Eittoness
京都「すみや亀峰菴」ひとり旅の夕飯
2022年8月のある日
宿帳によると実に4年ぶりだそうです
京都亀岡の湯の花温泉
「すみや亀峰菴」
まだ、ひとり旅が主流じゃなかった頃
ひとり旅にプランを出されていたお宿です
お食事は
おくどうさんのある
1階レストランの個室
こちらのお宿
なんたってお料理が美味しい!
京都の山奥にあるのに
新鮮なお魚がいただけます
なんと!
私の好きな
「ハモ」に「あゆ」が出されるようです
ひとりでゆったりと個室
そしてお品書き
こちらのお宿は
オーストリアワイン推しですの
誰かと一緒ならば
1本空けたいところですが
流石にひとりじゃねぇ
まずは白ワイン
そして【八寸】でスタート
なんと彩が良いのでしょうか
でもやはり
ワインとの相性は、違うと思うの‥
なので
ビールに切り替えました
日本酒でも良かったのですが
喉を潤したくて
八幡巻きがめっちゃ好みでした
次は【碗物】
タコの真丈に大好きな冬瓜
生姜風味が最高です
エアコンで冷え切った
身体の芯まで温まりますよ
やっぱり日本酒にすれば良かったかも
出汁と日本酒って合うんだよ
【向付】お造りです
中トロ?大トロかも
おおってあるのは
オクラの花びらです
オクラの花って大きいんですね
こういう、なんだろう
あしらいという楽しみがある
歳を重ねるごとに
会席料理が好きになる
勿論食べられますよ
美味ですとも
穂じそを醤油に入れて
お刺身をつけるのだけれど
わさびとほぐした穂じそを
お造りに乗せて醤油をつる
この食べ方が好き
お終いは
口の中に脂が広がる大トロを
シソの葉っぱで巻いていただきます
ひとり酒がすすみますとも
隣りのお部屋は家族連れのよう
時々、男性の話し声だけが聞こえる
よく喋る旦那だなぁ
なんて思いつつも
食に夢中の私の耳は開店休業中です
食に集中できるって幸せ
【温物】
賀茂茄子の田楽味噌
ほんと熱々
熱いもは熱く
冷たいものは冷たく
っておもてなしの極意だと思う
出されたほうは
間髪入れず食べ始める
これに尽きる
【替わり鉢】
鱧の小鍋仕立てと九条ネギ
お給仕の男性が
お出汁まで全部飲み干す
お客様もおられるという通り
一雫も残さず飲み干してしまいました
大好物の鱧と九条ネギと三つ葉ですよ
もう、これに勝る鍋はない!
【焼物】
小鮎です
頭からかぶりつきます
外はカリッと中はふんわり
余すところなく全部いただきます
【冷鉢】
フルーツトマトと亀岡牛
オクラ とうもろこしのすり流し
これがワインに合いそうと思います
お肉の脂がお口の中に広がるぅ
最後は【ご飯とお香】
かまど炊きのごはんは
ほかほか艶々
赤だしともとっても合います
お代わりしたいほどでした!
最後に
【水物】
抹茶アイスクリームに白玉餡子
黒蜜をかけていただきます
いやぁ
女性のハートを撃ち抜きますな
ご飯をお代わりしなかった理由
帰りにお土産の
稲荷寿司が振る舞われるからです
桑の葉っぱに
ほんとは
お夜食にいただくものですが
美味しいを知ってるので
待っていられず
部屋に帰って速攻でいただきました
あぁやっぱり
この宿にして良かったと思うのです
京都駅から亀岡まで
快速で20分ほど
途中保津川下りを車窓から眺め
段々と非日常になっていく
わが家から近くて最高の宿です
京都奥座敷
「すみや亀峰菴」の何もしない
ひとり旅
⬇︎
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