「ピアノを頑張っている娘さんたちへ…」
とご招待いただきまして
フジコ・ヘミングのピアノコンチェルトへ行ってきました
場所はイタリア文化会館大ホール。
ドナウ交響楽団との共演ですが、大ホールほぼ満席
ハンガリーでのフジコ・ヘミングの人気ぶりがうかがえました
イタリア文化会館・・・初めて入りましたが、響きも良く、とても素敵なホールでした
歩くのもやっとのフジコ・ヘミングさん。御年89歳
ステージに上がるたった3段の階段も支えてもらってやっとやっと上がる状態なのに、
さすがピアニスト
演奏は胸を打つものがありました
3年前にもフジコ・ヘミングのピアノソロのコンサートを聴きに行きましたが、
コロナ禍を経て、また今年も聴けるとは・・・
3年前も「す、すごい」の一言だったけれど、もう、神がかっています
音が外れたり、演奏途中で迷子になって止まってしまったり・・・
などなどいろいろありましたが、
音色はやはり年齢を重ねたフジコ・ヘミングにしか出せない音だと感じました。
ショパン、ベートーベン、モーツアルト、それぞれの作曲家たちの思いを感じ取り、
それをピアノで表現しているようでした。
フジコ・ヘミングの波乱万丈の人生そのものがにじみ出るような魂の演奏。
アンコールのハンガリー狂詩曲第2番は
喜び、悲しみ、出会い、別れ、など、人生で経験することがすべて詰まったかのような
とてもドラマティックな演奏でした
19時スタートのコンサート。夕飯を早く食べてから会場へ向かったため、
帰宅後、小腹が空いてしまい
ブログ書きつつ至福の時
「ビール買ってあげたら泣いて喜んでた夫」のブログ見て、
お友達が差し入れしてくれた、このビール
めーーーーーーちゃくちゃ好きおいしーーーーー
間違えたっていいじゃない、機械じゃないんだから。
~フジコ・ヘミング~
ーー音楽家の名言よりーー
3年前