とりあえず、こんばんわ。局長です。

仕事から帰ってきたとき、部屋に入ったら車の芳香剤らしき匂いが!

強烈な匂いなので何があるのかと思って近づいてみると

そこには『オトコの消臭元』が置かれていたのであった・・・

 

というわけで、前回の続・GT6サンシャイン!!

『ツーリングワゴン』を次々と検証して行っていく局長。

検証というより、タイムアタック形式でのレポですかね。

2台目のステージアは加速が良くてオーバーステア気味でしたが

3台目のレグナムは加速がイマイチでアンダーステアという・・・

でも、レグナムはデザインと音が良いので5000兆点ですね。

そんなわけで、ツーリングワゴンの検証も後半へと入ります。

 

ツーリングワゴンの検証4台目はこの車ですね。

レガシィツーリングワゴンGT-B、1996年モデルとなります。

1993年に登場した2代目をベースとして

1996年に登場した2代目レガシィツーリングワゴンの

ホットモデルがこのGT-Bというわけですね。

 

足まわりにはビルシュタイン製のサスペンションを装備しており、

GT-Bの『B』はビルシュタインから来ているほどです。

トランク部分にも、ビルシュタインのマークが付いてたりします。

5ナンバーでありながら、走りと室内空間は上級クラスにも

負けないレベルの仕上がりとなっていたことから大ヒットし、

当時のスバルの販売記録を軽く塗り替えるレベルでした。

 

局長「これまで検証したカルディナ、ステージア、レグナムと比べても、レガシィツーリングワゴンはこの手のワゴンにおいては一番の人気を誇っている。ツーリングワゴン、というとレガシィを想像する人も多いんじゃないかな」

曜「そんなにも人気の車なんだね・・・」

局長「ちなみに、初代レガシィツーリングワゴンのデザインを担当した人は『パラダイス山元』なんだとか」

千歌「パラダイス山元って聞いたことない名前だけど・・・」

局長「サンタクロース協会は聞いたことあるかな?」

梨子「サンタクロース協会って、公認サンタクロースとか決めてるアレの事かしら」

曜「あぁ~・・・それって、ニュースとかで聞いたことあるよ」

局長「その公認サンタクロースに選ばれたパラダイス山元が、カーデザイナーだった時代に初代レガシィツーリングワゴンのデザインを担当していたんだ」

千歌「じゃあ、サンタクロースがデザインした車って事だね!」

局長「初代のツーリングワゴンはな」

 

ちなみに、2代目のデザインはオリビエ・ブーレイが担当していますが

ブーレイというと三菱自動車がパッとイメージに出てきますね。

ブーレイ顔のランエボⅧやコルトが懐かしい・・・

 

そんなわけで、このマシンも局長的インプレッションで見て行きます。

タイムアタック形式で行い、マシンのタイヤはコンフォートハード。

コンフォートハードは、グランツーリスモ6におけるラジアルタイヤで

もっとも街乗りにピッタリなタイヤというわけですね。

そんでもってオイル交換を実施した以外は全てフルノーマル。

果たして、トヨタ・ニッサン・三菱のツーリングワゴン相手に

レガシィツーリングワゴンはどんな性能を見せるのか・・・!

いざ、スタートなのです!!

 

そんなわけでスタートしたわけなのですが・・・

加速が他の3台よりも速いんじゃないかと思えるぐらい鋭いです。

ギア比も良いので、意外とカッ飛んでいけますね。

 

上り勾配においても、他の3台よりかなり速い!

加速はやはり鈍るが、鈍り具合が他の3台より少ないです。

さすがはレガシィといったところか、ツーリングワゴンの雄ですね。

格の違いというのを早速ながら感じさせてくれますね。

 

局長「でも、顔つきはレグナムが最高だな!!」

ダイヤ「局長さん・・・もう、真面目にレポートをしてください!」

局長「そうは言っても、攻撃的な顔じゃないもんなぁ。レグナムより売れるのが不思議だよ」

果南「でも、実際に売れたんだよね」

局長「恐るべしレガシィ・・・」

 

