おはようございます、アルテナです。
済州島トークショーの牛島でのことが
「済州の声」という新聞の記事になりました。
とても好意的に紹介してくださっています。
翻訳文載せておきます。
こちら原文↑
壬辰倭乱丁酉再乱当時、日本に連れて行かれた朝鮮人の歴史にスポットを当てた本
「400年の長い道」のブックコンサートが16日済州牛島ブックカフェで開かれた。
この日の行事は、ソウル済州道民会のアン·ボンス諮問委員が準備し、
牛島面住民自治委員会と牛島面連合青年会が一緒に準備した。
「400年の長い道」ブックコンサートの背景には
特別な事情が存在する。
本の著者である故ユン·ダルセは牛島と縁が深い。
著者は1945年、日本の愛媛県で生まれたが、
彼の父親が牛島出身である。
牛島面長を務めたユン·ヨンユ
ソウル牛島面民会長を務めたユン·ムンユが著者と叔父関係でもある。
「400年の長い道」は一種の紀行文兼歴史書だ。
著者は1983年から20年近く日本各地を訪ね歩き
「中世の強制連行」により
やむを得ず日本で暮らさなければならなくなった朝鮮人の痕跡を探った。
日本各地から伝わる朝鮮の先祖たちの40件を超える痕跡が紹介されている。
著者は「罪のない数多くの朝鮮人が壬辰倭乱のため日本に連れてこられた。
これはまさに「中世の強制連行」だが、
彼ら被虜人が異国の日本の地でただ郷愁の念だけを抱き
ぼんやりと歳月だけを送ったわけではなかったとし、
「予期せぬ困難に振り回されながらも、その地に定着し
日本の経済·文化·社会の発展に寄与したという知られざる歴史的事実が存在する。
彼らが日本の多くの分野に貢献したことを明らかにしたい
との思いからこの文を書き始めた」
ディアスポラのDNAが刻まれた著者が
先祖の昔の歴史を追いかけ、
残念ながら故人になったが、
自身の成果を父親の故郷の牛島で紹介する話がブックコンサートに含まれたわけだ。
「400年の長い道」が韓国に紹介された過程も興味深い。
翻訳者は1970年生まれの日本人。 彼は公州大学院で修士課程を勉強し、
2011年から2014年まで高敞ハッピーデー新聞でエッセイを連載した作家でもある。
現在韓国人の夫と全羅北道に居住している。
彼女が翻訳作業を引き受け5月に韓国語版が出版された。
彼女はブックコンサートで自身が
「400年の長い道」に出会うことになった過程と翻訳感所感を明らかにした。
ブックコンサートに祝辞を送ったシム·イル代表(図書出版オムンガク)は、
祝賀メッセージを通じて
「ナカムラエミコさんはどの韓国人も関心を持たなかったその話に興味を持ったことを越えて
使命感まで持つようになった結果、
ついに『400年前の朝鮮人』たちが私たちの手に入るようになった」と強調した。
一方、ソウル済州道民会のアン·ボンス諮問委員は、
記念事業推進のために使ってほしいと、
牛島面住民自治委員長に金一封を渡し拍手を受けた。
との事。
ありがたいですね。
この本は朝鮮人の歴史だから、
思い出までも韓国人の手に返したかった。
追悼も鎮魂も出来る事なら
後孫がしてあげるのが
安らかなのではないか、と思っていました。
今、本が韓国の人たちの手に渡りました。
もう、この本は独り歩きしている
と先日電話で
著者のお嬢さんがおっしゃいました。
そうかもしれません。
私はこの本の事で、
またどこかに呼ばれて喋るのかもしれませんが
出版される前も、今も気持ちは同じ。
この本がふさわしい所に
ふんわりと飛んでいけますように
必要な人の手に届きますように
気持ちよく縛られず自由に。
風とか蝶々のイメージです。
「400年の長い道」韓国語版の本の最後のページの挿絵が
二匹の蝶の戯れ
なんだかとても好きです↑
人も物も、有るべきところに
流れていきますように~
祈りながらシング ア ソング!
皆様、本日も良い一日を~