皆さま、おはようございます!
東京駅から総武線快速に乗り、
2駅目に現れる馬喰町(ばくろちょう)駅。
自分のようなオッサン世代の鉄道ファンなら誰もが知ってる駅です。
…と言いますのも国鉄時代、
馬喰町駅は「日本一低い場所にある国鉄駅」として有名で、
「日本一高い場所にある小海線・野辺山駅」とセットで
脳内に刷り込まれていた駅なのでした。
ちなみに馬喰町駅の標高は「−27.14m」だそうですよ。
現在は国鉄が民営化されて「国鉄くくり」が消滅し、
更に低いJR駅(東京駅の京葉線ホーム)が出現したりして
この話題は消えましたが、
今でも「一番低い国鉄駅」として
馬喰町駅を記憶してる方は多いのではないでしょうかね?
今から30ウン年前に駅スタンプ目当てで馬喰町駅を訪れましたが、
先週末に久しぶりに再訪しました。
ここで改めて、どのくらい低い駅だったのかを確認したいと思います。
まずは地上の様子から。
馬喰町駅は国道の真下に通された地下駅のため、
地上から駅の様子は確認できません。
こちらが地上に開けられた駅の出入口のひとつです。
素っ気ない様相は、いかにも国鉄駅という感じですね。
駅の深さを実感するためにエレベーターは使わず
ホームに降りてみることにします。
階段は途中で折り返すのですが、更に深い場所まで続いてたのです。
ここで気になったのが階段の段差のこと。
階段の高さにバラつきがあるように感じたのですが
気のせいでしょうかね?
側方から見ると明らかにバラついてる見えるのですけど…
リズムよく降りようとしたら途中でこけそうになりましたわ。
地下1階部分にあるコンコースに到着~!
このフロアに自動券売機と自動改札機が設置されてました。
改札口の奥にケースに飾られた白樺の木が見えますけど、
野辺山駅と友好関係にあった時代の証なんですって。
間近で写真を撮ったはずなのに見当たらん。
改札口を抜けるとエスカレーターが現れました。
更に降下しますぜ☆
エスカレーター長ぇなぁ。
ここは地下2階で合ってるのかしら?
馬喰町駅は都営地下鉄新宿線・馬喰横山駅の乗換駅で、
このフロアに連絡改札口があります。
都営新宿線の馬喰横山駅は昭和53年に開業した駅。
馬喰町駅はその5年前の昭和47年に開業した駅ですからね。
そして更に階段を降りると…
ようやく総武線ホームにとうちゃこ。
馬喰町駅はかなり深い駅だったかって?
正直なところ、全国各地に地下鉄路線が増えたためか、
「とびっきりの深さ」はさほど感じられませんでしたよ。
それとも、TDRに行く際に東京駅の京葉線ホームを頻繁に利用してるから
深さに慣れちゃったのかな?
ちなみに総武線ホームは地下5階にあるらしい。
えっ!? 地下3階じゃなかったの?
機会があれば馬喰町駅の構内図をじっくり眺め確認したいと思います。
総武線の地下区間は単線シールド工法にて掘削。
2本の単線トンネルを切り繋いで駅が設けられたために屋根は低め。
島式ホーム1面2線の駅構造を持つ駅でした。
施設の壁面にはコンクリートブロックや化粧タイルが多用されてる辺りに、
国鉄駅の雰囲気を感じましたよ。
壁面に黄色模様があって飾りかと思いましたら補修跡だったようです。
オシャレな駅も素敵ですが、
どこか素っ気なさを感じる馬喰町駅の雰囲気も大好き。
ツン要素90%、デレ要素10%の馬喰町駅でした。
さてさて、実は馬喰町駅に来たのには大きな理由があり、
鉄道ファン好みな宿泊施設に泊まるためだったのですよ。
場所は馬喰町駅の真上、オープンして2年が経ちますので
泊ったことがあるって方も多いのではないでしょうかね?
その様子は次回のブログに続きます。
(続きもぜひチェックくださいね)
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馬喰町駅(平成30年11月3日)
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