結構タイトに攻めてます、そんでもってアンダー。

コーナーでは結構曲がりやすいなと思えるんですけど、

その一方でアンダーも出たりと、ある意味でステージアの挙動を

ちょいと安定させたかのような感じになってるみたいですね・・・

 

梨子「こうして曲がっているのを見ると、なんだか画になるわね」

鞠莉「ハードに攻めてるって感じで、マリー的にはグッドだわ!」

局長「フロント部をこんな感じで見ると、レガシィも悪くはないわな」

 

レガシィツーリングワゴンは、他の3台に比べて加速にパンチがあり

コーナーでも弱アンダーを出しつつも良く曲がるので、

グランツーリスモでは軽快なワゴン車だなぁと思いますね。

下り坂では時速180km程度までフル加速していきます。

そうそう、加速時の音は何だかイマイチって感じですね・・・

 

下りストレートからのフルブレーキング!そしてコーナーへ。

足回りが良いのか、他の3台に比べてタイヤスモークが

あまり出ていないというか・・・タイヤがあまり鳴かないですね。

 

局長「そういや、2代目レガシィにはこんな話があるんだよな」

花丸「こんな話って、どんな話ずら?」

局長「普通に走ってたら死にかけた事件」

ルビィ「かなり物騒な感じだけど・・・」

局長「1996年、滋賀県守山市の市道でオートマのレガシィを運転していた男性が追い越し車線にレーンチェンジして時速80kmで追い抜いたんだが、その後アクセルを離しても速度が落ちなかったという話だ」

善子「なにそれ!?そんなの乗ってたら事故っちゃうじゃない!」

局長「実際に異変に気付いたドライバーがブレーキを踏むも停まる事が出来ずに、大型ダンプに接触してしまう。さらに交差点に飛び出して、対向してきたミニバイクと正面衝突したんだ」

花丸「すっごく怖いずら・・・」

局長「ミニバイクの運転手は足の骨を折る重傷だったからな」

善子「どうしてそんな事故が起きたわけ?」

局長「原因には一定の速度で走れる装置、『オートクルーズコントロール』がレガシィには搭載されていたが、この装置のレバーとアクセルのレバーが設計上の問題で一緒に稼働してしまったんだとさ・・・」

ルビィ「そんな事故があったんだね・・・でも、これって自動車を作っている会社が悪くなるよね?」

局長「その通り。スバルはこれによって起きた事故をこっそりと処理していたらしく、リコールも掛けなかった。滋賀県警の調査によって、ようやくメーカーがリコールを起こしたぐらいだからな」

 

三菱のリコール隠しで『三菱潰れろ』

と声高らかに叫ぶスバリストの皆様。

スバルの2代目レガシィには、

こんな恐ろしい事があったんです。

というか、スバルもしっかりと

リコール隠しをしていて草。

あと池●戸、空飛ぶタイヤみたいな

バカな小説を書くぐらいなら

スバルとかのリコール隠しも

正々堂々と書かんかい!!

何というか、これはマスコミも悪い。

他の自動車メーカーの悪事は

小さく報道する癖に、

三菱自動車が何かすると

鬼の首を取ったように

たっぷりと報道しやがって・・・

ランエボが消えたのも、

遠因はマスコミのせいだと思います。

 

曜「き、局長落ち着こうよ」

千歌「そうそう。前みたいになっちゃってるよ!」

局長「すまんすまん。レガシィを調べていたら、こんなリコール隠しな話があったのを知ってな。ワンピースに出てくる海軍のサカ●キなら、三菱と一緒にスバルや池●戸もマグマで吹っ飛んでるぞ」

善子「ねぇ、最近ワンピースで例えることがチラホラあるけど・・・漫画とか読んでるの?」

局長「オープニングは気に入ってるねん」

 

まぁ、グランツーリスモの場合そんなことはないので大丈夫です(笑)

そんなわけで、高架下のコーナーをクリアしていきます。

コーナーについては、その曲がりの良さから狙ったラインで

グイグイと行く事が出来るので、コーナーではかなり速いです。

おまけに直線加速も良いので、使っていて楽しいですね。

 

