皆さま、おはようございます!


先週末の3連休ですが、ちょい前のブログにも書きました通り、

ブログ仲間のももさんご夫婦が催された、

三陸鉄道南リアス線の貸切列車に乗ってきました。


ことの経緯はももさんのブログ を見て戴くことにしまして…


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貸切列車の始発駅である釜石駅には

快速「はまゆり」で向かったのですが、

車内でお仲間さんと合流し、さっそく車内呑み会が始まっちゃいました。

まさかこの後、

10時間近くも酒漬けになるとは思いもしませんでしたけど…。

今回の旅のメンツ、相当手ごわいっす。


釜石では、近所のツルハでお酒の買い出しをしたうえで、

(お酒だけで総重量10キロ以上買った?)

いよいよスタートです。


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半年ぶりにやって来ました釜石駅。

前回は、被災した区間が全線復旧した4月5日 に訪れたんですよね。

3連休の中日とあって、観光客でごった返しておりましたよ。

実にいいことだ。


釜石駅と言えば、今年の4月から運行を開始したSL銀河です。
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この日は本運用はありませんでしたけど、

地元の皆さんを対象にした一般公開が行われていた模様です。

釜石駅構内には、C58 239の力強い警笛が鳴り響いておりました。


んでもって、今回乗車する貸切列車はこちらでしたのよ。
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新型レトロ列車・36‐R3です!


これ、乗りたかったんですよね。

4月5日に訪れた時には、

盛駅の構内で運用前の姿がちょこっと見えてたんですよ。
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(4月5日の盛駅構内)


36‐R3は今年4月に導入されたばかりの新車です。

だから車内は、新車の香りがプンプンなの。

こんな車両で貸切列車とかって、本当に贅沢ですよ。


今回はももさんがデザイン、お友達が版下、

日本海ファクトリーさん が製作されたヘッドマークが取り付けられました。
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何から何まで手作りって感じで、本当にステキっす。


発車時刻の12時50分になりました。

まずは盛駅までの、1時間12分の旅の始まりです。
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今回は総勢19名での貸切乗車ですけど、

とにかくすごかったのが、皆さんの酒豪っぷり。

ビールやワイン、ウイスキーを水のように飲みほぐします。

車内には、とんでもない量のお酒が持ち込まれておりました。
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そして、発車早々の乾杯。
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列車の車内で呑む酒の美味さが絶品なのは定説ですが、

乾杯の発声が挙げられる機会なんて、そうありませんよね?

旅は始まったばかりですけど、ノリはすでに打ち上げ状態です。


釜石駅の発車から25分、三陸駅に停車しました。

ここでは列車交換のために4分弱の停車です。
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4分弱もあれば、貸切列車を真下から撮れるんじゃないかしら?
三陸駅にちょっと詳しい駅マニアな自分は、

そのように考えたワケですよ。

ここは元陸上部のフットワークを活かして、

三陸駅の真下まで走ったわな。


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写真をパチリと。

発車まであと2分か?ホームまで全速力で走るぞ。


ついでに、三陸駅で銘菓・甘ほたてをゲット。
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列車の発車まであと1分、本当に大丈夫か?


最後に三陸駅の守護神のシカさんにもご挨拶。
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そして無事に、乗り遅れることなく列車に乗車。

「あるきん、よく走れたね」

って、走れるわい!

息切れで苦しかったけど。死ぬかと思ったけど。


お次はほたての絵馬で有名な恋し浜駅で停車です。

ここではファンサービスのために、15分も停車してくれたんですよ。
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お仲間さんたち、列車の写真を撮ったり、

幸せの鐘を鳴らしたりして、楽しんでおられました。


そんな時に自分は、

恋し浜新駅に新設された、まるでスライダーのようなスロープを見て、

幸せをかみしめておりましたよ。
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幸せのカタチって、人それぞれですね。

スロープを見てにやけていた自分、泣けてくる。


そろそろ皆さん出来上がってきているようですけど、

この辺りはまだ往路の半分です。

このペースで呑み続けて、最後まで持つのかしら?
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列車は更に進みますよ。

次は綾里駅にて4分間の停車です。

ここで運転士のSさんから、

「綾里駅のソフトクリームは美味しくて最高ですよ」

とのアナウンスが。

そうとくりゃ、ゲットせずにはおれませんよね。

三陸駅に続き、綾里駅でも走った走った。


レジ前で並んでいるおばちゃんがもたついていて、

列車に戻ったのはキリキリの時刻でしたけど、

なんとか無事に、ソフトクリームをゲットすることが出来ました。
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このソフトクリーム、ホタテの味がする!

一緒にソフトクリームを買ったお仲間さんが

車内で絶叫してましたけど、

いやいや、これ、普通のソフトクリームですって。

メニューに「北海道ソフトクリーム」って書いてあったし。

ひょっとして、相当酔っ払ってるのかな?


行き違いの列車にソフトクリームを見せつけていたら、

陽気に手を振ってくれました。

どうもすみません。
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そんなこんなで14時2分、無事に盛駅に到着しました。
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皆さん、三鉄グッズを求めに駅の方に向かったようですけど、

自分は大船渡線BRTのバスを眺めながら酔い覚ましです。
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なんか酒臭そうな車内だなぁ。
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貸切列車はこれでちょうど半分。

まだ釜石駅までの復路が残っておりますのよ。


せっかく運転士のSさんが沿線ガイドをしてくれたというのに、

ほとんど車窓風景見づに終わった貸切列車のレポは、

後半に続きます。


復路編はこちらから。

三陸鉄道貸切り列車の旅 釜石の思い出はプライスレス。