とりあえず、こんばんわ。局長です。

台風19号という名の悪魔は、大雪にも耐えた救世主な北陸新幹線をも

千曲川の堤防決壊による洪水で沈めてくれましたね(#^ω^)

長野の車両基地が水没、水に浸かるE7系にショックを受けました。

あまりのショックに、局長の気も車両と共に沈んでいました。

しかも復旧には相当時間が掛かり、さらに金沢~東京間の

直通運転が再開されたとしても、しばしは間引き運転になる予測も・・・

でも、北陸新幹線はこんな事に負けないよな!

なので、局長もいつも通りの気まぐれでブログを更新していくぞ。

 

というわけで、前回の続きでも。

第1いろは坂をレンタカーで下っていく局長。

コーナーを通過するたび、『あそこも出てきたよなぁ』と

イニDで出てきた様々なシーンを思い出したり・・・

そんなわけで局長は第1いろは坂名物の

あのコーナーへと差し掛かる事に・・・

 

そのコーナー、33番のヘアピンをパチリと1枚。

この近くにて、局長はDUSTYの『CRAZY FOR LOVE』に

曲をチェンジしてこの場所へと入っていきます。

 

ここだっ!!

 

車を外に寄せて看板をパチリと、劇場版にも描写されてたけど

そのまんまなので、あらためて聖地に来たなと感じますね。

 

ちなみに、劇場版では立ち入り禁止の柵の右隣で

エンペラーのチームメンバーがここに2名いました。

そのチームメンバーが、明智平パノラマレストハウスにいる

岩城清次にその状況を伝えてました。

原作では、須藤京一・岩城清次ともう1名のメンバーと共に

一番下の橋にいたから、ここが原作と映画の違いですね。

 

星梨花「それで、このカーブで何かあったんですか?」

未来「あのね星梨花!ここで飛んだんだよ!!」

星梨花「そうなんですか!?このカーブって飛んで行ったんですか?」

局長「谷底に落ちるような言い回しするなよ・・・ここで、藤原拓海を小柏カイがある技を使って追い抜いたんだよ」

静香「ある技・・・?」

翼「すごいんだよ!まつりさんから聞いたけど、こんなクネクネしたカーブだらけのいろは坂で、あんな技をするってのが・・・」

未来「ある意味漫画だなって感じがするよね」

静香「ねぇ、それってどんな技なのよ。漫画みたいって言うか、漫画だからこそすごい技だとは分かるけど・・・」

局長「では、それを33コーナーを見て解説しよう!」

 

車を外に寄せ、33コーナーの全体をパチリと1枚。

現実ではガードレールがコーナーのイン側まで伸びているので

『掟破りの地元走り』というのはまず不可能ですね(;^ω^)

 

静香「ねぇ、それってどんな技なの?」

局長「その名も『インベタのさらにイン』、いろは坂特有のヘアピンカーブを生かした掟破りの地元走りだ!」

星梨花「インベタの・・・さらにイン?」

局長「言うなれば、あのヘアピンカーブのさらに内側を抜けるんだよ」

星梨花「内側って・・・道路がないじゃないですか!」

静香「ガードレールがあるというのは置いといて、そこから抜けたら車が飛ぶと思うんですけど・・・」

局長「そうだな。空中に描くラインで、普通に突っ込む拓海のハチロクをカイのMR2が追い抜いたというわけだ。これぞ、いろは坂のヘアピンを使った掟破りの地元走りによるオーバーテイクだ!」

 

そう、この33コーナーは頭文字Dファンなら誰もが知っている

『インベタのさらにイン』を小柏カイが仕掛けた場所でもあります。

藤原拓海を追い抜くため、敢えて後ろを走っていた小柏カイは

このコーナーにてMR2をスピンターンさせる要領で

イン側よりさらに内側、あのガードレールのある場所から

藤原拓海のハチロクを一気に追い抜いています。

 

悪く思うなよ・・・

インベタのさらにインは空中に描くラインだ。

高低差の大きいいろは坂特有のヘアピンカーブ。

だからこそ実現可能な掟破りの地元走りだ!!

この勝負勝ったァ!!

