皆さま、おばんです!


三陸鉄道南リアス線が全線復旧した4月5日の朝ですが、

早朝に出発する一番列車に乗車するために盛駅におりました。
天気はいいし、何よりも今日はリアス線全線復旧という記念すべき日。

もうね、気分は最高です!


そしてそして…

自分、興奮しちゃって思わず小躍りしたのは、

盛駅のこの光景を見たからでしたのよ。
e04340/岩手開発鉄道モーターカー

敷地内にはホッパ貨車がズラリと。


ご存知の方も多いかと思いますが、

こちらの貨車、盛駅を起点とする岩手開発鉄道が所有する、

ホキ100と呼ばれるホッパ貨車でしたの。
e04341/岩手開発鉄道モーターカー

昭和35年から平成12年にかけて52両が新製された

石灰石輸送専用車でして、

国鉄のセキ3000をベースに設計されているそうな。

岩手開発鉄道ホキ100 については

以前もブログで書いておりますので、

今回は一旦置いとくことにしまして…


盛駅の敷地内には、一目見ただけで思わず惚れちゃう

こんな車両も留置されていたんですよ。
e04342/岩手開発鉄道モーターカー

バラストホッパ車とレール輸送車を併結した保線用車両ですが、

その先頭部分に注目ですよ。

e04343/岩手開発鉄道モーターカー

なんすかこの顔は!
岩手開発鉄道が所有する軌道モーターカーなんですって。


正面にはボンネットバスを思わせるグリル、

かつてのEF58を連想させる正面2枚窓、

そして目(ライト)の下にあるほっぺ(ベンチレーター)…

これ、最近の車両ではありませんよね?


それにしても、こんなカワイイ顔を持った軌道モーターカーは、

自分は見たことがありませんこれ 以外は。
d11185/陸奥横浜駅の保線車両


この手の保線車両は制式の車両ではなくてあくまでも機械扱い。
製造年や製造所を示す資料が非公開なものが大部分でして、

それを知るためには現車確認するしか方法がなさそうです。


e04344/岩手開発鉄道モーターカー

まるで林鉄(森林鉄道)の機関車のような出で立ちの

岩手開発鉄道の軌道モーターカー。

その素性をご存知の方は、ぜひ教えてくだされ。