皆さま、おはようございます!
大船渡線と三陸鉄道南リアス線が接合する盛駅ですが、
ここにはもうひとつ、貨物専業路線である、
岩手開発鉄道が接続しているのですよ。
盛駅の構内を見渡すと、
大量の黒い貨車を見ることが出来るのですが、
これが岩手開発鉄道の主力貨車、
このホキ100形、
国鉄が昭和26年から40年にかけて大量生産した、
セキ3000形石炭車をベースに設計されておりまして、
スタイルもこれに酷似しており、
JR貨物の無蓋ホッパ車なき今、
昔ながらの石炭車のスタイルを残す貨車として、
ファンには人気のある車両なんですよね。
岩手開発鉄道・ホキ100形は、
昭和35年から54年にかけて50両(101~150)が製造され、
更に平成12年に2両(151・152)が増備されております。
盛駅を訪れた際に気付かれた方も多いと思いますが、
駅舎側の側線には、
長らく使用されていない4両のホキ100形が留置されているんですよ。
そして、平成12年に最終増備されたはずのホキ151・152までもが、
ホキ101・102は検査期限が切れてから既に5年が経過し、
ホキ151・152に関しても3年が過ぎてしまいました。
余剰車である4両だと思うのですが、
最若番の101・102は理解出来るとしても、
なぜ最新鋭の151・152が、ここに留置されてるのでしょうね?
どことなく、腐食が進行しているように感じるのですが。