 

てなわけで、33コーナー出口からパチリと1枚。

画像に写っている辺りから、小柏カイのMR2が突っ込んで

藤原拓海のハチロクを抜いたという感じですね。

ちなみに、原作でも劇場版でもガードレールは途中で切れていて

電灯も無かったのですが、この2つについては

連載当時はいろは坂に無かったのかもしれませんね。

 

まつり「でも、あの追い抜き方は掟破りなのです・・・」

百合子「まつりさんが持ってたコミックでも見てみましたけど、結構すごい技ですよね。タイミング間違ったら、絶対にカーブの先まで飛びそう・・・」

局長「突っ込む速度はそれなりに低いから、その心配はないかもな」

 

もちろん、実車でやったら足回りを強化しない限り

サスペンションとかダンパーが逝っちゃいそうですね。

というか、確実に逝く。それを平気で何発も繰り出すカイは

ある意味でいろは坂最速とも思えますね・・・

局長はいろは坂を走っていて、それをよく感じましたね。

 

百合子「もしかしたら、その車はきっと魔改造がされているのかも!そうですよ!どれだけ飛んでも、普通に走れるような改造をしてるんですよ!」

局長「足回りだけはファンシーなのかもな。それかラリーカーみたいなセッティングだったりな」

まつり「ところで、実際にそういう技は出来るのですか?」

局長「頭文字Dでの小柏カイが繰り出したインベタのさらにイン、車をスライドさせてカーブの先の直線に、そのまま向かうようにして飛んでいるからね。そうすれば飛んで追い抜くこともできるが、1つでも間違えるとカーブの外側にあるガードレールを飛び越えてしまうか、車がひっくり返るか・・・まぁ、どっちにせよこういう技はスタントの領域になるな」

百合子「確かに・・・でも、これを日光いろは坂の走り屋とかがやっているんですよね!」

局長「やるわけないやろ!やって事故ったら最悪病院行きレベルだぞ」

まつり「やっぱりやる人はいないのですね」

局長「こういうのは漫画やゲームだけの世界というのが実情だ。しかし、スタントという観点で見るとそこだけを撮影するとかでやれば、意外にやれるっていう話もある。まぁ・・・現実ではやらない方が身のためだな」

 

小柏カイが藤原拓海を抜いた33コーナーを抜け、

次のコーナーである34番ヘアピンへと入っていきます。

ここもしっかりとガードレールがコーナーのイン側まで伸びていて

ここでインベタのさらにインは仕掛けることは出来ないですね。

この場所と次の35番のヘアピンまではイニDアケステでも

インベタのさらにインを仕掛けることが出来なくなっていますね。

 

その次、35番のヘアピンもパチリと1枚。

ここもイニDアケステではインベタのさらにインは出来ません。

しかし、ちょっとよく見ると少しだけイン側に自由度が・・・

 

局長「一般車も無いし・・・よっし、局長も本気出して」

琴葉「局長?」(#^ω^)

局長「やっぱりやるの止めよう」

琴葉「当たり前です。レンタカーなんですし、そんな事してどうするんですか?」

恵美「そうだよ。局長の身に何かあったら、只じゃ済まないんだからね」

局長「分かっているがな。でも、いろは坂を見るとイニDアケステ4時代にいろは坂を『ホームコースだ!』と自称していた頃が懐かしい・・・」

琴葉「それって、どういうことですか?」

局長「いやね、いろは坂ってこういうカーブだらけだろ。だから、前行った榛名や赤城よりも攻めやすいし、なにせ楽しかったからなぁ。あの時の局長はいろは坂厨みたいな人だったのかもしれん」

恵美「ふーん・・・ってか、それってゲームの話だよね」

局長「当たり前やんか。しかし、実車でもドリフトしてる人がいたって話だからなぁ。局長も」

琴葉「ふざけてると、お猿さんの餌にしますよ?」

局長「猿の餌になっちゃうのォ?!」

恵美「琴葉はいつからお目付け役みたいな人になったのやら・・・とりま、よい子のみんなはインベタのなんちゃらは実際にやっちゃダメだよ」

 

36番をパチリとするのを忘れていましたが、

イニDアケステでは36番~39番までの4つのヘアピンは

いずれもインベタのさらにインが出来るようになってます。

 

