皆さま、おばんです!
今晩は今年の4月にお邪魔した、こちらの駅の訪問記です。
大村線・彼杵(そのぎ)駅です!
この日は自分にとって、人生で2度目の九州入りでした。
前回は仕事目的での九州上陸でして、
旅行で九州を歩くのはこの日が初めて。
朝から楽しみで楽しみで心臓はもうバックバクでしたの。
飛行機で長崎空港に到着後は、JRの最寄駅の大村駅へ。
ここで列車に乗車し、楽しみにしていた駅巡りを始めました。
飛行機を利用すると九州もあっという間に着いちゃうので、
今ひとつ、遠くに来たという実感が湧きにくいのですが、
鉄道ファンは地域特有の「車両感」を感じ取ることが出来るので、
列車に乗車しただけで、その地に来た感触を得られるのです。
ホント、得な趣味ですよね。
美しい車窓風景を楽しみながら、最初に降り立った駅が彼杵駅でした。
鉄道ファンは上の写真を見ただけで、ここが長崎県だとわかるのですよ。
彼杵駅に降りて、すぐに視界に入ってきたのがこちらの看板です。
そのぎ茶?ここってお茶の名産地なの?
自分、お茶の産地は静岡とダージリンしか知らなかったのですが、
長崎県は静岡・鹿児島・三重に次いで、
国内4位の出荷量を誇る産地なんですって。
中でも長崎は年々出荷量が増大している人気産県だそう。
それにしてもこの看板、ものすごく美しい棚田ですよね。
時間があれば寄りたかったです。
彼杵駅は大村線(開通当初は長崎線)の駅として、
明治31年、長崎線開通と共に開業した駅でした。
長らく、戦前に建てられた2代目駅舎が使用されておりましたけど
平成19年に建て替えされ、現在の3代目駅舎に代わったそうです。
駅員さんがいるのを見ると、なぜかホッとするワタクシ。
出札窓口ではなんと、そのぎ茶の販売まで行っておりました。
後から知ったのですけど、そのぎ茶、かなりの人気銘柄らしいですね。
こんなんだったらお土産に買っておくべきでしたわ。
出札窓口の至るところに「そのぎ茶」が。切符以上に売る気まんまんですぞ。
彼杵駅は相対式ホームの2面2線構造で、
2本のホームは構内踏切で結ばれておりました。
こちらは彼杵駅の駅名標です。
先ほど、鉄道ファンは車両だけで地域性を感じる旨を書きましたけど、
その感触は駅名標でもあるのですよ。
鉄道ファンでしたらこの駅名標を見れば、
十中八九、九州っぽいねぇと言うはずです。
アルファベットのフォントが、なんか南国九州なんですよね。
わかるかな、わかんねぇだろうなぁ。
話を駅に戻しまして…
大村線は現在の長崎本線が全通する以前は、
鳥栖‐早岐‐長崎を結ぶ幹線鉄道(長崎線)の一部区間でしてした。
故に、この時代に開業した駅は、
当時運行されていた長大な編成の列車が停車できるよう
長いホームが備え付けられていたのですよ。
彼杵駅もそんな駅のひとつでして…
こちらは昭和51年に撮影された彼杵駅周辺の航空写真。
街の景色はさほど変わってはおりませんが、
長いホームと先代の木造駅舎、
それに、西側には貨物列車の荷役ホームも写り込んでますよね。
1934年には現在の長崎本線(有明ルート)が開通し、
諫早駅‐早岐駅間は分離されて大村線に改称されましたが、
当時の長大なホームは今でも見ることが出来るのです。
こんな明治時代の遺構が楽しめるもの大村線の魅力なんですよね。
他にも、駅舎の脇に怪しげな煉瓦積みがあったりと…
これ、油庫か何かの遺構かしら?
時間がなんぼあっても足りない
彼杵駅の駅巡りでしたの!
本当はちょこっと寄るだけのつもりだっ彼杵駅たのに…
結局1時間近くもいたけど、それでも足りない。
その後の3日間の旅行の行程ですが、
全ての日に大村線に来ちゃいました。
大村線の魅力、マジで侮れませんぜ!
☆追 記☆
(平成27年8月23日)
上下線のバラストの色の違いが気になったのですが…
昭和50年代に廃止された下り線ホームを
JR移行後に復活させたことが原因のようで。
幸いなことにホームは撤去されておらずに再利用されましたが、
撤去された線路は敷き直されたため、バラストの違いが発生したようです。
訪問駅リスト(JR線)
大村線
↑(早岐駅方面)
ハウステンボス駅(平成27年4月7日)
南風崎駅(平成27年4月9日)
小串郷駅(平成27年4月9日)
川棚駅(平成27年4月9日)
彼杵駅(平成27年4月7日)
千綿駅(平成27年4月7日)
松原駅(平成27年4月8日) 前編 ・後編
竹松駅(平成27年4月7日) 前編・後編
諏訪駅(平成27年4月8日)
大村駅(平成27年4月7日)
岩松駅(平成27年4月8日)
↓(諫早駅方面)
今晩は今年の4月にお邪魔した、こちらの駅の訪問記です。
大村線・彼杵(そのぎ)駅です!
