皆さま、こんにちは！
前回のブログで、国鉄連絡船（仁堀航路）の最寄り駅だった
予讃線・堀江駅の訪問記をUPしました。
堀江駅は、JR四国では珍しい
ダルマ駅（廃貨車を駅舎に利用した駅の通称です）でしたが、
予讃線内にはもうひとつダルマ駅が存在します。
絶景が楽しめる駅なので知名度はこちらの方が上かも。
「海が見える駅」としても知られるこちらの駅でしたよ。
予讃線・箕浦（みのうら）駅です！
箕浦駅が「ダルマ駅」であることは知ってましたが、
まさかこんなステキなロケーションにある駅だったとは…
目の前は海！瀬戸内海が広がります！
駅と海岸の間を国道11号線が横切りますが、
この辺りはドライバーさんにとっても有名な景観地ですよね。
この景観の中にあるダルマ駅とは…
箕浦駅、好きにならずはいられませんって！
し・か・も・ですね、箕浦駅をよ～くご覧ください。
ダルマ駅舎のすぐ隣に中途半端なカタチの建物があるのに気づきません？
もう正体がバレちゃったかな？
実はこれ、箕浦駅が大正５年に開業した当時から使われていた
木造駅舎の一部なのです。
その証拠に建立年が記された建物財産標が貼られてました。
旧駅舎の待合室スペースを撤去し残りを詰所として残す。
そして撤去した場所に待合室代わりの廃貨車を置く。
予讃線・堀江駅とまったくおなじパターンですね。
サイズはかなり小さくなりましたが、
建立から105年が経過した駅舎が残ってるとか、
箕浦駅は駅ファンを泣かせにきてるのかしら？
そして今あるのはダルマ駅舎と。
誰もいないのをいいことに、オーオー唸ってましたわ。
なお、気になるダルマ駅舎は
建物財産標によれば昭和59年に設置された模様。
これも立派な国鉄駅舎なのです。
内装はほぼ堀江駅のモノと同一仕様でした。
タネ車となった貨車の特定をしたくて下回りを覗きましたが、
腐食防止のためか裾の部分を鉄板で覆われているために
覗き込むのが困難な状況でして…
それでも覗きましたが。
車番を特定する情報は何も得ることが出来ませんでした。
地べたに這いつくばって駅舎の下を覗き込んだりして…
辺りに人がいたら絶対に怪しまれてるんだろうな、自分。
まるで堀江駅とは双子のような存在の箕浦駅ですけど
構内はまるで別物で、同じ列車の行き違いが可能な構造でも
堀江駅は相対式ホーム２面２線構造のなのに対し、
箕浦駅は島式ホーム１面２線構造でした。
島式ホームの全景です。
有人駅時代に貨物の荷役に使われていた側線は
保線車両の車庫に変わってました。
ホームには、どっかから引っ剥がしてきたレトロなモノと
JR職員さんの手書きによる「のりば案内」が掲げられてます。
歴史的価値観は別にしまして…どちらも味わい深くて素敵ですよね。
普通列車が到着しましたけど下車客はゼロだったようです。
しばらく箕浦駅でボンヤリと過ごしてましたが、
こんな無人駅を独り占め出来るなんて贅沢だと思いません？
本当は箕浦駅のすぐ隣りにある讃岐うどん屋さんで
食事を摂りたかったのですが、
自分が訪れた午後４時は既に閉店してました。
後で知りましたが、四国にある讃岐うどん屋さん（セルフなお店）は
開店時間、閉店時間ともに早く、
午後３～４時に閉まるお店が大多数だったようです。
そんな中、午後５時までやってたお店を見つけて食事をしたのですが
美味いのなんのって！
嬉しくて、６日間の旅行中はずっとうどんを食べてましたよ。
讃岐うどんの美味さは本物です。
宮城にも讃岐うどんが食べられるお店がありますけど、
なんか違うんですよね…
朽ちた感じの箕浦駅の旧駅舎の写真が掲載されてます。
ダルマ駅舎のタネ車はこれですよね？
高松駅
香西駅
鬼無駅
端岡駅
国分駅
讃岐府中駅
鴨川駅
八十場駅
坂出駅
宇多津駅
丸亀駅
讃岐塩谷駅
多度津駅
海岸寺駅
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みの駅
高瀬駅
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本山駅
観音寺駅
豊浜駅
箕浦駅（令和３年４月９日）
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