皆さま、おはようございます！
今朝は、鉄道ファンなら思わず長居しちゃいそうな
スペシャルな光景が楽しめちゃう駅の訪問記です。
大分県中心駅である大分駅よりひとつ東側にある
日豊本線・牧（まき）駅でした。
牧駅は国鉄がJRに移行する直前の昭和62年２月に開業した駅です。
このこと以外の情報は知らずに
「よくある新駅か」と思いながら現地を訪ねたのですけど、
駅に着き、ホームから見える光景に思わず唸っちゃったのですよ。
名所案内にある「ムッちゃんの像」が見えた？
ごめんなさい、ムッちゃんの像について自分はまったく知識がなく…
「ムッちゃんの平和像」…ネットで調べてみたら、
疎開先の大分で、結核を患っていたために防空壕で隔離され、
終戦を迎えたことを知らずに12歳で亡くなった少女（実話）の像だそうです。
まるで「火垂るの墓」の兄妹みたいで、
エピソードを読んだら泣いっちゃったじゃないですか！
ホームからこんな景色が楽しめたのです。
ちょいとわかりづらいかな？
なんと目の前が大分車両センターでしたの。
牧駅は車両センターで働く職員さんたちのために設けられた駅…
ではなく、大分駅～高城駅間の駅間が長いため、
住民の請願によって昭和62年に新設された駅だそうですよ。
それにしてもこの光景、見ててゾクゾク来ません？
自分が訪れた時は、「あそぼーい！」用のキハ183系気動車が
構内に留置されてました。
自分以外にもスーツ姿の方が必死になって写真を撮ってましたっけ。
ここにはクルーズトレイン「ななつ星in九州」が配置されているほか、
構内には転車台も設けられてるみたいですね。
あ～ もっと間近で見てみたい！
遠くにはキハ200形やキハ185系の姿もありましたけど…
その手前側にあるのが転車台っすね、見れて良かった。
如何です？ 牧駅は鉄道車両好きには堪らん駅ではないでしょうかね？
ここで改めて牧駅の様子をチェックします。
現在は無人駅に変わった牧駅ですが、
平成30年春までは業務委託駅で出札業務をされてたらしく、
出札窓口が当時のままで残されてました。
牧駅は単線区間に設けられた棒線駅のためにホームは１本のみです。
画像から住宅地に囲まれた駅であることがわかりますかね？
新駅らしく、ホームにはしっかりした上屋が備わってましたよ。
牧駅を発車した815系電車を見送りました。
地元の方々にとっては日常の風景ですけど、
東北の田舎モンにとっては駅も車両も、
そして車両センターも非日常の世界。
鼻息を荒くしながら写真を撮りまくってましたが…
地元の方から見たら絶対に怪しいですよね、ホントに申し訳ない。
最後にどうでもいい話ですけど、
ホームのコンクリートにこの足跡がいっぱい残ってました。
「入るな」と言われると入りたくなる気持ちもわかりますけど
イタズラはほどほどにね。
あまりに足跡の数が多かったもので。
それと本音を言えば「ななつ星in九州」が留置されてる時に
ここを訪れたかったです。
その時は、大声をあげて唸っちゃってたかも。
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