そんなわけで37番コーナーをパチリと1枚。

よく見ると、インベタのさらにインも出来そうな感じで

ちょっとだけですがイン側がさらに空いてますね・・・

劇場版では小柏カイが、このコーナーでも仕掛けています。

 

早すぎる仕掛けは、

相手に精神的なダメージから

立ち直る余裕を与える。

 

美也「それってどういう事ですか~?」

局長「カイがインベタのさらにインで追い抜いたのは、拓海にとって精神的にショックを受けたに違いない。しかし、仕掛けた33番コーナーはまだコースの中盤。つまり、ゴールまで距離があるから立ち直る余裕もそれまであるという事だ」

歩「じゃあ、もしかして立ち直れば反撃もするって事?」

局長「それを、次の39番ヘアピンで見て行くか」

 

ちっ、なんてヤツだ。よし、もういっちょいくか!

 

39番のヘアピンをパチリと、劇場版ではカイが

インベタのさらにインを繰り出してもまだ追いつく拓海に

このヘアピンで、もう1発『掟破りの地元走り』をかましています。

(劇場版では36番ヘアピンで2発目を繰り出しており、

37番で3発目、38番ではそのまま通過していているので

恐らくですがここで合っている・・・という感じですね)

 

歩「ここが、その反撃とかするヘアピンなのか?」

局長「そう!拓海もここでインベタのさらにインを繰り出して、カイに対して反撃したんだ。しかも、その掟破りの地元走りを一発でクリアしたんだ」

美也「おお~・・・初めて走る峠道でしたよね~。すごい事ですね~」

局長「まさに峠センスの塊だな」

 

劇場版では、このヘアピンにて拓海がインベタのさらにインを繰り出し

追いついたことでカイを驚かせています。

しかも、1発でジャンプをクリアしたのでなおさらですね。

ちなみに、原作では左のヘアピンで拓海が仕掛けています。

恐らく、さっきの34番ヘアピンだと思われますが・・・

 

志保「それにしても、この場所って内側が少し空いてるんですね」

局長「このセクションは、妙にイン側が空いているんだよな」

可奈「どうして空いているんですか?」

局長「さぁな。街道バトルをやっていた時に、イニDアケステとの違いでそれが分かったしな。ちなみに、インベタのさらにインって結構有効な技だと思うけど、イニDアケステでは連続で出来る36番~39番でやると、逆に遅くなったりガードレールに刺さったりなどするから、仕掛けすぎにも注意が必要だな」

可奈「そうなんですか?私、そういうゲームしないから分からないんで・・・」

局長「まぁ、やってみれば分かる。上手い人なら、それすらも武器にするけどな」

志保「局長はヘタですけどね」

局長「うるさい!」

 

けど、一度俺を前に出したらノーチャンスだ!

俺はこのままゴールまで突っ走るッ!!

 

40番のカーブをパチリと、ヘアピンほどでは無いですが

このカーブも結構キツイので注意が必要です。

イニDアケステではアクセル全開通過していますが

街道バトルではここでも減速していますし・・・

 

『剣が峰』をパチリと、小さな駐車スペースとなっています。

劇場版で、ハチロクとエボⅢが通過するシーンにおいて

エンペラーのチームメンバーがここで見ており

京一のエボⅢが通過時にミスファイアリングシステムが作動し

その大きな音で驚いているシーンで出ています。

ちなみに、原作にもそのような描写があったような(おい)

 

局長「あと、標識の矢印の向いている方向は劇場版と実際とでは真逆だからな」

紬「劇場版では、この矢印が逆ってことは・・・」

茜「左に曲がってるって事で良いんだよね・・・?」

局長「劇場版では標識が左→右となっている。一方で現実は右→左だからな。気を付けるべし」

杏奈「制作者の・・・作画ミス・・・だね・・・」

局長「そうなるな」

 

そのシケインとはこんな感じ、緩い連続コーナーです。

ここを藤原拓海のハチロクと須藤京一のエボⅢが通過したんすね・・・

さっきのヘアピンから、次のヘアピンまでは距離があり

飛ばせる区間でもあるので、時速100km以上は出てるぞ。

 

