No.246 歌手・俳優・タレント/川﨑麻世さん | ART STYLE SHIGA(アートスタイル滋賀)

ART STYLE SHIGA(アートスタイル滋賀)

「滋賀には魅力的なアーティストがたくさんいる。
この素敵な事実をみんなに伝えたい」、そんな想いで始めた"アートスタイル"。
ミュージシャンやモデル、俳優、お笑い芸人、芸術家、建築家など幅広いジャンルのアーティストをご紹介。

初めて泳げるようになったのは、
琵琶湖に放り投げられてからです(笑)

 

 魔夜峰央のぶっ翔びディス漫画を実写映画化し大ヒットを記録した『翔んで埼玉』。シリーズ第2弾『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』の舞台が滋賀県になったのは周知の通りだ。それに伴い、大津市にあるボートレースびわこでは、本作品とのコラボレーションイベントを開催。映画の半券かコラボチラシの提示でコラボチケットケースプレゼント(先着1800名限定)や、麻実麗役のGACKTさんと壇ノ浦百美役の二階堂ふみさんが劇中で着用した衣装展示(1月25〜30日)なども行われるなか、去る1月5日には、本作で京都市長を演じた川﨑麻世さんのスペシャルトークショーが開催された。イベントの合間にお話をうかがうと、「前作を観て大ファンだった」と語ってくれた。

「こういう茶番劇みたいな作品は結構好きで。1作目も大好きだったので、出演のオファーをいただいた時は本当に嬉しかったです。しかも、自分の生まれ故郷である京都の市長役で、しかも関西弁で芝居ができる。それに友達のGACKTが主演ということもあったので、なおさら嬉しかったです」。

 


 川﨑さん演じる京都市長は、大阪府知事の嘉祥寺晃(片岡愛之助さん)、その妻の神戸市長(藤原紀香さん)らとともに関西を支配するヒール。しかも、神戸市長とはただならぬ関係にあるという役柄だ。「(共演シーンの多い愛之助さん、紀香さんとは)撮影中はずっと関西弁で盛り上がってました。紀香さんとのラブシーンもあったので、(愛之助さん大丈夫かな…)と、ちょっとピリピリしていたのですけど、楽しい会話の中でどんどん撮影が進んでいったので、安心して撮影できました」。お気に入りのシーンも、神戸市長とのラブシーンだとか。「撮影してる時は不思議と覚えてないんですよ。完成して最初から通して観てみると、自分で演じていながらかなりドキッとしました」。

 前作の『翔んで埼玉』からさらにスケールアップした本作は、大迫力の合戦シーンがあったり、ディスられているのに不思議な感動を呼ぶシーンがあったり、見応えのある作品だ。「武内英樹監督も仰っていましたが、とことん茶番だけど決してふざけてるわけじゃない。正直言って僕は、(前作に比べ今回の)2作目の方が面白いんじゃないかなと思うくらいめちゃめちゃ楽しめました。関西人として見ると、(うわっ、これ知ってる!あれ知ってる、これも出してくれてるんだ)って思うシーンがいっぱいありましたし、自分が出てる作品ですけど、とにかく声出して笑っちゃってましたね。声出して笑ったり拍手したり、こんな楽しめる作品、他にあるんですかねって思います」。

 京都出身の川﨑さんにとって、滋賀県といえば琵琶湖というくらい、琵琶湖は印象深い場所。「子どもの時から海に行かないで琵琶湖に来ていました。初めて泳げるようになったのも、琵琶湖に放り投げられてからですし(笑)、非常に思い出深い土地です。映画では滋賀をディスってますけれども、この作品に至っては「ディスられてナンボ」です。滋賀県(が舞台)でよかったなぁって、僕は思います。これから滋賀県を堂々と自慢して、胸張って頑張ってもらいたいな…って、これも既にディスりみたいになってるんですけど(笑)。滋賀はいいところだし、美しい琵琶湖をはじめ、観光できるところがいっぱいあります。滋賀県のみなさんも、もっともっと滋賀をアピールしてください」。

 


【profile】
川﨑麻世さん
1963年3月1日 京都府出身 / 大阪育ち
映画「コーヒーはホワイトで」2月16日公開
枚方市PR大使
Instagram:mayokawasaki
X:kawasakimayokun
アメーバブログ
オフィシャルファンクラブ
「CYBER STAR」にて公開中
「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」
大ヒット上映中!
©2023映画「翔んで埼玉」製作委員会