今年の夏も「伝統の朝顔」展を見に行ってきました。佐倉の暮らしの植物苑で9月8日まで開催中です。


江戸時代以降に作り出されてきた、朝顔とは思えない変わった花形や葉形の「変化朝顔(へんかあさがお)」を展示しています。(パンフより)

朝8時半の開園ですでに30度。
お盆の時期(8月18日まで)、朝8時30分と1時間早く開園しているので私も8時30分前に到着。
開演前から20台あまりの車が開園を待ち構えていました。

開演と同時に、みなさんカメラや一眼レフカメラで熱心に花の写真を撮られていました。




こちらのブログでは花の写真の紹介は少ないですが、非常に多くの珍しい変化朝顔が展示されていました。




丸い容器に水を入れて花を浮かべた朝顔

猛暑の中に涼を感じさせてくれました。



朝顔の展示場所を後にし、植物苑内を草花や樹木を見ながら散歩してみました。


ミンミンゼミとツクツクボウシが競いあいながら声をはりあげていました。

小鳥が遠慮がちにおしゃべりしていました。



 なにか見たことのある実がプランとぶらさがっていました。

プレートをみたら、やはりザクロでした。


今年も青空と白い入道雲の下、伝統の朝顔展を見にこれて嬉しいです。

来年は、変化朝顔の苗の有料頒布会で苗を購入して(今年はうっかり日を逃してしまったので)、育ててみるのを今から楽しみにしています。



【余談】

私はこの朝顔展は今回で3年目です。
最初は正木系統と出物系統や、花や葉の形の違いも全くよくわかりませんでした。
自分で育ててみたり、何度も足を運んでいるうちに、少しずつわかってきて面白くなってきました。

最近、新たに知ったのは、種をまいて双葉の形がおかしいのが「出物」で珍しい変化朝顔になるということです。私は変な形をした双葉のを除外していました💦

また、昨年、苗から購入した朝顔(変わった葉の色が濃く厚みがあってしわしわだった)は、種が一粒もできませんでしたが、「出物」だったようです。

先日から疑問に思っていたことを植物園の方に聞いてみました。
青い朝顔からとれた種を翌年まいて、花が赤色になることはないらしいです。
私の育てる時のネームプレートのつけ間違いによる管理ミスのようでした。

 
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