ジャニーズの性加害が大きく報じられたのが
「輸入」という経緯からも
日本が子どもの権利や幸せを重視する姿勢は
残念ながら発展途上です。
日本が子どもの権利条約に
批准したのは1994年。
(国連総会で採択されたのは1989年)
その2年後に
幼児教育を専攻する大学生になった私。
大学で配布された『子どもの権利条約』
を読み込み、感銘を受けました。
そんな20世紀から見れば、
昨今、子どもの権利が主張されるように
なったのは嬉しい進歩。
もちろん諸外国と比べたら意識は低いけれど
(子どもに限らず、男女平等もですね)
男性優位の社会から進歩しつつある。
ここからハイジャンプしてほしい!
と期待しています
子どもの権利について
Xで流れてきた興味深い発信。
「大きくなったら何になりたい?」
と子どもに聞くのは、
「3ヶ月後の夕食、何食べたい?」
と同じことだ。
この「大きくなったら…?」の質問について。
・聞かれたくなかった
・言えない自分がダメなのかと思った
・障害児の家族としてはつらい
いろんな意見を目にしました。
この
将来の〜特に職業的な夢〜
を想起させる質問。
日本に根強いようです。
メキシコではそんなことを聞いても
誰も答えられない。
子どもは子ども時代を楽しむものだから
幼児期の長男と長女には
メキシコみたいに、今を楽しもう!
って価値観もあるんだよ
と話してきました。
バリバリ昭和思考の幼稚園に通っていたので
女は赤、男は青
のようなヒドゥンカリキュラム満載
(園長、乳母車とか父兄とか普通に言ってたし)
さて。NHK「おかあさんといっしょ」の
「きめたきめた」という歌をご存知ですか?
おおきくなったら✴︎ちゃんはね
⚪︎⚪︎に なるんだってさ
きめた きめた ⚪︎⚪︎
もうぜったい きめた
という歌詞📺
盛んに取り上げられたのがいつ頃なのか?
確認できませんが
神崎ゆう子さん&坂田おさむさんの歌う
カセットテープの存在からも
昭和時代からよく流れていたと伺えます。
おさむお兄さんは「お医者さん」
ゆう子お姉さんは「パン屋さん」になりたい
そんなセリフが入っていました
子どもの「文化財」としての
おもちゃ・遊び・歌・絵本などは
見えない意識を刷り込みます。
将来の夢を決めよう!
あの歌が子ども社会に与えた影響は
大きい気がします。
なぜこの歌の話をしたかというと…
私が幼児教材の編集部で働いていた頃
2歳児向けの映像教材の歌で、
こんな歌詞を届けました。
おんなじ おんなじ うれしいね
それに対して
お叱りのお手紙をいただいたのです。
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②【大きくなったら何になりたい?】が【3ヶ月後の夕食何食べたい?】ならば