皆さま、おはようございます!
今朝は昨年訪れた石北本線の駅から
緋牛内(ひうしない)駅の訪問記です。
北海道の駅に来て毎回考えるのが駅名のこと。
地域名もそうですけど、駅名もアイヌ語を語源としたものが多いので、
不思議な読みや見たことが無い漢字に出くわすことが多々あるのです。
語学力が足りない自分は、
ここでで初めて「緋」という漢字に出会った気がしました。
緋(ひ・あか・あけ…)いろいろな読み方があるみたいですが、
深紅、もしくは馬の毛のような赤色を指すみたいですね。
入口周辺の紅色にはそんな意味も込められてるのでは?
…とか思ってたら、つい最近までこの部分はまっ黄色だったみたい。
余計なことを考え過ぎましたわ。
駅は国道から300メートルほど離れた場所にあるため
駅前風景はとても静かな印象でした。
緋牛内駅を取り囲む集落は大きくないために
一日当たりの駅の利用者数は10人にも満たない状況だそうです。
駅前に立ってたポストの集荷は一日に一回のみですけど、
そもそも駅から100メートルほど離れた場所に緋牛内郵便局があるので、
地元の皆さんはそちらを利用されてるのではないかしら?
緋牛内駅は大正元年に開設された駅で、
現在の駅舎は昭和63年に建て替えされたモノとのこと。
そんな駅舎にさっそく入ってみました。
あらま、意外や意外!
緋牛内駅の駅舎は無人駅化後に建て替えされてるので
てっきり建物全体が待合室かと思いましたら、
充てられてるのは1/3ほどのスペースだったようです。
故にベンチは3脚のみ。
利用者数を考えたら、ここで席取りゲームをすることは無さそうですけど。
冬になるとストーブが付くのかな?
壁に煙突が刺さってました。
非常用の電話機です。
こんな謎めいたフォントに時めいちゃうんすよね。
この電話機は列車が定刻になっても到着しない時に
緋牛内駅を管理する北見駅に連絡するモノですので、
間違ってもそれ以外の用途に使いませぬように。
…っていうか北見駅にしか繋がりませんので。
お次はホームにイン。
緋牛内駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でした。
緋牛内駅にもありましたよ、
石北本線・西女満別駅でも見たこれ。
石北本線周辺は寒暖の差が激しい地域で
特に夏場の暑さは線路を膨張させ歪みの原因となるので、
それを測定する装置ではないかと。
間違ってもこれに乗って
スタンドバイミーごっこなどしてはいけません。
駅構内の東側から保線用の側線がひょろっと伸びてました。
側線はホームの裏側でジ・エンド。
線路の終端を見るとキュンキュンきちゃうのって自分だけ?
最後に、ホームに立っていた中身が抜けた看板です。
この看板跡、てっきり駅名標が掲げられてたモノかと思いましたら
そうではなく、駅から2キロほど離れた場所にある
「鎖塚と供養碑」をガイドするための案内が掲げられてたみたいですよ。
旭川と網走を結ぶ国道(北見国道・国道39号線)ですが、
明治24年から始まった工事には千人以上の網走刑務所の囚人が充てられ、
それが理由で「囚人道路」とも呼ばれていたんですって。
囚人は逃亡を防ぐために鎖を付けたまま作業に従事、
結果、過酷な労働環境のために200人以上の囚人が命を落としたそうです。
死後は鎖に繋がれたまま葬られたことから、
墓には「鎖塚」の名が付いたとのこと。
自分、駅巡りの際に北見国道は頻繁に利用してましたが、
このことを知ってから
見方がすっかり変わってしまいました。
そんなことで、
道路は有難みを感じながら利用しなければなりませんね。
それよりもこの看板は
絶対に復活させなきゃいけないと思うのですけど。
訪問駅リスト(JR線)
石北本線(遠軽駅-網走駅)
↑(遠軽駅方面)
緋牛内駅(平成29年5月23日)
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