それと、剣が峰はこんな感じで現実では標識通りの

右→左の連続カーブとなっていますが

劇場版だと標識は左→右の連続カーブと出ているのに

2台が通過する時は右コーナーなのでおかしくなってますね。

 

ジュリア「つくづく思うけど、そういう所よく見てるな・・・」

エレナ「そうだよネ。バトルシーンとかで絶対に見過ごしちゃうよネ」

局長「イニDは背景描写も良いからな。なのでそういう所が分かると、余計に気になっちゃうんだよな。聖地巡礼している人も、この点に気が付いた人はどれだけいる事やら・・・」

桃子「多分、これに気づいたのってお兄ちゃんだけじゃない?」

ジュリア「いやー・・・他にもいるとは思うけどな。言わないだけで」

局長「それもそうだよなー。でも、局長はそれに気づいちゃったんだよ。でもこれって、DVDとかでは修正されてたりしてな・・・」

エレナ「んーもう!そんなことは良いから、ここでちょっと休憩しようヨ!滝とかも見えるみたいだヨ!」

局長「そうだな。せっかくエンペラーのギャラリースポットに停めたし、剣が峰も少し見て行くか」

 

日光有料道路完成記念のレリーフをパチリと。

当時の栃木県知事だった小平重吉の肖像画もありますね。

小平重吉は加藤武男(元・三菱銀行頭取)と共に

日光カンツリークラブの基を作った人でもあり

毎年春になると小平杯が行われるほどです。

 

局長「ちなみに、このレリーフもチラっと登場しているぞ」

杏奈「これも・・・イニDに・・・登場してるの・・・?」

局長「うむ。須藤京一戦において、剣が峰通過シーンでそれっぽいのが出ているからね。本当にチラッと、しかも標識と同じように完全に描写されているわけじゃないので、よーく見ないと分からないかもな」

紬「本当に、そういう所はよく見ているのですね・・・」

杏奈「というか・・・それを見て・・・初めて気づいているのもあるかも・・・」

局長「実際そうなんだよ。ここにこんなのがあって、後からアニメ見て確かめるとあったなと・・・」

茜「じゃあ、局長ちゃんはあまり見てないって事だね!」

紬「野々原さん。それについては無いのでは?」

茜「うーむ・・・確かに、局長ちゃんも見てる部分はあるんだよね。茜ちゃんが驚くほど、変なところも見てるし」

局長「変なところって、おい!」

 

この場所から、方等の滝と般若の滝が見えます。

画像左にチラリと見えるのが方等の滝となっていますね。

方等の滝の上流には重力式堰堤がありまして、

その堰堤は男体山の山腹崩壊による土砂の流入を防いでいます。

 

局長「さてと、ここで一息入れたし。それっぽいランエボ来ないし、次へICOCA」

ジュリア「ちょっと待てよ。もう1つの滝は撮ってないのか?」

局長「もう1つの滝?はて?」

エレナ「はて?じゃないヨー!ハンニャの滝があるって言ってたよネ!」

局長「・・・そんなわけで」

桃子「撮ってないんだね。お兄ちゃん」

局長「さーせんしたぁ!!」

 

久々の旅、というわけで撮り損ねも多いです。

普通ならパチリとする場所も、今回は抜けてたり・・・

足りない部分に気づくのはいつも編集段階です。

 

そんなわけで、剣が峰を出発した局長。

連続カーブを抜けると、42番のヘアピンに差し掛かります。

ここと43番は連続している2連ヘアピンとなっています。

画像左手、よーく見てみると大きな岩がありますね。

さらによーく見ると、天狗の石像が『交通安全』を掲げています。

 

この天狗の石像、イニDアケステでは描写されてません!

街道バトルも、動画等で確認すると描写されていないですね・・・

 

局長「てなわけで次回、いよいよ日光いろは坂も終盤へと突入していくぞ!」

恵美「あっという間だね。まさか、かっ飛ばしてるとか?」

局長「まっさかぁ」

琴葉「そうだったら、分かってますよね?」

局長「わ、分かってるとも・・・アハハ」(;^ω^)

琴葉「全く・・・」

局長「てなわけで次回、『聖地の方程式』」

恵美「Don’t Miss It!!」

 

というわけで、ここまで。ではでは