レスリーは結婚して子供が二人いる。そして浮気をしている。夫の子供を妊娠して中絶しようとする。友人は止めるが中絶を強行する。
■ はじめに
◆ 登場人物(キャスト)
レスリー(アン・アーチャー) - 主人公
アイラ(-) - レスリーの夫、本作には登場しない
スーザン(メアリー・ケイ・プレイス) - レスリーの友人
フターマン(チャールズ・ダーニング) - 精神分析医
ダニエル(ジョン・シー) - レスリーの不倫相手
◆ 補足
レスリーには三人の子供がいる。ダニエルとは不倫している。ダニエルも既婚者。レスリーは、スーザンやフターマンに、自分のことをいろいろと相談する。全編ほとんど会話で進んでいく。
タイトルの「folly」は愚行。
アン・アーチャー出演の「カナディアン・エクスプレス」は「(1952)その女を殺せ/THE NARROW MARGIN」のリメイク。
■ あらすじ
スーザンと話している。レスリーはいろいろなことを話す。しかしスーザンは、レスリーの生理が遅れていることを気にしている。「生理が遅れているのに、無関心なふりは止して」「ご主人にはなんと言うの?」。
後日、レスリーは「絶体絶命だわ」と独り言。
レスリーがダニエルと会っている。三か月ほど会っていなかったらしい。その場で妊娠していることを話す。「誰の子だ?」「アイラの子よ」「旦那とも寝ていたなんて!」。レスリーは「もう終わりね」と言って二人は別れる。その後、二人が会う場面はない。
フターマンと話して、出産したくないことを話す。フターマンはさすがに精神分析医委であって、いろいろとレスリーにアドヴァイスする。「ご主人には言うべき」「経済的に問題はないだろ」「子供が好きだし」。しかしレスリーは夫には秘密裏に処理するつもりらしい。
再びスーザンと会う場面。レスリーはスーザンを相手に興奮して話す。「私には三人の子供と破綻した結婚しかない」「今までは人生も能力も人に捧げてきた」「自分の意志で生きる」。一方スーザンも激しい調子でレスリーを批判する。来週に中絶手術を予約したとのこと。
もう一度フターマンと会う。再度説得されるが、決意は変わらない。
スーザンが付き添って病院に行く。スーザンは待合室で待っていたが、突然看護師が駆け込んできた。「手術が終わった後、暴れて床に落ちた」。
出血が多く、レスリーは他の病院に運ばれた。スーザンは、レスリーがわざと落ちたと考える。スーザンはアイラを呼出した。そして事情を説明した。
アイラは、レスリーが妊娠し、それを秘密にして中絶し、さらに浮気をしていたことを知った。
その後レスリーがスーザンに電話しても、子供が「風呂に入っている」と言って出ない。
■ 出演作
◆ アン・アーチャー
(1990)カナディアン・エクスプレス/Narrow Margin
(1987)危険な情事/Fatel Attraction
(1994)汚れた選択/Leslie's Folly









