No sleep 'til Roppongi -5ページ目

海外サッカーとヴェルディと私

去年の試合、負けるなんて全然思わなかった。

ベッカム?ジダン?ロナウド?それがどうしたってんだ。

ココは俺達のホームだ。一泡も二泡も吹かせてやれ。



初めて海外サッカーというものを見たのはトヨタカップだったと思う。それから能動的に情報を得ようと触れた媒体が、代表目当てで買い始めた『Number』だった。確かボスマン裁定で欧州の移籍市場が混乱しだした記事が載っていたように思う。規制が緩くなれば貧富の差が大きくなるのは、今の日本を見れば自明の事であるが、一サッカー選手に何十億もの金銭が動くなんて当時は現実感のない話だった。


我が家は意外と新しモノ好きでWOWOWも登場と同時にすぐに加入した。そのため中田のペルージャ移籍初戦のユベントス戦も最初から最後までちゃんと見れた。

元々洋楽を好んで聴いていた私にとって、海外サッカーはまた違った面から異文化に触れるような気持ちになった。だからハマルまでは早かった。ワールドサッカーダイジェストなど海外サッカー雑誌を読み始め、嬉々とクラブ名や選手を覚え、今では常識となったシステム論を分かった風な振りをして語ったり。


それでもJリーグのレベルが低いとか面白くないとは思わなかった。ドーハが入り口だった私にとっては、ゴンやカズ、福田のいるJリーグはとても魅力的だし楽しいものだった。

ヴェルディと出会ってからはもう海外サッカーは積極的には観なくなった。勝った試合を何回もビデオで見返したり、ハードディスクレコーダーなんて便利なものが登場してからはゴールシーンを編集して、押し付けがましく友人に見せたりしている。とても楽しい。

だから昨今の海外サッカーブームには思いっきり乗り遅れたし、追いかけると言えるほど観てはいない。



力の差を認めるのは本当に悔しい。ジダンのマルセイユルーレットを目の前で見せ付けられたときは、現実を突きつけられたような気がしたが、それでも森本のロベカル抜きや玉乃の飛び出しなど可能性もいくばくは見られた。

まさかここまで不調に陥るとは思わなかった今シーズン。今回の試合は自分の中でどう位置づけるべきを整理できない状態だ。それでも何かを期待しているってのは本当に自分でもバカだと思う。しかしクラブを応援している人間なら何も期待しないというほうがおかしい。

とは言っても今回は守備のほうを注目することになるだろうけど・・・。

フォークランド紛争の逸話を聞いたときは、心が震えた。

レアンドロから引き継いだ最初の試合、フラットな4-4-2。リアリスティックな戦術を見て安心と共に期待をした覚えがある。引きこもりだの揶揄されたりもしたが、それはほんの最初の頃だけだ。

勝利を重ねて選手が自信を付けるとともにラインが徐々に上がっていき、そしてポゼッションサッカーを取り戻した。

去年の2nd名古屋戦での完成度はそれはもう凄まじかった。桜井という稀有な才能がいたのもその要因だったが、あれを観たときは世界のどこに出しても恥ずかしくないサッカーだと思った。あれを見せてもらっただけでもサッカーファンとしては幸せだ。

優勝争いもしたし、首位に立ったこともあった。天皇杯でも優勝出来た。夢をたくさん見させてもらった。


解任もやむなしと思ってたが、実際にニュースを聞いたときはショックだったし、なんとも言えない寂しさだった。そしてなにより悔しかった。ああ、俺はオジーにこんなにも思い入れがあったんだ。


ファン感で一緒に写真を撮ってもらったとき、頭一つ低いオジーを見てこんなに小さいんだなと思った。この小さな身体でワールドカップで活躍し、優勝したんだな。とても紳士的でもあった。腰に手を回されたときはちょっとビックリしたけど。


プロが結果を出せなければこういう結末はいつでも待っている。それでもサッカーは続くし、チームは続いていく。

ただただ、感謝だ。ありがとう、本当にありがとうオジー。



世界クラブ選手権で会える日を楽しみにしているよ!


