皆さま、おはようございます!
昨日、大きな仕事を終えて(某企業のPR映像を作っていたのです)
一息ついたところでした。
ところで、楽天トラベルのスーパーSALEはチェックされましたか?
ウソみたいな安さの旅プランが沢山用意されていて、
9月の北海道旅の宿も、ここですべて予約が出来ましたよ。
臨時駅のラベンダー畑駅に営業期間中に訪れることと、
以前の旅で体験出来なかったことが全て果たせそうです。
セールは今日まで、気になる方はぜひチェックくださいね。
今朝は東北本線・矢幅(やはば)駅の訪問記です。
昨日、開業から35周年を迎えた東北新幹線。
その高架線の真下に矢幅駅の出入口がありました。
新幹線の高架下にある駅っていう点では
両隣の古舘駅、岩手飯岡駅と一緒ですけど、
矢幅駅は平成20年に駅舎を改築。
多目的ホールを備えた橋上駅に進化したそうですよ。
こちらは駅舎内にある、町のインフォメーションコーナー。
冷暖房が完備されていてとても快適でした。
2階にある自由通路です。
矢巾町は、旧駅舎時代には出入口が無かった西側にも
住宅街が広がってますので、
新駅舎に代わって相当便利になったのではないでしょうかね?
そしてこちらが新設された西口でした。
従来からある東口は新幹線の高架下に埋もれてますので、
こちらが矢幅駅の顔と言い切ってもいいかも。
平成20年に橋上駅に変わった矢幅駅ですが、
以前の駅舎は東北新幹線建設に合わせて造られたモノで、
着工以前の昭和52年までは、木造駅舎を備えた古風な駅だったそうです。
これまで、矢幅駅は時代によって3態の駅があったってことか。
新幹線工事前の駅舎の様子を知りたく、古い航空写真を見たのですけど…
ん?
こちらは国土地理院のサイトより転載した昭和23年撮影の写真ですけど…
わかりますかね?
駅の北側から西側に向けて、大きくカーブしている線路があるのを。
駅舎よりもこの線路に目が釘付けになってしまいましたわ。
異様にカーブした線路とその先にある倉庫が気になる!
そこでお次は昭和51年に撮影された写真をチェック。
線路は撤去されてましたが倉庫はしっかりと写真に写り込んでましたよ。
この線路の用途を知りたくて専用線一覧をチェックしたところ、
矢幅駅からはかつて徳田村農協の専用線が延びていたようです。
ここから延びる専用線はこれ1本だけですので、これで間違いないかと。
徳田村は昭和30年に合併して矢巾村(→矢巾町)に変わりました。
…ということで、この建物は農協の食料倉庫だったのではないでしょうかね?
なお、この倉庫は平成時代に入ってから撤去された模様。
矢幅駅は明治31年に開業した駅ですが、
ボギー車が入り難そうなカーブっぷりから察するに
明治時代に敷設された線路と推測しましたけど…実態は如何に!
再び現在の矢幅駅に話を戻しまして…
新幹線の高架線のすぐそばにある橋上駅ですので、
2階コンコースから新幹線が行き来する姿を拝むことが出来ます。
改札口を抜けてホームにイン。
矢幅駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造でした。
専用線は下の写真の架線柱の後ろ辺りから分離してたと思いますけど
廃止されてから既に40年近くが経過、
跡形なく消え去ってしまったみたいですね。
ミラーガラスに映る新幹線の高架線を見ます。
高架線が奥まで続いてるように見ててカッチョイイ!
最後は旧駅時代から残るホームの駅名標で〆ます。
矢幅駅は快速「はまゆり」の停車駅。
タイミングさえ合えば、ここでしか乗れない
急行仕様のリクライニングシートでの旅も可能なのでした。
これに乗りたくて、楽しみに待っていたのに…
乗車した列車には、
リクライニングシートの自由席車は連結されていなかったみたいで。
自分の運の無さは相変わらずでしたわ。
写真に写る100番台車は一般的なクロスシート車なのです。
山ノ目駅
水沢駅
六原駅
北上駅
村崎野駅
石鳥谷駅
紫波中央駅
矢幅駅(平成26年9月19日)
岩手飯岡駅
仙北町駅
盛岡駅