ツバメとの旅、関東ラストは靖国でした。
ツバメとの旅はまだ続いていて、関東巡礼から少し間をおいて、今度は玉置神社さん@奈良へ。
「あと20年くらいして、とーさん(うちのダンナ様)免許返納とかして運転することが出来なくなったら、ツバメが私を玉置さんに連れて行ってね」と、前々からお願いしていますが。
その時のために、一度練習のためにも玉置さんに行っておいて欲しいなーとか思ってました(気が早い?)。
まぁそんなことよりも、
「他の神社で御朱印書いて貰うのに玉置さんの御朱印出したら、へぇ~!って言われたことあるわー」
なんて話をしたら、「玉置神社ってそんなすごい神社? そこの御朱印帳持ってたらすごいって思われる? 欲しいな、是非行きたい!」
とツバメ、動機不純で行きたがりましてねぇ。
ある日、女の子と玉置さんに行ってくると言って、早朝から家を出て行きました。
だけどしばらくして帰って来るではありませんか。
「車乗ってしばらく運転してたら、急に気持ち悪くなってきて帰ってきた」と
その日はとても寒い日で、玉置山、雪積もってるんじゃないかな、うちの車のタイヤはチェーンもないしスタッドレスでもないから、心配だなぁ・・・と思っていたのですが。
(私が止めても「大丈夫!!」と言って、聞きませんからね、ツバメは)
たぶん神様が「今日はその車じゃダメ!」と、ストップして下さったに違いないと思いました。
(神様、ありがとうございますっ)
そして、随分日が経ってから改めて私と行くことになり~
行く前日はこれまた寒い日が続いていて大丈夫かな?と心配しましたが、行く日はものすごく気持ちの良いお天気で、たぶんこれならタイヤの心配も大丈夫かな、って感じで~
GO!
(ただし、前日までは普通タイヤは通行止めされていた形跡がありました)
玉置山に初めて来たときは、多数の巨木の群れに圧倒されたんです。
御神木のしめ縄がない木でも、どの木をとっても御神木級の歴史が刻まれたすばらしい大木だなぁ、と。
でも今、来る度に木が少なくなってきてるなぁ・・・と
立派な太さの木が全然なくなっちゃってます・・・
自然災害の被害がハンパない昨今、危険そうな所の大木を排除して新しく植えて育てる、そう言ったことが必要なのかもしれません、とても残念ですけど。
そんな玉置山で育ったけれど災害で倒木した、もしくは事情により切ることになった玉置の木々で、念珠が作られ、授与所にて御分かちいただけるようです。
この日は実は、玉置神社境内にある三柱稲荷さんの初午祭
この日を狙ってきたのですよ。
10時から開始で、駐車場に着いたのが10時前。
駐車場からちょっと歩くので、焦って向かいました。
日差しはとても暖かかったのですが、前日までかなり寒かったのでね、あちこちにつららの姿が見られました。
でも暖かいので、ポタポタとしずくが落ちて、溶け出してきています。
そんな姿を見られるのも、一年の内でほんの数日、もしかして今日だけ?かもね~と話していました。
貴重よね。
本殿にまずはご挨拶して、すぐ三柱稲荷さんへ向かいました。
宮司さんや神職さんの祝詞、そして巫女さんの舞など、既に始まっていました。
人も集まってます。
(なんだかんだ、三柱神社の写真、撮り忘れ・・・)
私達は当然立ってその様子を見学させていただきました。
終わってから、おぜんざいが振る舞われました。
ちゃっかり頂きました~
暖かくて美味しい♪
お餅がサイコーに美味しい!
ツバメはさっさと食べて、もう一度三柱稲荷さんの方へ戻って行ったのですが、すると御餅投げが始まりまして~
私も慌てておぜんざい食べてしまって、参戦!
私もツバメも、たーくさん紅白もちいただけましたよ!!
写真ではわかりにくいですが、それぞれの袋に10個前後はいただきました。
投げられたお餅の中には、数字の書かれた物もあったそうです。
その番号によって、「当たり」の景品?も頂いている方がいらっしゃいました。
私達のお餅には1個もなかったので、残念!
日頃の御礼もしたくて、今回もお酒を奉献させていただきました。
玉置さんでは授与所の横で、お酒の奉献の受付をして下さるので、重いお酒を家から持っていかなくても大丈夫。
もちろん、奉納したいお酒がある方は、持参のお酒を奉納するのも受け付けて下さいます。
今回、奉納酒のお値段がかなり上がっていてちょっと怯みましたが・・・
奉納をお願いすると、お下がりの御神酒がいただけます。
しかも奉納したお酒と同じ、一升瓶でです。
よくよく考えるとそれは、どなたかが奉納したお酒のお下がりなのかもしれませんが、いずれにせよ神様にお供えされたものを頂けるわけです、一升ものお酒!