友達ならアタリマエ!とアルシンドは言った(J1リーグ第15節神戸戦)

周囲の人々が微笑みを浮かべながら、紫煙をくゆらせる。

前半終了後満足感ではなく、安堵感に満たされた。やっと暗いトンネルを抜け出せたのかと。

神戸の稚拙な攻撃にも助けられたが、ワシントンが得点以上に仕事をし、山卓SBの4バックも安定していた。


だからこそ後半の惨状が一層の失望を生むのだ。


混乱の極みだ。

システム変更がもたらしたものなのか、選手相互の話し合いが足りないのか、オジーの指示が曖昧だったのか。それはわからないがチーム全体が一気に後退する。

終盤の消極的姿勢は目を覆いたくなる。怒号が上がるバックスタンド。周囲と同様、とても拍手する気にはなれない。



サッカーは一試合の結果だけ見て語れるものじゃない。ましてやスタジアムに行かず新聞やメディア等の報道を読んで、分かった風に語れるものでは決してない。(専門誌でさえ自分の印象や評価と違うということはある。)


サッカーが文化といわれるのは試合内容だけがサッカーではないからだ。

『残業を上手く回避し、京王線で初観戦であろうカップルの期待感にあふれる会話を聞き「楽しんでくれよ」と思いつつ、駅に降りて少ないながらも緑のマフラーやレプリカが見えつつ期待に胸躍らせ、前半の試合内容に浮かれ、後半の酷さに閉口してとぼとぼと家路に向かい、新宿駅で笑顔の柏サポーターとすれ違い、「まさかな・・・」と思いつつ、乗り換えた電車で浦和サポーターの愚痴やぼやきが耳に入り、「ヴェルディはどうだったのですか?」と聞かれ、苦笑いしつつ「ドローでした・・・」と答え、同情の目で見られることに軽い屈辱を覚え、家に帰って自棄酒を飲みながらネットを見て、選手や監督のコメントに憤慨し、朝の通勤電車でサポーターがバスを囲んだという朝刊の記事を読み、驚くとともに無理もない・・・と思う。』

こういった周囲の出来事、スタジアムの雰囲気、全てを含めてこそサッカーだ思う。


はっきり言えば、選手や監督を愛しているわけではない。ヴェルディというクラブを愛しているんだ。

そのクラブが墜ちていくのを、黙って観てられるというのか?

バスを囲むのだってその想いが行動に出ただけのことだ。そんなこと彼らだって良くないとわかっているよ。そんなの当たり前だ。それでもそういう行動に出てしまうほどのショックだったのだと思う。

だいたい、新聞やメディアをなんの疑問も無く鵜呑みにしている人間がいるのに驚く。まったく素直というかなんというか・・・。一つを切り取って判断するのではなく、今までの経緯や現場の空気、それら全てを含めて判断するのが賢明な人間のすることだ。

じゃあこの人の話 は信じられるのか?と聞かれれば、私は信じるよ。今まで書いてきたことから信頼たる仲間であると思うからだ。


ああいう行動に出てしまった仲間を非難するのは、とても悲しくて、さびしいことだ。



上手くまとまらないが、何が言いたいかと言えば、要はまたミンナで頑張っていきましょう!ってこと。

今日もいつもの試合前のように私は懲りずに、磐田に勝てる気がしている。

愚者は自身の経験からも学ばない。

FCフロントのお詫び

まったく、呆れるばかりだ。自己弁護、責任転嫁、責任放棄。

もう少し東京ガスはまともな企業かと思ったが。

今言いたいことが落書き事件へのエントリー と変わらないっていうのが、自分でも驚く。



星見さんが早く良くなってくれることを願うばかりだ。

ヴェルディサポーターのプライド(J1リーグ第15節FC東京戦)

私がサポーターになったのはそれはもう偶然だったわけで、たまたま暇だった夜に国立で観戦したのがキッカケだった。ヴェルディはサポーター少ないなあと思いながら、鹿島側が大挙して訪れて、大きなコールしてるのに見入っていた。

エジムンド以外は知らない選手ばかりだったが、エジを中心とした素晴らしいサッカーに大興奮し、ビビビッ!(古いね)と脳天に雷が落ちたようだった。


それから4年が経った。


FC東京を知ったのは、ヴェルディを観てからであり応援は声も大きくいいサポーターだと思っていた。

おかしくなったのは2年前のダービーのアウェイゲームからだった。飯尾がロスタイムに同点ゴールを決めた試合だ。試合前に煽りに来て、棒を投げた。今まで続く愚行はみなさんご存知の通り。

サポが多いという一点だけであそこまで自意識過剰で愚行を重ねることに、みんなも呆れること、怒ることを何回も繰り返しただろう。


そして昨日。

FCはフロントもサポーターも見事なまで堕落していった。

試合後のゴール裏を見れば、一目瞭然。

結局は我々が勝ったのだ。胸を張っていえる。我々は最高のサポートをし、これからもし続ける。

これからどんな横槍が入ろうと、どんな妨害があろうと選手を鼓舞し続ける。



それが俺たちのプライドだ。

ミンナはどうするの?