この日は自分にとって、人生で2度目の九州入りでした。
前回は仕事目的での九州上陸でして、
旅行で九州を歩くのはこの日が初めて。
朝から楽しみで楽しみで心臓はもうバックバクでしたの。
飛行機で長崎空港に到着後は、JRの最寄駅の大村駅へ。
ここで列車に乗車し、楽しみにしていた駅巡りを始めました。
飛行機を利用すると九州もあっという間に着いちゃうので、
今ひとつ、遠くに来たという実感が湧きにくいのですが、
鉄道ファンは地域特有の「車両感」を感じ取ることが出来るので、
列車に乗車しただけで、その地に来た感触を得られるのです。
ホント、得な趣味ですよね。
美しい車窓風景を楽しみながら、最初に降り立った駅が彼杵駅でした。
鉄道ファンは上の写真を見ただけで、ここが長崎県だとわかるのですよ。
彼杵駅に降りて、すぐに視界に入ってきたのがこちらの看板です。
そのぎ茶?ここってお茶の名産地なの?
自分、お茶の産地は静岡とダージリンしか知らなかったのですが、
長崎県は静岡・鹿児島・三重に次いで、
国内4位の出荷量を誇る産地なんですって。
中でも長崎は年々出荷量が増大している人気産県だそう。
それにしてもこの看板、ものすごく美しい棚田ですよね。
時間があれば寄りたかったです。
彼杵駅は大村線(開通当初は長崎線)の駅として、
明治31年、長崎線開通と共に開業した駅でした。
長らく、戦前に建てられた2代目駅舎が使用されておりましたけど
平成19年に建て替えされ、現在の3代目駅舎に代わったそうです。
駅員さんがいるのを見ると、なぜかホッとするワタクシ。
出札窓口ではなんと、そのぎ茶の販売まで行っておりました。
後から知ったのですけど、そのぎ茶、かなりの人気銘柄らしいですね。
こんなんだったらお土産に買っておくべきでしたわ。
出札窓口の至るところに「そのぎ茶」が。切符以上に売る気まんまんですぞ。
彼杵駅は相対式ホームの2面2線構造で、
2本のホームは構内踏切で結ばれておりました。
こちらは彼杵駅の駅名標です。
先ほど、鉄道ファンは車両だけで地域性を感じる旨を書きましたけど、
その感触は駅名標でもあるのですよ。
鉄道ファンでしたらこの駅名標を見れば、
十中八九、九州っぽいねぇと言うはずです。
アルファベットのフォントが、なんか南国九州なんですよね。
わかるかな、わかんねぇだろうなぁ。
話を駅に戻しまして…
大村線は現在の長崎本線が全通する以前は、
鳥栖‐早岐‐長崎を結ぶ幹線鉄道(長崎線)の一部区間でしてした。
故に、この時代に開業した駅は、
当時運行されていた長大な編成の列車が停車できるよう
長いホームが備え付けられていたのですよ。
彼杵駅もそんな駅のひとつでして…
こちらは昭和51年に撮影された彼杵駅周辺の航空写真。
街の景色はさほど変わってはおりませんが、
長いホームと先代の木造駅舎、
それに、西側には貨物列車の荷役ホームも写り込んでますよね。
1934年には現在の長崎本線(有明ルート)が開通し、
諫早駅‐早岐駅間は分離されて大村線に改称されましたが、
当時の長大なホームは今でも見ることが出来るのです。
こんな明治時代の遺構が楽しめるもの大村線の魅力なんですよね。
他にも、駅舎の脇に怪しげな煉瓦積みがあったりと…
これ、油庫か何かの遺構かしら?
時間がなんぼあっても足りない
彼杵駅の駅巡りでしたの!
本当はちょこっと寄るだけのつもりだっ彼杵駅たのに…
結局1時間近くもいたけど、それでも足りない。
その後の3日間の旅行の行程ですが、
全ての日に大村線に来ちゃいました。
大村線の魅力、マジで侮れませんぜ!
☆追 記☆
(平成27年8月23日)
上下線のバラストの色の違いが気になったのですが…
昭和50年代に廃止された下り線ホームを
JR移行後に復活させたことが原因のようで。
幸いなことにホームは撤去されておらずに再利用されましたが、
撤去された線路は敷き直されたため、バラストの違いが発生したようです。
訪問駅リスト(JR線)
大村線
↑(早岐駅方面)
ハウステンボス駅(平成27年4月7日)
南風崎駅(平成27年4月9日)
小串郷駅(平成27年4月9日)
川棚駅(平成27年4月9日)
彼杵駅(平成27年4月7日)
千綿駅(平成27年4月7日)
松原駅(平成27年4月8日) 前編 ・後編
竹松駅(平成27年4月7日) 前編・後編
諏訪駅(平成27年4月8日)
大村駅(平成27年4月7日)
岩松駅(平成27年4月8日)
↓(諫早駅方面)