皆さま、こんにちは!
過去に、駅正面が表と裏で入れ替わった駅といえば、
東北でも奥羽本線の南出羽駅や芦沢駅で見たことがありましたが、
大村線にもそのような駅があるのですよ。
今回は、そんな過去を持つこちらの駅をいっちゃいます。

大村線・川棚(かわたな)駅です!
長崎本線の一部として敷設された大村線の開通に併せ、
明治31年に開業した駅でした。
川棚町の玄関駅として開業した川棚駅。
元々は現在とは反対の南側に駅舎があったようですが、
街を貫く大通りが駅南側から北側(現・国道205号線)に移ったことから、
駅舎も昭和21年に北側に移設されたそうです。
こちらは昭和51年に撮影された川棚駅周辺の航空写真ですけど、
戦前に栄えた南側の様子がバッチリ残っておりましたよ。

…といいますか、ひょっとしてこの頃は旧駅舎がまだ残っていた?
駅舎移設後、南側には貨物側線がありましたので、
貨物扱いの事務所として駅舎が使用されていたのかもしれませんね。
そんな経緯から、戦後に新設された現在の正面口がこちらです。

なお、戦前に駅舎があった南側ですが、
現在は整地されて駐車場に変わっており、
遺構らしいものは見つけられませんでした。


再び川棚駅の正面口に戻り駅舎にINします。
川棚町の玄関口だけあって、駅舎はとても広くて明るい感じですね。


そういえば川棚駅にも自販機があって買いましたけど、
駅で食べるセブンティーンアイスって
どうしてあんなに美味しいんでしょうね?
自販機に17個が並んでいるから
セブンティーンアイスかと思ったんですが、
この説はどうも後付けっぽく、
17歳の女子高生をターゲットにした商品だったことが
由来しているらしいです。
セブンティーンアイス好きで18きっぱーの自分、まだまだいける!
現在は相対式2面2線構造となった川棚駅構内です。


見てわかる通り、上り線側は元々は島式ホームでして、
2本あるホームは共に明治31年の開業時に設けられたものでした。
ホーム中央に構内踏切があったそうですが、
直前横断による緊急停車が幾度かあったことから、
現在はホーム端に移設された模様。

その先には、新設された構内踏切によって分断された、
明治時代の古いホームの一部が撤去されずに残っておりました。

現在は運行される列車の最長が4両編成の大村線ですが、
かつては長崎本線の一部で、
東京からの直通列車も運行されていた路線です。
今でもこうして当時の面影が残っている川棚駅、素晴らしいと思いません?
他にもホームには、
1928年(昭和3年)製のレールで組まれた母屋根があるし…

線路がいびつだし…

かつて駅前側にあった、貨物ホームに繋がっていた線路の遺構だそうですよ。
川棚駅は見るべきモノが多すぎて、
まったりセブンティーンアイスを喰ってる場合じゃありませんでしたよ。
と言いますのも、川棚駅で見逃したものがありまして…

昭和22年に撮影された航空写真より。
戦前、川棚地区には海軍海軍工廠施設がありまして、
そ川棚駅からこまで延びる貨物側線が存在していたのですよ。
側線の廃線跡は今でも一部分が残っているらしく。

この距離ぐらいなら、30分もあれば回れるはずなのに…
自分を魅了したオレンジシャーベット味のバカバカバカ~!
…ということで、機会をみて川棚駅探索はリベンジしたいと思います。
でも、駅がある川棚町はたくさんの誘惑があるんですよね。
小串トマトに長崎和牛、しおさいの湯にクジャクがいる大崎自然公園。
そして、真っ赤な小串浦の夕景!

これ、真っ赤すぎないか?
次回は誘惑に負けることなく、まっすぐ廃線跡に向かいたいと思います。

訪問駅リスト(JR線)
大村線
↑(早岐駅方面)
ハウステンボス駅(平成27年4月7日)
南風崎駅(平成27年4月9日)
小串郷駅(平成27年4月9日)
川棚駅(平成27年4月9日)
彼杵駅(平成27年4月7日)
千綿駅(平成27年4月7日)
松原駅(平成27年4月8日) 前編 ・後編
竹松駅(平成27年4月7日) 前編・後編
諏訪駅(平成27年4月8日)
大村駅(平成27年4月7日)
岩松駅(平成27年4月8日)
↓(諫早駅方面)