友達が仲間が、苦しんでいる。何度も喜びを与えてくれた友達が。


週一度会って、一緒に涙を流したり、喜んだり。たまには喧嘩もするし、言い合いにもなる。


友達は謝る。酷いものを見せてしまったと。


そりゃあ腹が立つ、文句も言いたくなる。お前の事なんかもう嫌いだ。ふざけるな。


次の日起きてみて、ちょっと言い過ぎたかなと思う。期待しているから、好きだからこそ言ってしまう。



人数は少ないがいつでもどんなときでも私達はお前達の味方だ。


勝たせるなんておこがましいことは言わない。ただ一緒に闘わせてくれ。


応援することでお前達が少しでも動けるのなら。息が切れたときもう少し頑張れるのなら。



オレはやる。最初からそのつもりだ。



ホームゲームの意味(ナビスコ杯第6節ガンバ戦)

もうはっきり言ってしまえば、予選突破があろうがなかろうが「ホームで」いい試合をしてくれれば、それでいいのだ。星見さん田中さん の言うことにはまったく頷ける。チームのこれからを見据える試合として行った人達も多かったはずだ。


もうとにかく遅い。全てが遅すぎる。ガンバのプレスがキツイのに、なぜ数タッチでのんびりとボールを扱うんだろう?簡単に潰され、スペースに要求する選手にはボールが入らない。

選手間の距離のアンバランス、スペースを無視したサッカーなど悪い点はいくつも見つかる。

一番の不安は選手が自分勝手にプレイしている風に感じ、何試合も前からの懸念事項がまったく改善されていない気がすることだ。修正するなら一番のチャンスだっただろうに。

正直、数年前にタイムスリップした気がした。


試合後のコメント 見て愕然とする。観客席からの非難やブーイングに対する反論なのか?あれでいい内容とでも思っているのか?

川崎戦でのゴール裏とピッチの一体感は幻想だったのか。

いや幻想でもいいんだ。勝手に我々サポーターがそう思ってるだけでも幸せなのだ。

だが、今節ほどスタンドとピッチ上との距離を感じたことはなかった。


サポーターなんてものはチームが勝とうが負けようが調子良かろうが悪かろうが、次こそは!と信じてまた足を運ぶものだ。しかしこの試合に関しては次に繋がるなんてものは見えなかった。


良かったことといえば、思ったより観客が入っていたことだ。

スタッフの方々の努力は実を結んでいたのか、サッカー観戦初体験という人もいたようで。

帰りには「こんなに面白いと思わなかった。次もまた来よう!」という声も聞こえた。(ただ、「次は浦和レッズを見てみたいな」と言っていたのだが・・・・)

ナビスコ敗退決定後だったが、だからこそ今回来た観客のためにも勝ってほしかった。ワールドカップ予選突破の余波を受けてきた人達もいただろうし。



負けられない週間

大黒がキレのある切り返しからゴールへとボールを流し込んだ瞬間、自分でも驚くほど喜んだ。

バーレーン戦をうたた寝しつつ観ていた自分からは想像出来なかった。やはり「W杯予選突破」というのはイイものだ。

代表に対して一歩引いた目線で見ていた自分に「いろんなところのサポーターが一緒応援出来るところが代表のいいところだ」という青臭く聞こえる友人の言葉にも、突破した今となっては素直にうなづける。

私は日本代表ではなくジーコJAPANが気に入らないのだなと再認識した。


遡って川崎戦。

大雨の中、素晴らしい一体感を見せたピッチとゴール裏。子供の頃、台風が来るときのワクワクした気持ちにも似ていた。悪天候という環境を共有するのは、いつもより一体感を生み高揚感も生み出されるものなのかもしれない。

売店に温かい飲み物が売ってないのはアウェイの洗礼か。寒いのは予想出来たのだからか用意しておいてくれよ・・・。

今期一番気持ちの見えた試合だった。両チームとも負けられない状況で意地のぶつかり合い。惜しいシーンも危ないシーンも何度もあった。ワシントンはゆっくり休んでくれ。審判に対し不信感があるのは我々も同様だが、それで調子を崩すことが一番の心配だ。



