ART STYLE SHIGA(アートスタイル滋賀)

ART STYLE SHIGA(アートスタイル滋賀)

「滋賀には魅力的なアーティストがたくさんいる。
この素敵な事実をみんなに伝えたい」、そんな想いで始めた"アートスタイル"。
ミュージシャンやモデル、俳優、お笑い芸人、芸術家、建築家など幅広いジャンルのアーティストをご紹介。

感謝の気持ちと謙虚さを忘れず、
ゴルフ界を盛り上げて行きたいです。

 

新型コロナウイルス感染拡大のため、今年は国内外で多くのスポーツが開幕を延期、あるいは今シーズンの中止を決定した。緊急事態宣言解除後は、無観客での試合が徐々に開催されるようになり、女子ゴルフ界も6月下旬より、例年の4ヵ月遅れで国内女子ゴルフツアーを開幕した。それに先立ち、高島市出身の吉本ひかる選手と、同じ滋賀出身の松田鈴英選手と2人が、県内のゴルフ場で9ホールのエキシビジョン・マッチプレーを無観客で開催。吉本選手は「日本中、世界中が大変な状況のなか、プロゴルファーの自分にできることを精一杯頑張りたい」という思いからこの企画に賛同。若手ゴルファー2人が競う様子はネットで生中継され、吉本さんが2ホールを残して3アップで勝利した。

 

 小さい頃は絵本をよく読み、わからない字は母親によく聞いていたという吉本選手。親の勧めもあり、9歳の時に姉と一緒にゴルフを始める。「学校が終わってすぐ練習場に行って、夜9時ぐらいまでボールを打ったり、パターとかをひたすら練習していました」。プロをめざそうと思ったのは中学3年生のとき。高校2年生からは、現在も師弟関係にある中島敏雅氏に師事し、週末は兵庫まで練習に通う日々が続いた。滋賀短期大学附属高校在学中の2016年に行われた下部ステップアップツアー『ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース』で、吉本選手は自分より格上のプロ選手を抑えて、史上4人目のアマチュア優勝を遂げ、同年のレギュラーツアー『サマンサタバサレディース』でも首位発進するなど、華々しいデビューを飾った。

 

 そして、翌2017年にプロテストに合格。デビューの年も『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』で優勝したことで、レギュラーツアーでも優勝したいという気持ちが高まった。昨年2019年出場した『KKT杯バンテリンレディス』や『38th フジサンケイレディスクラシック』などでは優勝争いも経験。「目標だったシード権をとることができて、とても充実したシーズンでした。優勝したいという思いも強くなりました」。吉本選手は、勝みなみ、小祝さくら、新垣比奈選手ら学生時代から頭角を現した同世代の選手とともに『黄金世代』の一人として注目を集める。「黄金世代と呼ばれるのは、とてもありがたいなと思います。これからもみんなと切磋琢磨して、ゴルフ界を盛り上げていきたいです」。

 

 プロゴルファーとして日頃から心がけているのは「感謝と謙虚」。試合や練習で思うようにいかないときは「とりあえず冷静になって、ノートに1つずつ、何が原因か書き出して、目の前の課題をクリアにしていく」という地道な努力も怠らない。今年はしばらく無観客試合が続きそうだが、今のコンディションは良いと語る吉本選手。幼い頃から一緒にゴルフを学んできた姉の百花さんも、転戦時のサポート役として吉本選手を支える。目標は賞金女王。「これからも感謝の気持ちと謙虚さを忘れず、目標に向かって日々努力していきます! 応援よろしくお願いします」。

 

【profile】

マイナビ所属
1999年生まれ、高島市育ち。滋賀短期大学附属高等学校卒業。
2016年 「ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース」で
     アマチュア優勝(史上4人目)
2017年 7月プロテスト合格
ホールインワン 2回

趣味は映画鑑賞、ライブ鑑賞