新型コロナウイルスが流行している時に、「正しく恐れる」という言葉を何度も耳にしました。
この「正しく恐れる」という言葉は、物理学者で文筆家の寺田寅彦さんの随筆から引用された句です。
寺田さんの随筆「小爆発二件」の中で「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしいことだと思われた」と書かれています。
この「正しく恐れる」という言葉ですが、私にとって選挙と関連付けて考えることがあります。
今までは4年に1度の選挙が待ち遠しかったのですが、今は「選挙を正しく恐れる」ことが出来ているような気がします。
今まで3度の選挙を戦ってきて、1年前の選挙では票を大幅にアップさせて当選させて頂くことが出来ました。
それでも、次の選挙は落選するかもしれません。では、落選を恐れているのかというとそうでもありません。
また、3年後の選挙が待ち遠しいという気持ちは今でもあります。
そんな気持ちを言葉にすると、やっぱり「選挙を正しく恐れる」になるのですが、その背景にあるものも含めてYouTubeでお話させて頂きました。よろしければご覧ください。