皆さま、おはようございます!

 

昨日のブログでも書きましたが、

先週に山田線の駅巡りを楽しんできました。

今朝はその中から、盛岡駅からわずか3キロ弱しか離れていない

街ナカにあるこちらの駅の訪問記でした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10100

山田線・上盛岡(かみもりおか)駅です!

山田線の駅と聞くと、ど田舎路線の印象持ってましたが

(地元の皆様ごめんなさい)

上盛岡駅は盛岡市内のど真ん中にあるため、

画像の通り周囲を高層マンションが建ち並んでいるのですよ。

 

立地が良く、とても便利そうな駅に感じましたが

残念なのは列車の本数です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10105

立地が良くても所詮は山田線の駅、

1日6往復(しかも1往復は休日運休ですし)しか

列車が運行されてないのですよ。

これじゃ利用したくてもなかなか乗れませんよね。

 

駅前の様子はご覧の通りでした。

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10101

先にも書きましたが、駅の周囲を高層マンションで囲まれているために

初めてここを訪れる方はちょいと迷うかも。

目印があればいいのですが、

駅前は月極駐車場とタクシー乗り場があるだけなのですよね。

ちなみにこのマンション群、

「びゅう○○」とか言うマンション名なのですけど

JRが売り出してる物件なのかな?

ウリが「トレインビュー」なら

鉄道ファンが飛びつきそうな気がしますが。

 

ホームが側から駅舎を眺める。

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10102

 

上盛岡駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10103

今はとても簡素な構造になってしまった駅上盛岡駅ですが、

開業年は大正12年10月と、実は長い歴史を持った駅なのですよね。

現在の駅舎が竣工したのは平成17年とのこと。

数えて3代目の駅舎だそうですよ。

 

ここで注目なのは、ホームの端から見える

くにゃっとした線路のカーブです。

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10104

駅ファンならお気付きかもしれませんが、

これはかつて、上盛岡駅の構内に両開き分岐器があった遺構で、

昭和57年まではホームがもう1面存在していたほか、

北側には貨物ヤードが広がっていたんですって。

そんな光景、今の上盛岡駅の風景から想像出来ませんでしたわ。

 

宮脇俊三先生の著書「国鉄全線各駅停車」シリーズに、

国鉄末期(昭和59年時点)の上盛岡駅の構内配線図が

掲載されてました。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10107

列車を行き違いさせるための施設は本線と切り離されてますけど、

この当時はまだ撤去されずに残っていたようですね。

 

それではなぜ上盛岡駅にヤードがあったかという理由ですけど…

かつて上盛岡駅の北側で専売公社の工場が稼働していたらしく。

そこに専用線が伸びてたそうです。

下は国土地理院のサイトから転載した昭和52年撮影の航空写真ですが、

2本のホームとそこから伸びてる専用線の姿が確認出来ました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b10106

ホームから直角に伸びてる専用線が丸見えだったみたいですけど、

そんな時代に上盛岡駅を訪れたかったです。

いや、自分は乗りつぶし目的で来ていたはずなのですが、

その記憶はどこかに飛んで行ってしまってましたよ。

なんで写真を撮ってなかったのだろう?

バカだなぁ自分は。

 

有人駅時代は駅舎内にキオスクもあったらしい。

上盛岡駅、辺りの景色の発展ぶりとは対照的に、

駅は寂し気に感じられるのは自分だけかな?

 

 

訪問駅リスト(JR線)
山田線

↑(盛岡駅方面)
上盛岡駅(平成23年10月9日)
山岸駅(平成23年10月9日)
上米内駅(平成23年10月9日)
大志田駅(平成23年10月9日)
浅岸駅(平成24年6月10日) 接触編 ・発動編
区界駅(平成23年10月10日)
松草駅(平成23年10月10日)
平津戸駅(平成24年6月16日)
川内駅(平成24年6月16日)
箱石駅(平成24年6月16日)
陸中川井駅(平成23年10月10日)
腹帯駅(平成24年6月16日)
茂市駅(平成23年10月10日)
蟇目駅(平成24年6月16日)
花原市駅(平成24年6月16日)
千徳駅(平成24年6月16日)新駅舎(平成30年3月19日)
↓(宮古駅方面)

 

駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。

新着情報がすぐ受け取れる読者登録をお願いします!