ってことでtakです
いよいよ3月になりました
役職が本格的に代わり、生活は一変
転職したくらいにあらゆる事象が真新しく真逆になってバタバタの極みのような毎日です
兎に角今までとは全く違う空間に身を置いてる感覚です
魑魅魍魎跋扈する世界ですが、肩ひじ張らず楽しく無理せず可能な限り頑張っていきたいと思います
そんな毎日なのであまり音楽を聴く余裕もないのですが、この作品についてだけは書いておかないと
THOUSAND EYES(以下、千眼)の「GALLERY OF DESPAIR」(ライブ盤)です
前身のThousand leaves(東方メタルProject)の登場に度肝を抜かれたのはもう15年くらい前だろうか
この作品何億回聞いたか。。。
鋭利なナイフのような尖ったImmortal Vengeanceのリフとバカカッコいいギターソロに一発でKOされた俺
考えたらArt of Mankindも界隈出身(Kissing the mirror)だし、勿論あんきももそうだし、実はこの頃の東方関連アーティストは今日本メタル界で確固たるポジションを得てる印象。兎に角曲のクオリティが飛びぬけてた
うーん、カッコいい
ちょいと興味の沸いた方には千葉のこちらのアルバムもおススメです
タイトル曲とIsolated Survivorのカッコ良さは永遠に色あせない
あとはIron attackとか。。。キリないから辞めますけど、このあたりの東方メタル関連は掘れば掘るほど面白いので是非ディグってみてください
んで、話が横山やすしの髪形くらい逸れましたけど、そんなThousand leavesがいよいよオリジナルやるぜ!ってことで始まったのがTHOUSAND EYES
全曲疾走つってもいいくらいに爆音で駆け抜ける鬼名盤「BLOODY EMPIRE」に始まって名作を紡いで紡いで10年、ってことで登場したのが今回のライブ盤なワケです
とんな出自も相俟って今作はベスト盤としても機能するほど名曲だらけ
録って出しというLawな感じではなく、サラウンド臨場感のある立体的な音を全方位から浴びる事の出来る1枚に仕上がっとります。マジでメタル沐浴可能。ロハス
まず3rdのキラー「Day of Salvation」とアルバム通りの「Dead Again」
続いて4thのキラー「Garden Of Thorn」とアルバム通りの「Dead Blind Nightfall」
この畳みかけが熱いんよね
デスラッシュって1曲目疾走→2曲目更に疾走みたいな流れが最高と思いません?思うだろ!
中盤にオールドデス「Shadow dancer」と3連の「Eye Of The Hate」と変化球2球投げといて
再び2ndのスーパーキラー「Endless Nightmare」、3rdの暴虐爆走チューン「Rampage Tyrant」。。。
ラストの必殺「One Thousand eyes」まで全く時間を感じない
慟哭の渦に飲まれるのみ
構成の緩急も完璧で全く飽きの来ない1枚だ
Bleedying InsanityとBetrayerが入ってないことだけが唯一許せないが、その他はもうパーフェクトすぎるくらいパーフェクト。ネプチューンマンもひねもす裸足で逃げ出す勢いである
デスラッシュと言うジャンルに数多バンドはいるが、千眼のように慟哭のギターソロをここまでフィーチャーしたバンドはいない
暴虐のリフ/リズムと咽び泣くギターソロのコントラスト/ギャップ
強いて言うならばメロデスラッシュとでも言うべきか
兎に角似たバンドは終ぞお目にかからない完全なるオリジナル
これこそが千眼の持ち味であり唯一無二の個性なのだ
ギター/作曲のKOUTAさんとwestvillage。。。いや、DOUGENさんから始まったこのプロジェクト、その輝きにTORUさん/AKIRAさん/YU-TOさんという圧巻のプレイヤビリティを持つメンバーが集い、最早世界的に類を見ない特異点バンドになった彼ら。この日本が産んだ世界に誇るべき最強のバンドなので、多くの人に聞いていただきたい所存
メタルとかあんまわからん、って人にも日本人の琴線に触れるメロディ目白押し工房なので実に聞きやすいはずなのでおススメ。一般人にデスラッシュを奨めるという背徳感まで味わえる奇跡の1枚です
2024/4/21には Shibuya CYCLONEにてワンマンライブが行われる模様
そこではBleedying InsanityとBetrayerもセトリ入りの完全版「GALLERY OF DESPAIR」が披露される事でしょう(願望)
皆で「バーンザスカイ」するしかないです、これは
是非
そんなこんなで
tak