ミリオンダラー・ベイビー(ナビスコ杯第4節広島戦)

イライラするものが2つあった。チアスティックと林だ。



玉乃と久場はよかった。玉乃は確かな技術で必ず前を向こうとする姿勢がいい。久場は想像していた以上にスピードがあった。そしてワシントンのあまりにもディフェンダーに気の毒なゴールでドローに持ち込む。

ゴール裏はブーイングで選手を迎えるが、そのあとコールを送る。この姿勢には本当に共感した。「叱咤激励」とはこのことじゃないか。代表のサポーターも見習ったほうがいい。


しかし林は心配だ。ミスがあるのはいつものことだが、なにより周りが見えていない。広大なスペースが中距離にあってもまるで気にも留めていない。大悟や山卓以上に林に休養が必要なのではないか。まだ老け込む歳でもないが、これだけフル出場続けていれば毛根以上に疲れているはずだ。まだまだ頑張ってもらわなければいけない。


チアスティックが配られているのを見たときは少しガッカリさせられた。そうじゃないんだよ。それじゃあスタジムの熱は高まらないんだ。しかしながら、バックでもゴール裏の応援に合わせてほとんどの観客がチアスティックを叩く。

ああ、これはこれで一体感は出ているな。悪くない。もしかするとゴール裏とバックの一体感が今までで一番感じられたかも知れない。結局ずっと持っているのもツライらしく、途中から拍手に移行する人も出てきた。これは応援の入り口としてはいいかも。

最終的にはスタジアム全体で拍手するようになればいいのだ。

 

それにしてもワシントンだ。劇的ゴールも素晴らしいが、子供達の人気を一手に引き受けている。バックにいた子供達が可愛らしい声でワシントンを呼び続けると、こちら側まで来てくれた。

ACLを迎える来年は必ずチームに残留してほしい。そのためにはナビスコ賞金一億円と子供達の声援が必要だ。喜び組よろしくワシントンキッズを組織したいものだ。

 

 

あいかわらず勝ちきれず、敗北もすんでのところで回避する。このもやもやした気持ちも慣れてしまった。

このままじゃすっきりしないなあと思い、気分転換に映画でも見ようとタオルマフラーを身に付け池袋を闊歩する。さすがにこの時間ヴェルディ臭を漂わせているのは私だけだ。

そして映画を見終わったあと、余計にもやもやしてしまったのだった。(イヤ、いい映画でしたよ。)

俺達は夢を見れる。

スタムのマークをワシントンは振り切れるのか。スピードなら相馬はカフーに勝てるな。ジェラードの飛び出しを林のファンタジーで止められるか。ガットゥーゾと山卓のマッチアップを見れたら失禁モノだな。シャビ・アロンソはケビン・ベーコンにそっくりだ。

そんなこと思いながらチャンピオンズリーグ決勝を観ていた。


すでに私の計画(=妄想) はガラガラと音を立てて崩壊。

結局、横浜はACLは予選敗退してしまった。あちらとしては勝手に期待されては困るだろうが、是非とも勝って欲しかった。大陸のクラブは国家として戦っていた。国家総動員だ。

正直言って横浜は気の毒だった。連戦中に対戦したウチが言うのもなんだが、やはり協会、Jリーグ、日本サッカー界全体でバックアップすべきだったように思える。代表よりも金にはならないが、将来の投資と思えば安いはず。しかしチェアマンの呑気な発言は、クラブサポーターにとって神経を逆なでするに充分だった。

 

今の日本ではクラブとサポーター以外のバックアップは期待出来ない。あるとしたら日テレくらいだろうか。

しかし、仮に今年出場していたとしてもとても勝てる状況ではなかっただろう。ただでさえフィジカルサッカーには弱いヴェルディ、ナイーブさも伴って予選突破は至難の技だ。ナビスコ予選くらいで苦戦していては世界制覇など鬼が笑う話だろう。だが、今のチーム状態からいえば、リバプールより広島のほうが強敵に思えてしまう・・・。

それでも国際Aマッチなんて生ぬるく思えるほどの、あの完全アウェイの状況は来年には確実に我々に訪れるのだ。

 

今私に出来ることは・・・なんとか遠征費を工面しなければならない。

株でもやるか・・・。