教会です。素晴らしい門の彫刻は、現代彫刻家ジョルジュ・ジャンクロ氏によるものです。サン・タユール教会(Eglise St.Ayoul)

この奥の曲がったとこにトイレがある。

 

小さなこぢんまりとした上品な教会です。

大きな柄(悪く言えば細かくない)のステンドグラスが。

これは後世に嵌め込まれたものだと考えて良いと思います。

素敵な回廊を抜ける

中庭が素敵なこの教会。プロヴァンは、大市が開かれる、

商人が仕切る商いで栄えた街でした。

城壁でぐるりと囲ってありますが、

武力で収めた街ではなく、商人の自治で成り立っていた商人の待ちだったようです。

 

  • ノートル・ダム・デュ・ヴァルの塔 (Tour Notre Dame Du Val) 1544年建造の塔

街の中にある鐘楼

 
ちょっとわからない・・・教会があった。
 

ガルニエ庭園

とても雰囲気が良い。

人っこ一人いない

(というのも雨)

白鳥がのんびりと泳いでいる

行く方向に出口がないので、仕方なく戻る・・・

ここは、アリーグル大通り。プロヴァンの住民に愛される大通りは元々城壁の合った場所らしい。

上下期は一部を除いて壊され、ヴルジー川に沿っており昔は堀であった。

中世都市の驚くべき景色が見られる美しい散歩道です。

ま、雨の中だから結構ドロドロ・・・。

 

旧市街に高台の方に上がって行こうとしたのですが、

おお!迷子・・・

そうしたら1キロとか書いてあるではないか!!

それを辿っていったらトラップだった(単純にガイド地図ではなく落書きとか工事のメモだったみたい)

迷宮に・・・

 

仕方なくネット繋いでグーグル先生に聞くと

とんでもない方向に歩いていた・・・

おおかたは高台目指して歩けば良いので間違い無いのですが、

上り口を間違えると、かなりワイルドな山登り状態になる。

バラ園の横を歩くことにして、
ばらはこの季節(10月末)はもちろん無いのですが、
季節外れに咲いたものをパシャ。
 

プロヴァンといえば、バラの街としても有名です。

13世紀にシャンパーニュ伯が十字軍の遠征から戻る際に、ダマスカスのバラをプロヴァンへ持ち帰ったことが始まり。

それ以来、プロヴァンではバラの栽培が盛んになり、バラを使った食品やコスメティックが名産品になりました。

 
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というわけで、バラ園はやっていないのですが、

お土産やさんは空いているのかな?

とにかく朝早いので店はやっていなかった。

 

駅から新市街に行く途中にポストの黄色の自転車を発見!

これも有名な建物らしいのですがすみません・・わからん・・・

 

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ラ・グランジュ・オ・ディーム(La Grange aux Dimes)

ラ・グランジュ・オ・ディームとは、「十分の一税用の倉庫」という意味。

領主に十分の一税を収めるための徴税の場所として使われていたことからその名前が付けられました。

シャンパーニュ伯の保護を受け、ラ・グランジュ・オ・ディームでは、シャンパーニュ大市が定期的に開かれていました。

現在は博物館になっており、蝋人形によって再現された中世の生活を垣間見ることができます。

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この奥にコルドリエル修道院が見える。

城壁外にあるこの修道院は、13世紀にちぼー4世が聖カトリーヌの幻影に従って、

宮殿前の丘に建設したもの1749年、ルイ15世の命令により、貧しいもの、病院を収容する施設になった。

現在は歴史建造物及び、文化遺産に関する国立古文書館、及び、文化遺産に関する国立古文書館及び観光専門学校であり、

特別な時にだけ入場できる。

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みたいなことがここに書かれている↑

 

旧市街には、バラのお土産屋さんもある。

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可愛らしい小瓶がたくさんある。

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娘のお土産を色々探してあげる。

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このように木組みの家が多い。

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これはパン屋さんなのでしょうか。

まだ空いていない・・・

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これはサンジャン門かな。手前に観光案内所がある。

だから、まちからくると、旧市街を通り抜けてこの門を出て観光案内所に行って、

そしてパンフレットをもらって中に入るイメージ。

大外をバスみたいに回って観光案内所によって中に入っても良いが、

結構遠い(前回行った時は、その大外を回ったのでかなり時間がかかった)

