キッチンカーはトレーラータイプとトラックタイプどちらがいい? | 豊田耕一blog「田舎での子育て」

豊田耕一blog「田舎での子育て」

次の世代にツケを回さない!ために、
4人の息子の父親として、市議会議員として、
敦賀の子どもたちのために日々奮闘しています。

全国的にキッチンカーが注目を集めていますが、敦賀市においてもキッチンカー購入の補助金(上限100万円)等の予算が以前から計上されています。

 

来年度の予算においても、キッチンカー等による飲食を含めた北陸新幹線敦賀開業PRブースを出展し、県外から訪れた参加者に対し、敦賀市の認知度向上を図るための事業である「北陸新幹線敦賀開業プロモーション事業費」等の予算が計上されます。

 

私が関わっている障がい者就労継続支援事業所も、以前からワゴンタイプやトレーラータイプのキッチンカーで、障がいのある方々とケータリングを行っており、国体等においてもキッチンカーが活躍してくれました。

 

最近では、週末に敦賀駅前で上の写真のトレーラータイプのキッチンカーを出店しているのですが、トレーラーをバックで駐車をすることが難しいということで、運転手として毎回助っ人で来ています。

 

このトレーラータイプのキッチンカーは、通行人から「可愛いですね!」といったように注目されることがあり、写真を撮って頂くことも多いのですが、いろいろ不便な面があるのも事実です。

 

ここでは、キッチンカーに数年携わっている私の経験をもとに、キッチンカーの車両に関する私見を述べさせて頂きたいと思います。

 

私が関わる事業所では、当初、軽バンとボンゴをベースにして作った2台のキッチンカーを使い、カステラや弁当、寿司等を販売していたのですが、ワゴンタイプのキッチンカーは室内空間が狭く何より高さがないため、非常に作業がやりづらいという難点がありました。

 

室内に2名以上が入り、丸一日座ったままの作業もしくは前かがみで作業するのは・・・、なかなか大変だったと記憶しています。

 

それに比べて、トレーラータイプの室内は広く低床で高さも十分確保出来ていますので、非常に作業はしやすいという利点があります。

 

ただ、牽引車とキッチンカーとを合わせると、それなりの長さになることと、トレーラーの運転に慣れるまでは少し時間が掛かりそうです。

 

私も、上記の理由で運転手として出動していたのですが、今朝はトレーラーの後方確認をしていて職員さんもトレーラーの運転に慣れたようなので、今日の夜を最後にトレーラーを引き取りに行くことは不要になりそうです。

 

キッチンカーのトレーラーは、ボール&カプラー方式が一般的だと思うのですが・・・、この方式での取り付けには、私は不安を感じてしまい、以前トレーラーをけん引しに行った時、ボールにカプラーを連結して上下にゆすってみる外れたことがありました。

 

こちらに関しては、ヒッチメンバーが付いている車両は普段いろいろな人が乗る車両ということもあり、もしかしたらボールが痛んでいる可能性がありますので、次回明るい場所でしっかり確認したいと思っています。

 

どちらにしても、キッチンカーのトレーラーは簡易なものですので、車両にブレーキがある訳でもなくサスペンション等も一般的には最低限のものなのではないでしょうか。

 

上記の理由から、キッチンカーをけん引して中距離程度は走ったことがありますが、時速50キロ以上のスピードを出すのは怖くて出来なかったです。

 

私は一般的な大型トレーラーを20歳代後半に会社を興すまで乗っていましたが、トラクタがトレーラーを連結すると安定するのに対して、キッチンカーは安定した車両ではないのでかなり慎重な運転が要求されるのでしょう。

 

最後にトラックタイプですが、本日も私たちのトレーラーを入れるまで待機してくれていた親切なキッチンカーがトラックタイプでしたが、こちらは、市販のトラックの荷台がキッチンスペースでありますので、車両に対する信頼性はメーカーの保証付きです。

 

基本的に車両高も確保されていますし、車庫入れ等も楽に出来て、何より中長距離の移動もトラックと同程度の安全性は確保されているでしょう。

 

あくまで私の私見を述べさせて頂きましたが、それぞれにメリットやデメリットがあり、車両価格や保管場所等いろいろな条件によってキッチンカーを決めて頂ければと思います。

 

最後に余談ですが・・・、以前会社を経営している時にキャンピングカーを真剣に探していたことがありますが、その時はかっこ重視でエアストリーム等のトレーラータイプばかりを探していました。ただ、今後キャンピングカーを購入出来る時期が来れば、間違いなくトラックタイプを選ぶでしょう。