次男への3つの選択肢 | 豊田耕一blog「田舎での子育て」

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次の世代にツケを回さない!ために、
4人の息子の父親として、市議会議員として、
敦賀の子どもたちのために日々奮闘しています。

昨夜は今年初の四男のサッカー練習でしたが、四男の送迎から帰宅して30分間、夜勤へ行く21時まで次男とゆっくり話をしました。

 

本来なら、石川県輪島市の日本航空高校でサッカー練習を初めているはずの次男ですが、能登半島地震の影響により学校へも行けない状況が続いています。

 

一昨日のブログには、「いま、関東のラジオのニュースで、豊田さまの息子さんが通われている輪島の高校の生徒さんを、山梨の系列の高校のキャンパスで、という報道が。輪島の高校が被害を受け、また、災害対策の拠点になっている事情も。ひとまずお伝えを。」というコメントを頂きました。

 

また、何件か同様のメッセージ等を頂きましたので、昨夜の30分間で、私から次男へ3つの選択肢を示し、次男の考えを聞くことにしました。

 

1、山梨の系列校へ行ってサッカーをする

 

2、県内の私立高校へ編入してサッカーをする

 

3、県外の私立高校へ編入してサッカーをする

 

次男が所属する日本航空高校サッカー部のAチームは、先月28日まで山梨県で合宿をしていましたので、次男は日本航空高校の山梨キャンパスを知っていて、とても遠いというイメージを持っていました。

 

そのことを聞いていた私は、少し考えていた次男へ「送迎は任せとけ!距離はあるけど敦賀から片道4時間ほどやから気にするな!」と伝えました。

 

すると「それなら山梨へ行くわ!」と言いました。「もう来週には野球部の一部は山梨へ行くみたい」との話もしてくれました。

 

次男たちのサッカー部も引き続き石川県のチームとして戦うようなので、輪島市をはじめ能登半島のために日本航空高校初の選手権出場を目標に頑張ってくれることでしょう。

 

以下、日本航空高校石川が山梨キャンパス内に一時移転する毎日新聞の記事がありましたので、引用させて頂きます。
 

能登半島地震で被災した日本航空高校石川(石川県輪島市)が、山梨県内の系列高校キャンパス内に一時移転することが明らかになった。4月から仮校舎で新入生も含めた全生徒約600人が学ぶことになる。移転の期間は復旧状況を踏まえて検討していくという。  日本航空高石川は山梨県甲斐市の学校法人「日本航空学園」が運営。パイロットや整備士など航空業界を目指す生徒が多い。9割が寮生活を送っているが、地震時には正月で帰省するなどして誰もいなかった。  地震で校舎のゆがみや窓ガラスの破損、敷地内道路の亀裂が確認され、授業できない状態が続いている。学園は生徒らが学ぶ機会を確保するために移転を検討。系列の日本航空高校がある甲斐市の山梨キャンパス内で仮の校舎や寮を建設し、生徒らにはこの拠点に通学してもらうことを決めた。教職員も移るという。新学期が始まる4月を予定している。  学校では15日から自宅などにいる生徒向けにオンラインで授業を進める予定だ。学園の担当者は「生徒たちの学びを止めないよう、安心できる環境を提供したい」と話す。  日本航空高石川はスポーツの強豪としても知られており、野球は春夏ともに甲子園出場経験がある。ラグビーは全国大会に19回連続で出場している。