皆さま、おはようございます!
昨日のブログでも書きましたが、
先週に山田線の駅巡りを楽しんできました。
今朝はその中から、盛岡駅からわずか3キロ弱しか離れていない
山田線・上盛岡(かみもりおか)駅です!
山田線の駅と聞くと、ど田舎路線の印象持ってましたが
(地元の皆様ごめんなさい)
上盛岡駅は盛岡市内のど真ん中にあるため、
画像の通り周囲を高層マンションが建ち並んでいるのですよ。
立地が良く、とても便利そうな駅に感じましたが
立地が良くても所詮は山田線の駅、
1日6往復(しかも1往復は休日運休ですし)しか
列車が運行されてないのですよ。
これじゃ利用したくてもなかなか乗れませんよね。
駅前の様子はご覧の通りでした。
先にも書きましたが、駅の周囲を高層マンションで囲まれているために
初めてここを訪れる方はちょいと迷うかも。
目印があればいいのですが、
駅前は月極駐車場とタクシー乗り場があるだけなのですよね。
ちなみにこのマンション群、
「びゅう○○」とか言うマンション名なのですけど
JRが売り出してる物件なのかな?
ウリが「トレインビュー」なら
鉄道ファンが飛びつきそうな気がしますが。
ホームが側から駅舎を眺める。
上盛岡駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。
今はとても簡素な構造になってしまった駅上盛岡駅ですが、
開業年は大正12年10月と、実は長い歴史を持った駅なのですよね。
現在の駅舎が竣工したのは平成17年とのこと。
数えて3代目の駅舎だそうですよ。
ここで注目なのは、ホームの端から見える
くにゃっとした線路のカーブです。
駅ファンならお気付きかもしれませんが、
これはかつて、上盛岡駅の構内に両開き分岐器があった遺構で、
昭和57年まではホームがもう1面存在していたほか、
北側には貨物ヤードが広がっていたんですって。
そんな光景、今の上盛岡駅の風景から想像出来ませんでしたわ。
宮脇俊三先生の著書「国鉄全線各駅停車」シリーズに、
国鉄末期(昭和59年時点)の上盛岡駅の構内配線図が
列車を行き違いさせるための施設は本線と切り離されてますけど、
この当時はまだ撤去されずに残っていたようですね。
それではなぜ上盛岡駅にヤードがあったかという理由ですけど…
かつて上盛岡駅の北側で専売公社の工場が稼働していたらしく。
そこに専用線が伸びてたそうです。
下は国土地理院のサイトから転載した昭和52年撮影の航空写真ですが、
ホームから直角に伸びてる専用線が丸見えだったみたいですけど、
そんな時代に上盛岡駅を訪れたかったです。
いや、自分は乗りつぶし目的で来ていたはずなのですが、
その記憶はどこかに飛んで行ってしまってましたよ。
なんで写真を撮ってなかったのだろう?
バカだなぁ自分は。
有人駅時代は駅舎内にキオスクもあったらしい。
上盛岡駅、辺りの景色の発展ぶりとは対照的に、
駅は寂し気に感じられるのは自分だけかな?
訪問駅リスト(JR線)
山田線
↑(盛岡駅方面)
上盛岡駅(平成23年10月9日)
山岸駅(平成23年10月9日)
上米内駅(平成23年10月9日)
大志田駅(平成23年10月9日)
浅岸駅(平成24年6月10日) 接触編 ・発動編
区界駅(平成23年10月10日)
松草駅(平成23年10月10日)
平津戸駅(平成24年6月16日)
川内駅(平成24年6月16日)
箱石駅(平成24年6月16日)
陸中川井駅(平成23年10月10日)
腹帯駅(平成24年6月16日)
茂市駅(平成23年10月10日)
蟇目駅(平成24年6月16日)
花原市駅(平成24年6月16日)
千徳駅(平成24年6月16日) ・新駅舎(平成30年3月19日)
↓(宮古駅方面)
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