 

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結局、毎回城壁に登って歩いている気がする。

ジュイ門まで上を歩けるはずだけど工事中で無理だった。

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セザール塔

今回は入らなかったけど、前回はなかで迷子になって、

リアルラプンツェルになるところだった・・・

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塔の奥(横)にあるのが

サンキリアス参事会管理聖堂

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とにかくカッコ良い(横顔)

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気持ちの良い坂道で、学生をよく見かける

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階段の上にベンチがある。

近くに高校がある。

高校生カップル?が仲良く座って話していた(前回)今回は雨なので誰もいない。

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学校かな

 

ラ・クロワ・ドールプロヴァン「La Croix d’Or Provins」は、13世紀に建造された建物。外観を当時のまま今もなお維持している、

フランス最古のオステルリー(田舎の小さなホテル)は、現在フランス最古のレストランとして営業をおこなっています。

レストランの内観は高級感あふれるソファ、温かみのある暖炉などアンティーク調のインテリア

そして、プロヴァンに古くから伝わる伝統料理を味わえる、珍しいレストラン。

お魚、お肉や野菜、パンのコース料理をいただけます。

中世の味を再現しているだけあり、当時は保存が効くようにと酢や発酵させた食材を用いたお料理が多く、

長期保存に適しているピクルスやお漬物などのメニューがたくさんある。

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坂を下ってきたところの教会

じゃないらしい・・・調べたら

「地下道と市立病院は旧市街に入るとすぐにある」とガイドブックに書いてあった。

 

さて。ここからは二フレットについて書きます。

ニフレットってなに?

それは最初の方にリンクの貼ってある以前書いたブログをご覧ください。

 

街中にはパン屋やパティスリーがある。

以前はもう少しあった気がしたのですが、おやすみか廃業したのか・・・

11月11日は二フレット祭りみたいでパンフレットを街中で見かけた

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美味しそうなお菓子

 

ありました!ニフレット

オレンジフラワーウォーターと

プレーンだったりバニラと言ったり。

この店は

オレンジフラワーウォーター

プレーン

の2種類でした。

私はオレンジ花水が大好きなので オレンジフラワーウォーターに1票

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時間が経っているのでサクサク感は0

カスタードもとろっとしていなくて、

「焼きました」的な感じ

でも食べ出したら止まらない。

サクサクするわけでもなく、

フニャの後にカスタードがトロ〜ではなくブリブリした感じ。

でもでも美味しい。

止まらない。

結局4つペロリと食べてしまった。

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パティスリーにもあるかな?とみたら

 

 

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ん!!キャロットケーキ。

にんじんがかわいい!!

その後のドイツ菓子勉強会に行ったのですが、マジパンで生地を覆ってから、

にんじんをマジパンで作ってはめ込んでいました。

可愛くて面白い。

ちなみに、ドイツはフロスティングより、マジパンを薄くして巻いた方が美味しいんだって!!

手間もかかっているので高く売れると言っていた。

 

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なぜキャロットケーキかというと、ハロウィンが近かったから。

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ハロウィン

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ニフレット祭りのポスター発見!!

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別のお店でニフレット。

ここはバニラとオレンジフラワーウォーター

 

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他のパンも色々美味しそうでした

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電車に間に合うように食べながら歩いている。

えーーと駅ってどっちだっけ??

と結構時間がやばい

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粉砂糖がついている方がバニラ

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もぐもぐ食べながら小走り

でも一応駅の方向を確認すべく人に聞くと

「あってるよ」と。

 

少し急いで駅まで向かうと、その男性は車で追いかけてきてくれて

「駅まで乗っていく?」と

素敵な紳士だったけど、一応海外で車に乗るのは避けようと思ったので

 

ありがとう!大丈夫!と手をブンブン振った。

とても優しいイケおじだった。

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というわけで、前回は空振りに終わったニフレット。

今回はゲットできた。

とにかく素朴なニフレット。

 

私の大好きなプロヴァンの街。

パリから日帰りできて十分堪能できる。

今度は中世のお祭りがやっている時に訪れたいと思った。

だってパリから5ゆーろでいけるんだから(往復でも10ユーロ)

 

ぜひ皆さんもパリの東駅からチャレンジしてみてください。