自分のパフォーマンスで、世界中の人が笑顔になる
世界をつくっていきたい。
世界の４大ミスコンの一つ『ミス・アース・ジャパン』が、次世代の子どもたちの夢の応援と、環境保護への意識向上を目的に、ジュニア世代を対象にした『ジュニア・アース・ジャパン』を2021年に新設した。
「Stu dy & Beauty」という大会趣旨のもと、地方大会では各エリアごとにテーマを決めSDGsや環境問題に取り組んでいる。去る9月10日に開催された『ジュニア・アース・ジャパン滋賀大会』において、リリー部門（小学４～6年生）の滋賀代表に選ばれたのは小学5年生の田村玲奈さん。ファイナリストに選出された昨年に続く2度目の挑戦で勝ち取った。
「がんばって練習をしてきた２年間の成果が出たと思います。グランプリをいただいた瞬間は頭が真っ白になって、とてもうれしかったです。目標も、滋賀大会のグランプリから日本大会のグランプリを取ることに変わりました。」
周りからは「元気で明るく、思いやりがあって、責任感が強い」と言われる玲奈さん。好きな科目は社会で、好きな遊びは人狼鬼ごっこやスロープ鬼ごっこ。読書も好きで、学研まんがの『ひみつシリーズがお気に入り。ダンスが得意で、4歳から始めたHIPHOPダンスの他、今はBREAKEダンスも習っている。
「このコンテストは、外見の美しさだけでなく、地球の環境についても大切にしています。大会を通して、ファイナリストのみんなで環境問題やSDGsについて学んで、行動できることにも魅力を感じ、将来につながると思って応募しました。」
滋賀は自然がいっぱいあって、とくに琵琶湖が大好きと玲奈さん。「歴史もあって、湖水浴やキャンプやいろいろ楽しむことができますし、稚鮎やワカサギもとっても美味しいからです。それに滋賀の人たちはやさしい人が多いので、安心して暮らすことができます。」
自然や環境のこと、未来のことも、友達や家族と話す機会があるとか。「身近にある琵琶湖の外来種や水草問題について話したり、本で学んだ「環境にいいこと」を共有したり。琵琶湖や山で遊んだ後はゴミ拾い活動をしているので、その活動が広がるように家族でSNSで発信したりしています。」
アース滋賀（ジュニア、ミス、ミセス）は「美と健康はうつくしい環境から」を共通理念とし、コンテストに参加した子どもたちは、自然環境のアンバサダー（大使）として、１年間、イベント出演やボランティア活動などで地域を盛り上げていく役割を担う。玲奈さん自身も毎年『海ごみゼロ運動』に参加し、積極的にゴミ拾いをしてきた。「その活動に、大会で出会った仲間と一緒に一致団結して参加することが楽しみです。それと、ファイナリストとしてCM撮影やモデルの仕事をいただけることもうれしいです」。
将来の夢はモデルとアイドル。「自分のパフォーマンスと笑顔で、目の前の人が、笑顔になって元気になってもらうことが私の喜びです。そして、綺麗な自分を魅せたいです。」
目標にしているのは、女優の白石麻衣さんとママ。「白石さんは、元気オーラが出ていて笑顔もパフォーマンスも私の理想。ママは優しくて、自分の個性も、家族や友達の個性も大事にしてくれるので。」
12月の日本大会に向けて、ウォーキングなどの練習を重ねる日々。
「絶対にグランプリをとります！そして私の笑顔と元気とパフォーマンスを届け、少しずつでも世界中の人が、元気いっぱいで笑顔になるような世界を作っていきたいです」。
【profile】
2012年2月24日生まれ
2016年〜HIPHOPダンスを習いはじめる
2017年〜2018年 ベストキッズオーディション出場
2018年 滋賀キッズコレクション出場
2020年 滋賀キッズコレクション、フ ァイナルステージに出場
2021年 ジュニアアースジャパン滋賀ファイナリスト
2022年 ジュニアアースジャパン滋賀リリー部門グランプリ