過去に、駅正面が表と裏で入れ替わった駅といえば、
東北でも奥羽本線の南出羽駅や芦沢駅で見たことがありましたが、
大村線にもそのような駅があるのですよ。
今回は、そんな過去を持つこちらの駅をいっちゃいます。

大村線・川棚(かわたな)駅です!
長崎本線の一部として敷設された大村線の開通に併せ、
明治31年に開業した駅でした。
川棚町の玄関駅として開業した川棚駅。
元々は現在とは反対の南側に駅舎があったようですが、
街を貫く大通りが駅南側から北側(現・国道205号線)に移ったことから、
駅舎も昭和21年に北側に移設されたそうです。
こちらは昭和51年に撮影された川棚駅周辺の航空写真ですけど、
戦前に栄えた南側の様子がバッチリ残っておりましたよ。

…といいますか、ひょっとしてこの頃は旧駅舎がまだ残っていた?
駅舎移設後、南側には貨物側線がありましたので、
貨物扱いの事務所として駅舎が使用されていたのかもしれませんね。
そんな経緯から、戦後に新設された現在の正面口がこちらです。

なお、戦前に駅舎があった南側ですが、
現在は整地されて駐車場に変わっており、
遺構らしいものは見つけられませんでした。


再び川棚駅の正面口に戻り駅舎にINします。
川棚町の玄関口だけあって、駅舎はとても広くて明るい感じですね。


そういえば川棚駅にも自販機があって買いましたけど、
駅で食べるセブンティーンアイスって
どうしてあんなに美味しいんでしょうね?
自販機に17個が並んでいるから
セブンティーンアイスかと思ったんですが、
この説はどうも後付けっぽく、
17歳の女子高生をターゲットにした商品だったことが
由来しているらしいです。
セブンティーンアイス好きで18きっぱーの自分、まだまだいける!
現在は相対式2面2線構造となった川棚駅構内です。


見てわかる通り、上り線側は元々は島式ホームでして、
2本あるホームは共に明治31年の開業時に設けられたものでした。
ホーム中央に構内踏切があったそうですが、
直前横断による緊急停車が幾度かあったことから、
現在はホーム端に移設された模様。

その先には、新設された構内踏切によって分断された、
明治時代の古いホームの一部が撤去されずに残っておりました。

現在は運行される列車の最長が4両編成の大村線ですが、
かつては長崎本線の一部で、
東京からの直通列車も運行されていた路線です。
今でもこうして当時の面影が残っている川棚駅、素晴らしいと思いません?
他にもホームには、
1928年(昭和3年)製のレールで組まれた母屋根があるし…

線路がいびつだし…

かつて駅前側にあった、貨物ホームに繋がっていた線路の遺構だそうですよ。
川棚駅は見るべきモノが多すぎて、
まったりセブンティーンアイスを喰ってる場合じゃありませんでしたよ。
と言いますのも、川棚駅で見逃したものがありまして…

昭和22年に撮影された航空写真より。
戦前、川棚地区には海軍海軍工廠施設がありまして、
そ川棚駅からこまで延びる貨物側線が存在していたのですよ。
側線の廃線跡は今でも一部分が残っているらしく。

この距離ぐらいなら、30分もあれば回れるはずなのに…
自分を魅了したオレンジシャーベット味のバカバカバカ~!
…ということで、機会をみて川棚駅探索はリベンジしたいと思います。
でも、駅がある川棚町はたくさんの誘惑があるんですよね。
小串トマトに長崎和牛、しおさいの湯にクジャクがいる大崎自然公園。
そして、真っ赤な小串浦の夕景!

これ、真っ赤すぎないか?
次回は誘惑に負けることなく、まっすぐ廃線跡に向かいたいと思います。

訪問駅リスト(JR線)
大村線
↑(早岐駅方面)
ハウステンボス駅(平成27年4月7日)
南風崎駅(平成27年4月9日)
小串郷駅(平成27年4月9日)
川棚駅(平成27年4月9日)
彼杵駅(平成27年4月7日)
千綿駅(平成27年4月7日)
松原駅(平成27年4月8日) 前編 ・後編
竹松駅(平成27年4月7日) 前編・後編
諏訪駅(平成27年4月8日)
大村駅(平成27年4月7日)
岩松駅(平成27年4月8日)
↓(諫早駅方面)
