タイトル誕生のひみつ | 湯浅玲子 An die Musik~音楽に寄せて

湯浅玲子 An die Musik~音楽に寄せて

音楽学・音楽評論に関する執筆活動と、
杉並区阿佐ヶ谷の楽典とソルフェージュ、楽曲分析のための音楽教室「アルス・ノーヴァ」をご紹介しています。

こんにちは。

 

最近の感染者の増加で、

夏休みの延長が決まった自治体もあるようです。

=宿題の提出期限が延びる、ということですね。

「いいな~!」と言っている人が、家にいますけれど、

それは・・宿題が・・ということなのでしょうか。

怖いので聞かないことにします。

 

「ムジカノーヴァ」9月号特別付録ポスター

「ヴィジュアル音楽史」

 

今日は、タイトル誕生の話を書きたいと思います。

 

ポスター製作は、情報の整理とデザインとの折衝に追われていて、

タイトルを決めるところまでなかなか辿り着かず、

8月号に予告が出る直前に決まりました。

タイトルを決めなければ、と思いながら、

良い案が浮かばなかったという事情もあります。

 

編集長とのやりとりも「音楽史ポスター」で固定されていました。

 

ある時、「piano作曲家ツリー」と雰囲気が似た名前がよいのでは・・・

と、「作曲家ツリー」という言葉をよ~く眺めていたところ

 

「漢字(もしくはひらがな)+カタカナ」

という組み合わせは、

ドラえもんの道具と似ている!

ということに気が付きました。

「どこでもドア」「たけコプター」「タイムふろしき」・・・

 

そこで、子供部屋から拝借。

(もう対象年齢ではありませんが、まだまだ手放しません)

 

道具一覧が掲載されている「索引」を

ヒントになるものはないか、隅から隅まで丁寧に目で追いました。

あれこれ候補が浮かんできたのはこの時でした。

 

道具大事典に「ヴィジュアル」も「音楽史」も

載ってはいなかったのですが、

この本は、たくさんのインスピレーションを与えてくれました。

 

大切な参考文献です!

 

ポスター製作に使った音楽関係以外の参考文献、他にもあります。

次回、紹介したいと思います。