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皆さま、こんにちは!

 

今日は奇妙な配置のホームを持つ駅の訪問記です。

自分はこんな駅は初見でしたが他にもあるのかな?

高松市内にあるこちらの駅でした。

予讃線・端岡(はしおか)駅です!

明治30年、予讃線(当時は讃岐鉄道)の開通により開業した駅でしたよ。

 

それでは端岡駅のホーム配置がどのように奇妙なのか?

今回は最初にホームを披露します。

駅舎寄りのホームの向いにホームがもう1本。

これだけ見ると、どこにでもありそうな駅構内ですが…

 

2本のホームは跨線橋で結ばれてますけど、

その奥に何かがあるのに気づきません?

 

跨線橋の奥に跨線橋がもう1本あるだと!?

 

先ほど見た跨線橋は幻だったのか?

 

いやいや、夢でも幻でもなく、

端岡駅は1本のホームに2本の跨線橋が架けられた

特異な配線を持つ駅なのですよ。

構内に掲げられた見取り図でその様子が伝わるかしら?

島式ホームを直列に配した特異な構内を持つ端岡駅。

国鉄時代はどこにでもある相対式&島式ホーム2面3線構造でしたが、

平成14年のダイヤ改正で高松地区を起点とした快速列車が登場すると、

快速列車から普通列車への乗り換えの利便性を図るために

停車駅である端岡駅のホームが改良されたとのこと。

同方向の列車を同一ホームで乗り換えられるよう、

上下線のホームを別体にしたんですって。

 

端岡駅は変わったホーム配置だから、こんな景色が楽しめるのです。

ホームの先にホームがある景色、ホームonホーム!

2番線ホームから3・4番線ホームを眺めました。

 

こちらは3番線から眺めた0~2番線、

これだけで駅の景色が完結してます。

 

どうです?端岡駅って面白いと思いません?

 

国鉄時代に存在した島式ホームは短縮されて

現在の3・4番線ホームに充てられた模様。

このホームに国鉄時代の白線が残るのはそれが理由です。

2本ある跨線橋は共に平成14年の構内改良で設けられたモノで、

国鉄時代から使われていた跨線橋は撤去~解体されたみたいですね。

 

ホームを並列に増設出来れば跨線橋は1本で済むのですが、

そもそも駅は住宅地のど真ん中にあるために

このような配置になったらしく。

狭い敷地の中にある端岡駅を見て納得しちゃいましたよ。

 

ナミナミなカタチをした駅舎はなんと!

建物財産標によれば昭和15年に建て替えされたモノだそうです。

JR四国の匠は相変わらずイイ仕事をしますな。

 

駅舎の装いが近代的すぎて戦前の駅舎には見えませんでしたが、

この辺りは手つかずだったみたい。

 

端岡駅はJRの直営駅で出札窓口が営業中でした。

「同方向・同一ホーム」での乗り換えを実現するために

特異な構内に改良された端岡駅でしたが、

現在は、その運用が生かされてるのは朝9時台の1本のみとのこと。

瀬戸大橋線を往来する快速マリンライナーのほとんどが

端岡駅を通過するので仕方がありませんわね。

 

2本の跨線橋はエレベーター未設置でバリアフリー化されてませんが、

今後はどのように姿を変えていくのか、将来の姿も楽しみな端岡駅でした。

 

端岡駅の改装前の駅舎の写真が掲載されてます。

 

大半の列車が端岡駅を通過する憎いヤツ。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

予讃線(高松駅-伊予西条駅)

 

高松駅

香西駅

鬼無駅

端岡駅(令和3年4月12日)

国分駅

讃岐府中駅

鴨川駅

八十場駅

坂出駅

宇多津駅

丸亀駅

讃岐塩谷駅

多度津駅

海岸寺駅

(臨)津島ノ宮駅(令和元年8月5日)

詫間駅

みの駅

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比地大駅

本山駅

観音寺駅

豊浜駅

箕浦駅(令和3年4月9日)

川之江駅

伊予三島駅

伊予寒川駅

赤星駅

伊予土居駅

関川駅

多喜浜駅

新居浜駅(令和3年4月11日)

中萩駅(令和3年4月11日)

伊予西条駅

↓(石鎚山駅・松山駅方面)

 

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