局長「ちなみに、兄貴もこれに乗っていたなぁ・・・」

花丸「局長のお兄さんも、この車に乗っていたずら?!」

局長「そうだな。白か黄色だったと思う。今じゃボルボのワゴンだがな」

果南「ねぇ、その時乗ったんでしょ?どんな感じだった?」

局長「そんなん覚えてないわな。随分昔の話だし」

 

局長的には、重さを感じさせずに軽快に走るなぁと・・・

直線でカッ飛んでいくレガシィツーリングワゴンに驚きましたよ。

コーナーもステージアより安定して曲がる事ができ、

カルディナやレグナムみたいにアンダーが強いわけでもない。

なんだかんだ言って、格の違いを思い知る事となりましたね。

 

鞠莉「そうなると、タイムが気になるのデース!」

局長「おっ、そうだったな。タイムね・・・えーと・・・タイムは・・・くしゃくしゃ」

梨子「いやいやいやいや!結果を丸めちゃダメよ」

局長「だってさぁ、この紙はヤギさんの餌だぜ?」

善子「そんなわけないじゃない!!」

 

タイムは2分4秒739、カルディナとステージアに2秒もの差をつけ

レグナムに至っては4秒もの差をつけて圧勝しました!

恐るべしレガシィツーリングワゴン、レベルが違いすぎますね。

こりゃー、サイドバイサイドでレガシィツーリングワゴンが

隠し車両として出てくるのも納得できますね(おい)

 

千歌「ふぁ~・・・・ねむたぁーい」

局長「おい寝るな。検証した局長キレるぞ」

 

千歌「では局長、今回の検証を語ってもらえますかー?」

局長「検証全般を語ればええんかな・・・?」

 

今回の検証でツーリングワゴンを試したわけですが、

どれもスポーツカーを食える存在なのは分かりました。

その中でも、GTRの心臓を載せているステージア260RSや

安定した速さを見せるレガシィツーリングワゴンGT-Bについては

スポーツセダンやクーペに対しても十分に対抗できると思います。

 

その一方で、スープラを破ったカルディナGT-Fourについては

ギア比がイマイチで加速が相当鈍っていたので

これでスープラに勝ったのか・・・というのが疑問に残りました。

グランツーリスモ6におけるツーリングワゴンにおいて

タイムではレグナムに勝ってはいるんですが

実戦ではレグナムの方がまだまだ使える気がします。

 

そしてレグナム、音がすごく良いので気に入りましたね。

正直言って、音とデザインという部門においては

他の3台に対して壁が10枚ぐらい出来るほどの良さ。

あの車は見た目で乗ると楽しいですね。

その一方で、ターゲットとされたレガシィツーリングワゴンには

タイムアタックの面ではボロボロに負けましたが・・・

 

局長「というのが今回の検証におけるまとめだ」

千歌「うーん・・・そうなると、どれ買おうか迷っちゃうね」

花丸「そうずら。カルディナっていう車は例外なのかもしれないけど、他の3台はすごい車なのは分かるずら・・・」

善子「っていうか、5円でこの4台のどれも買えるわけないじゃない!!」

 

曜「それに、鞠莉ちゃんのボロい車はまだまだ動くしね」

鞠莉「いま、聞き捨てならない言葉が聞こえた気がするけど・・・」

曜「気のせいだよ!あはは!」

ルビィ「あの・・・それと、あの4台っていずれも5人乗りになってるんだけど・・・」

ダイヤ「じゃあ、私たち全員乗れないですわね」

梨子「そうですね・・・」

鞠莉「でっしょー!今回の検証で、無理にここからチョイスすることはないのデース!」

局長「おう待てや。お前らが2台目欲しいと言ってるから、検証ついでに探したのにこの仕打ちはねーだろ」

 

鞠莉「まぁ、そんなわけで今回の企画で分かったことはもう1つあるわね」

局長「どういうことだ?」

鞠莉「今のAqoursには、こういうワゴン車はいらないってこと。私の車で十分という事デース!」

局長「とりあえず、レグナムだけでも」

鞠莉「いりません!」

局長「ちっ・・・山道で故障しねーかな・・・

鞠莉「なんですって!?」

局長「いや、何でもない」

 

というわけで、ここまで。ではでは