とてもありがたいです~
あ、ところで、三柱神社の御祭神は
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
天御柱神(あめのみはしらのかみ)
国御柱神(くにのみはしらのかみ)
の三柱です。
倉稲魂神が祀られていることから稲荷社とも言われていて、眷属の狐さんもたくさん祀られています。
でもココ、稲荷信仰が盛んになる前から、地元の神様が祀られていたとのことです。
ここの白狐さんの像は、ちょっと怖い顔に見えますが、強くて暖かい感じがします。
少し戻って、大杉さんにもご挨拶~
そうそう、授与所でツバメ、無事、念願の御朱印帳をいただけました。
おそらくこれが一番の目的で、この神社まで来たのでしょうからね。
よかった、よかった。
そして忘れちゃいけない、本堂裏手の神代杉や夫婦杉にもご挨拶。
神代杉さんは、これまで随分私、子育てにおいての悩みを聞いて貰いました。
この日、ツバメの立派な姿をいて頂いて、こうして仲良く参拝しに来ることが出来て、感謝の気持ちでいっぱいでした
この日はダンナ様が一緒ではありませんでしたが、おかげさまで仲良く元気にやっていますと、夫婦杉さんにも報告しました。
さて、いよいよ玉置さんの山頂に向かって登ります。
まずは西真王水神さんのところで「今から登らせて頂きます」とご挨拶
道中、出会ったご婦人方に「まぁ!」と驚かれるツバメ。
頂いた一升瓶を持って山頂に向かっていました。
「私達、上る間預かって下さいって言って、社務所に預けてきたわ~。
君エライねぇ、一升瓶もって上るなんて。
御利益あるわねぇ~」と褒められてました
あちこちで、やはりつららが残っています。
そんなに寒くはないけれど、木々に覆われて日陰が多いからでしょうね。
玉石社では、行きも帰りもツバメ、熱心に手を合わせていました。
人が少ないのでゆっくり手を合わすことが出来ました。
上るペースがおばちゃんと若者男子では違いすぎます。
先に進んでもらい、私はマイペースに上っていきます。
一人の方が、心の中でですけど神様とたくさん落ち着いてお話しが出来ますしね。
そして、頂上へ!
△地点は登った証拠ですね。
とても気持ちの良い空気、人も登ってきません。
存分に玉置さんの山頂の氣を満喫しました。
私には結局見えなかったのですが、この山頂でツバメ、青い鳥を何度も見かけていました。
青い鳥って、本当にいるの??
「ほら、あそこ!」って言うんですけどね、早すぎてしっかり「青い」と確認できなかった私です・・・
幸せの青い鳥を山頂で何度も見たツバメ、この先良いこといっぱいあるのかもしれませんね~
そして
なんだと思います、下の写真。
地面の中の、つらら?のようです。
氷なんですよ。
葉っぱと葉っぱの間に水分がたまったのが、急速冷却でもされたんでしょうかねー
とても不思議で美しかったです。
寒い地方ならこんなのよく見かけるんでしょうか?
私は初めて見たので感激しました
また別行動で下山したのですが、ほとんど人に会わずでして・・・
神様といっぱいお話しできるしうれしいなーとか思ってたんですけど、だんだん「今熊とかイノシシ出てきたらどうしよー」とか思い出して、だんだん怖くなってきて早足下山。
最後は白山社の菊理姫さまにごあいさつ。
(本当はここから行って、最初にご挨拶するべきかも)
気がつくともうお昼過ぎていて、何か美味しいところ~と思っていたけれど、ツバメのお腹が持たなくて。
玉置神社入り口の食堂で、おうどんの良い香りがしてきたのでそちらへ寄りました。
秋刀魚寿司やめはり寿司も頂いて、大満足のツバメ。
山伏のような店主のおじさんの話も興味深く。
「熊は出ませんなぁ」と言うことでしたので、今頃ホッとしたのでした。
帰路途中、公衆天然温泉にも入って心も体もスッキリほっこり。
ダンナ様と一緒だと、欲張って他もあちこち寄り道するんですけど、やはり初めて玉置さんまで来てくれたツバメは少々お疲れ気味。
無理はさせられません。
素直に帰ってきましたよ。
これにてツバメとデートは終わり。
ツバメ、飛んで行っちゃいましたー
読んで下さってありがとうございます~